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ミリオタ高校生が異世界へやって来た!  作者: カトユー
帝国の成立
37/87

第36話 アルノーツ村併合

 今回はとてつもなく面白くないです。ハイ。

 いや、いつも面白くないと言われたらそれまでですが(涙

 降伏文書に調印してから一週間。早くもアルノーツ村との間に条約(アルノーツ条約)が結ばれた。その主な内容は、アルノーツ村をシュヴァルツェルナー帝国に併合するということだった。これに関しては、異論は出ずあっさりと決まった。他にも細々とした決まりとかが並んでいるがここでは触れないでおこう。

 一週間の間、我々は瓦礫の山となったアルノーツ村の復興作業をしたり、飛行場の設営をしたりした。とは言っても、飛行場の方はまだ整備が終わっていないが。

 長いこと話していなかったが、スキルのレベルはかなり上がった。(不本意ながらアルノーツ戦で多くの人間を倒したからだろう。ちなみに、アルノーツ村の死者・行方不明者は68名だった)

毎日、水4万リットルは召喚出来るし、燃料であっても2.5万リットルは余裕だ。また、乾パンであれば1万枚を毎日召喚出来るようになった。


 そこからまた、一週間が経った。流石に半月も過ごせばアルノーツ村のことが段々と分かってくる。まず、アルノーツ村の概要だ。アルノーツ村はライノゼ王国の最北端に位置する集落で、シュヴァルツェルナーの森は目と鼻の先だ。昔は、シュヴァルツェルナーの森から時々出てくる魔物を監視するために砦があり、中々栄えていたようだがここ百年の間は魔物が見られなくなったので砦は廃止され、僅かな人々が残って生活しているそうだ。今は中央から忘れ去られ、ひっそりと暮らしているようだ。現在は154人の村人がここに住んでいるらしい。先の戦闘で村人の三割が亡くなったのか……。

 主要な産業は農業で(というかこれしかない)農閑期に、小物なんかを作って稼いでいるらしい。

 農業に関しては、主食のパンを作るもととなる小麦とライ麦から生産されている。前者は主に領主向けの納税用で、後者が自らの生活用だ。しょうもない話、実は小麦パンよりもライ麦パンの方が栄養価が高かったりする。だからどうした?って話だが。

 ここまで長々と話したが、要は154人の人族とその居住地周辺(滋賀県くらい?)が帝国に加わったってこと。滋賀県くらいって、割と広くね??


 ともかく、アルノーツの人々が帝国に加わったことで名実ともに帝国を名乗れるレベルにはなった。ちなみに、領土は広い(日本がすっぽり入るくらいの森)だが人口は600人をギリギリ超すか超さないかってところだ。人口密度ヤバいな。


 二週間かけて設営した前線飛行場もどき(1100m滑走路のみ)が出来た。飛行場ができてすぐに、我々は侵攻してくるであろうライノゼ王国軍を迎撃するため、帝都へ帰ることとなった。アルノーツ村に別れを告げ、召喚したC-47に兵士と共に乗る。この機体は、米・ダグラス・エアクラフト社(現ボーイング社)が開発した傑作旅客機のDC-3の軍用輸送機型である。この機体には、武装した兵士28名を乗せる事が出来る。我々なら3往復で全員が帝都に帰還することが出来る。

 輸送機に分乗し帝都へ帰還した我々は特に歓迎されることもなく、それぞれ兵舎へと帰っていった。自分はそれを見送ると足早に総司令部庁舎へと向かった。戦勝報告とライノゼ王国軍の動向を知るためだ。

 司令部庁舎に着くと、皆が待っていたかのように整列していた。自分は彼らに敬礼を返すとそれぞれ、持ち場へと去っていった。

 執務室に入ると早速、偵察部隊からの報告が上がってきた。それによるとライノゼ王国は宣戦布告から一週間経ってようやく出撃部隊が編成され王都を進発したそうだ。その数3万。それなりの兵力を以て我々を攻撃するそうだ。というか、それって最強の第一軍団では??どうせ、レベッカがこいつらは隠し玉を持ってるかもしれないとか言って、過剰な兵力にしたのだろう。そんな大軍だが、人数の多さもあってゆっくりとした進軍らしい。ここに着くのは早くても1ヶ月後らしい。遅い……

 ついに「」ゼロへ…

 次は絶対会話文入れます!そして、ライノゼ王国第一軍団との戦いです!

 作者がテスト期間に入るので、次話がいつになるかは未定です!

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