第20話 ようこそ、辺境集落へ(ようへん)(殴
どうもテスト期間は執筆意欲が湧くカトユーです。どんだけ、勉強から逃げたいんだw
※今回はミリタリー要素ありません。ミリタリニウム欠乏症の方はGA〇Eを一話から三回読んでからこの小説を読んでください。
翌朝なう。
時間の表現でこんな言い方しないとおもうだけど。(気にするなby 作者)
結果的にアルノーツ村との交易計画は大筋合意で終わった。まだ、シュバルツェルナーの森にある村に行ってないので、何とも言い難いがとりあえず、他の村とのコミュニケーションがとれるようになったのが良かった。
心地よいベッドともおさらば。今日からまた馬車での移動の日々となる。あ~、もうヤダ。
そうは言っても徒歩での移動と比べると雲泥の差があるので、何とも言えないところだ。
ゴトゴトゴトゴトと単調な音が車内に響き渡る。たまに、ガタンッて音もするけども。
ディッカー達も特に話すことも無いのか、寝るかぼんやりとするかのどちらかだし。自分、逃げてもいいですか?
こんな感じで来日も来日も前に前にと進んでいった。てか、江戸時代の東海道みたいに一定の距離に宿場町無いの?それとも、旅人も通らない辺境。いや、辺境に向かってるのか。
結局、朝起きて馬車乗って、昼飯食ってまた馬車乗って、晩飯食って寝てっていう日々を過ごしているうちに一週間が経った。
気づけば周りの木々は黒く鬱蒼と生い茂っていた。心なしか周りも昼なのに薄暗く感じてしまう。シュバルツバルト(黒い森)だ。
そんな景色を珍しそうに見ていると、突然馬車が止まった。なんだろうと思っていると、ディッカー達から馬車から降りて、自分に声をかけてきた。
「あ、ハルノリには言ってなかったな。こっからは歩いていくぞ」
「はあっ!?」
おいおい、マジかよ。昨日は馬車ディスったりしてたけど、違うんです!馬車最高です!!だから降ろさないで!(三下感
「降りたく無さそうだが、この先は馬車だと進めないぞ。ほら」
「うわぁ······」
そういって、ディッカーが指さした先には獣道みたいなものがあった。
馬車で進めないので、本当に仕方なく歩きだした。御者の人達はここまでで引き返していった。どうせなら一緒に行かない?ユートピアが待ってるかもよ?(ゲス顔
そんなことを心の中でぶーたらこいていたものの、そのあとは何も考えなくなった。理由は簡単で、特に何も考える事が無いからだ。森の中を歩いているので人によっては森林浴だとも思うかもしれないが、あいにくと自分は望んでここに来たわけではない。それ故に特に思うこともなく歩を進めた。
結局、降りてからまた一週間程歩かされた。あれ?二週間で着くって言ってなかった?もうとっくに過ぎてるぞ?
「なあ、いつ着くんだ?」
「ん?俺は知らんぞ」
「はあっ!?」
いやいや、何で知らんの?普通、地図とか持ってるはずだろ?
「地図とか無いのか?」
「この森の地図なんて誰も使わないからな。そもそも作られてもないぞ」
「じゃあ、何で二週間で着くって言ったんだ?」
「俺、そんなこと言ったっけ?」
うわー、ないわー。この人しらばっくれたぞ。
そんなしょうもないやり取りぐらいしかせずに、黙々と歩くことさらに三日。そろそろ、足が悲鳴をあげてきた。
「おっ!そろそろだぞ!」
不意に前を進んでいたディッカーが嬉しそうに、言ってきた。どこだ?と思いつつ歩みを進めていると、小さな小屋?みたいなのがいくつか建っていた。まさか、ここが新しい村なのか?
「ここがシュバルツェルナーに新たな街の起点だ。あと、お前がここのリーダーだな」
マジですか。俺の国(予定)は思った以上に酷かった······。
ハルノリ「この小説、テンポ悪すぎないか?」
作者「キャラは黙っとけ(威圧」
ハルノリ「それにシエナの存在忘れてないか?」
シエナ「作者さん?私のこと忘れてないよね?」
作者「ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ」
シエナ「次回、シエナとの再開!お楽しみに!」
ハルノリ「シエナ、強引すぎだろ…」
※予定は未定ってね(意味深)