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ミリオタ高校生が異世界へやって来た!  作者: カトユー
いざシュバルツェルナーの森へ!
19/87

第18話 選ばれたのは…〇〇〇〇〇〇でした

どうもカトユーです!

今回、作品名を含め色々と変えさせて頂きました。また、ハーレムタグも消しました。期待してた方、すみません。

翌日も同じように馬車に乗り続けるのかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。

 いつも通り、ゴトゴトと音をたてながら走る馬車から外を眺めていると突如柵に囲まれた村らしきものが見えた。


「ディッカー、あれはなんだ?」


「んん?」


 隣に座っていたディッカーに話を聞こうと思って声をかけたら、まさかの爆睡中だった。監視役なのにそれでいいのか······。


「ほら、あそこの村みたいなやつ」


 指さして聞くとようやく外を見て、


「ああ、もう着いたのか。あそこはアルノーツ村だ。今日はここに一泊するぞ」


と言われた。

 へえ、野宿だけではないのか。久しぶりにベッドで寝れるのかな。


 やがて、馬車は簡易的な門の前で停まった。門兵らしき人が来て一言二言話したあと、村に入れた。馬車は村の真ん中を突き進み、一際大きな建物の前で停車した。


「着いたから降りるぞ」


 そう言われて馬車から降りると目の前に一人のおじさんがいた。


「アルノーツの村までようこそ。私は村長のハインツと言います」


 村長さんか。もっとこう、ヨボヨボのじいさんが出てくるもんだと思ってたからびっくりした。


「今夜はどこで寝るんだ?」


 個人的に最も気になる事を聞いた。これで、外で寝とけとか言われた暁には、ぶちギレるかもしれないからな。こちとら、毎日地べたに寝転んで背骨がしにかかっとんじゃ、おら。


「それについては私の家に客間がありますので、そこで寝てもらえばと思います」


やった!

よし、あとはどうでもいい。寝るぞ。


「なら、部屋に案内してもらえますか?」


「はい、わかりました」


 そう言って案内されたのは、シングルベッドが四つも入る大きな部屋だった。何でこんなに大きな部屋があるんだ?そう思っていると、声に出ていたのかハインツが


「領主様の使いの者が徴税にやって来ますので、村長の家には必ずあるんですよ」


 ああ。必要だからあるのか。

 とりあえずベッド!ベッド!寝るぞ!

 


「ボフッ!」


 ああ~、この音が聞きたかったんじゃ~。

 フカフカなベッドの感触に感激している内に寝てしまった。


 次に起きたのは晩飯の時間だった。部屋にディッカーが来て起こしてくれたのだ。腹パンで。


「痛いっての!」


「それはお前が起きねーからだろ!」


「だとしても他の方法あるだろ!少しは頭使え!」


「なんだと!」


「腹パンして起こす人間がどこにいるんだ!」


「ココにいる(キリッ」


 ああ~!ムカつく!

 こんな茶番は帰ってくるのが遅くて心配になったフェルディが来るまで続いた。

 腹パンダメ、ゼッタイ!


 ちなみに歓迎会となる晩飯はめっちゃ旨かったです。え?描写は?って。そんなものはほかのグルメものにまかせてください。

 そんなこんなで、飯が終わると村人達との談笑の時間になった。基本はディッカーが一人、戦役の話を村人達に面白おかしく話して時間は過ぎていった。自分?村人に混じってディッカーの話聴いてましたよ。だって面白いんだもん。

 一人また一人の寝はじめて、自分も寝てしまった。


 翌朝は誰かの大声で起こされた。最近、寝覚め悪いんだけど誰かの陰謀?(半ギレ)


「大変だ!魔物の群れがこちらへ向かってるぞ!」


 「本当か!?」「どうする?」「村長!」とたちまち大騒ぎになる村人達。なんか慌てる彼らを見てると逆に冷静になるな。てか、これってテンプ(粛清済み)


 慌てる村人を避け、報告してきた見張り?の兵士に話を聞いた。


「なあ、魔物はどっちの方角から来るんだ?」


「南だ!」


 それだけをいうと、彼は何処かへ走り去ってしまった。兵士は逃げちゃダメだよね?


 魔物がいるという南に向かおうとすると、我先にと逃げ惑う村人達とすれ違った。それを横目に見ながらどう迎撃するかを冷静に考えた。

前回の迎撃戦は完膚なきまでにやられたからな。次こそ勝たせてもらおう。

 気づけば村に入るときに通った門まで来た。ここならちょうどいい。適当に土を掘り、U字形に土を盛った。あとは武器だけだな。今日までスキルの鍛練をつんだからさらに色々な兵器を出せるようになったのだ。



 てことで今回使う道具(武器)は大正義ブローニングM2!皆大好きだよね!

 この機関銃は一九三三年にアメリカで制式採用された、傑作機関銃で今日まで陸海空問わず様々な所で使用されている。口径一二.七耗。

 ちなみにこれを四連装にして搭載されたM16はミートチョッパー(挽肉製造機)と呼ばれた。このことから、対歩兵戦等では圧倒的な威力を発揮するのだ。


 そんなヤバい奴を銃座に据えつつ、魔物達を待ち構える。前回の対人戦では魔法によるバリアで銃弾を防がれたが、魔物は基本魔法を使えないので効果はある、はず。


 不安を消し飛ばす為にも試射として発砲してみた。バババッ!っと重たい音を辺りに響かせ高速で銃弾が発射される。

 よし、これで大丈夫だ。そう心に言い聞かせ、まだ見ぬ魔物を待ち構えた。

個人的にはブローニングが最強かつ最優秀な機関銃だと思います。


ブローニング出せたし次はいよいよ戦車かな~

(と言っても黎明期のヘンテコ戦車達…)

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