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ミリオタ高校生が異世界へやって来た!  作者: カトユー
いざシュバルツェルナーの森へ!
22/87

第21話 Selbsteinführung!!

どうもー!どうもどうもー!カトユーです!

(某世界の果てまで行くクイズ?番組感)

一月近くサボタージュをキメてましたがまた投稿していきます。(土日投稿)

また、第一章の見通しが出来たので頑張って文字にしていきます。

(作者は大抵見切り発射)

 今、自分の前には痩せ衰え、生気が失せた眼差しのエルフが何十人、百人以上いる。自分がこの集落に着いて早々、ディッカーがエルフ全員を呼び集めた。当然、この国では人間の言うことは絶対だ。エルフ達はすぐに集まってきた。ただ、自分を見て怪訝な表情になった。大方、「何でこいつがいるの?」とか思っているのであろう。


「今日集まってもらったのは、この開拓地のリーダーを紹介するためだ」


 とディッカーが話始めた。エルフ達はざわついた。なんだあいつ(自分のこと)が俺達のリーダーなのかと落胆しているような感じだった。

 くそ~、自分で悪かったな!


「で、こいつが新しいリーダーのハルノリだ。ほら、なんか挨拶でもしろ」


 はあ?ここで自分に話を振る?


「えっと······。

ご紹介に与りました、ハルノリです。よろしくお願いします······」


 気まずい!

 だいたい、ついこの間まで一緒に行動してたし、同じ敗者の括りだよね?


「これからは国は口出ししないから、ハルノリの言うことに従ってくれ。以上だ」


 そう言ってディッカーの話は終わった。え?自分にすべて丸投げなの?話に聞いてなかったので、ディッカーに聞いてみた。


「おいおい、そんなこと言って良いのか?」


「おう。こんな辺境なんて行くの大変だし、中央への報告は適当にしとくよ」


「マジで?」


「マジ?まあ、うん」


 あ、マジは通じないのね。

 それよりも(・・・・)!

 これからは自分の自由に出来るの?やった!


 言いたいことは粗方話したのか、ディッカー達はいそいそと帰りの準備を始めた。おいおい、そんなに呆気ないのかよ。


 しばらくすると、帰りの準備が整ったのかディッカー達がこっちへやって来た。


「もう帰るのか?」


「ああ、特にすることも無いし食糧もあまり無いから長居できねえんだよな」


「そうか」


 そう言ったきり、自分達の会話は途切れてしまった。短い間だったがディッカー達とは色んな事があったので、別れが寂しいのかもしれない。


「······また。また会えるか?」


「そりゃ、生きてる限りいつかは会えるんじゃないか?」


 そっか。ここは異世界だからいつ死んでもおかしくないのか。


「わかった。それまで、絶対生き残ってやる」


「おう。その意気だ!ほら、フェルディもなんか言ってやれ」


 ディッカーが今までずっと黙っていたフェルディに声をかけた。フェルディは少し悩んだ素振りを見せた後、自分の方をしっかり見て、


「······頑張れ」


とだけ言ってくれた。寡黙なフェルディらしいがもう少し何か言えなかったのか。ディッカーと苦笑してしまった。


「じゃあ、そろそろ行くわ。今までありがとな!楽しかったぜ!」


「こっちこそ、ありがとな!」


「······ありがとう」


 そう言ってディッカー達はもと来た道を歩み始めた。


「じゃあな~!」


 自分はディッカー達の姿が見えなくなるまで手を振った。(と言ってもすぐに森なので見えなくなるまでそう時間はかからなかった)

 しばらくして、後ろを向いてため息をつく。エルフ達にどんな顔して会えばいいんだろう?と。

短いかなー?

その辺も聞いてみたいので、ツイッターアカウントを貼っておきます。アンケートやるのでぜひ投票を!

カトユー(小説家になろう) (@RVdX8yzugRufoNT)


次話は明日投稿です!

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