表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミリオタ高校生が異世界へやって来た!  作者: カトユー
闘争の始まり
14/87

第13話 オワタ (by カトユー)

どうもどうも!

カトユーでございます!

(某世界の果てまでいくクイズ番組)


今回は久しぶりの投稿&カオスな内容です。

あと、胸糞かもしれませぬ。

斥候兵が去った後のこと。

三千人とみられた軍は実は五千人を超えていた。


「行ったか?」


「はい。すでに帰還したと思われます」


「そうか。追跡はどうなった?」


「三名程で行っています」


「そうか」


「全軍!止まれ!」


「「「はっ!!!」」」


~三日後~


「追跡していた者達が帰ってきました!」


「わかった。連れてきてくれ」


・・・


「追跡ご苦労だった。奴らはどこにいる?」


「予想通り街道から少し入ったところにいました。ここからは五日少々で着きます」


「うむ」


「どういたしますか?」


大将らしき人物の側近が急かすように問う。大将は少し思案顔になったが、すぐに顔を上げて


「一週間後。一週間後に総攻撃を行う!敵の目の前まで進軍せよ!」



敵が我々の位置を掴んだとは露知らず、エルフ達は戦いの用意を着々と進めていた。


「一応、敵に備えておこう」


「「「わかりました!」」」


エルフ達の士気は高い。何しろ、これ以上負ける訳にはいかない。自分の命ひいてはエルフという種族の命運が懸かっているのだ。

とはいえ、魔法も満足に使えず、戦闘力はほとんど皆無だ。


「アルフ達は迎撃準備をしてくれ」


「わかった!」


装備一式を抱えて集落から出ていった。

そんな風にあわただしく一週間程過ぎていった。

ちなみに、銃も満足に用意出来ず。最終的に二十丁程しか手元にない。


接敵してから十日たった日。突然、奇襲攻撃された。その日は辺り一帯が霧に包まれていた。

日が昇る前、つまりエルフ達が起きる直前だった。

パンッパンッという乾いた銃声が散発的に聞こえたあと、エルフがあわてて自分を起こしにきた。


「大変です!人間が攻めてきました!どうしますか!」


あわてて外に出るとそこには悲惨な光景が広がっていた。

至るところに死体が転がり、地面を紅に染めていた。

やめて、助けてと悲痛な叫びをあげるエルフがたくさん視界に入った。覚束ない足取りでふらふらと歩いていると突然、


「何故、人間がそこにいる!裏切り者か!」


重そうな甲冑を身に纏った大男が首元に槍を向けてきた。

反射的に両手を上げ、交戦する意志がないことを示すと、


「お前、エルフに閉じ込められていたのか?辛かっただろうに」


といきなり一人解釈し、抱擁してきた。


「誰か!食べ物と水持ってねーか!」


そういってわらわらと兵士が集まり、辛かっただろう?大変だったな、もう大丈夫だ。と口々に励ましてきた。


このようにして、エルフと人間の戦いは一方的な虐殺で幕を閉じた。


生き残った数少ないエルフ達は両手を縄で縛られ、地べたにうつ伏せにされていた。そのうちの一人と、目があった。激しい憎悪。それだけを感じた。大方、売国奴とかそういうことを思っているのだろう。


暫く歩いて、本陣らしき場所が見えてきた。


「今から大将のヴィーナ・レベッカ様に会ってもらう」


はあ。大将に会うんですか。どんな人なのだろうか。

案内役につれられ本陣の奥まで行く。


「救出した人族を連れてきました」


「入れ」


う、うん?女性?

許しをもらい、部屋の中へと入ると中央に凛々しさを感じる女騎士がいた。


「他の者は出ていってくれ。二人きりで話をしたい」


そう言った後、ほんの一瞬だけ意味深な目でレベッカ?がこちらを見てきた。側近等も不思議そうにしながらも部屋を後にした。

部屋で二人きりになり少し経った頃、ようやくレベッカ?は口を開いた。


「貴様が首謀者か?」


ただその一言だった。何のとは今さら言う必要は無いだろう。


「そうですよ。ですが何故そう思ったのですか?」


「これだ。エルフの奴らが金属加工など出来る筈がない。なら、エルフ以外の種族が持ち込んだことになる。そして今、人族の貴様がエルフの集落にいた。つまり、貴様がエルフに武器を渡し、反乱を起こさせたのだろう」


レベッカが出してきたのは歩兵銃だった。おそらく、アルフ達の誰かが殺られた時に見つけたようだ。


「気になることがある。何故貴様のような小僧がエルフの反乱の手助けをしたのだ?」


「さっきから反乱、反乱うるせーな。お前らが勝手に攻めてきただけだろうが!反乱じゃない、お前らの侵略なんだよ!」


つい、かっとなって怒鳴ってしまった。冷静になり、レベッカ?をみると······

嗤ってる?


「そうか。侵略、か。しかし、エルフなんぞに情けなど不要。奴らが我々の命令に従わないからだ」


「ほーう。エルフは人族より下の存在ということか」


「当たり前だ!この世界で一番偉いのは人族であって、エルフや獣人は人族の言うことに従っていればいいんだ!」


うわー、聞いていた以上にヒドイことになってますやん。人族至上主義とかヤバい。洗脳されちゃってるよ。


「わかったわかった。人族が一番なんですね」


「もちろん、そうだとも」


「話を戻すが、この件は貴様がエルフを煽動して反乱を起こしたことだ。当然、貴様は反逆罪で処刑される」


「エルフはどうなる?」


「そんなの決まっているだろう。奴隷市場に流して、残ったものは皆殺し。それだけだ」


ちっ。なんて奴らだ。


「ふーん。それなら、自分と取引しないか?」


「取引、今さら何をだ?」


「前提としてまず、自分は異世界からやって来た者だ。だからあんたが知らないようなこともたくさん知ってるし、特殊なスキルもある」


今まで曇っていた、レベッカ?の表情が一気に変わる。お、食いついたな。


「そこでだ。自分の知ってることを色々と伝える。その代わり、今回捕まえたエルフを殺さず、辺境の開拓に回してほしい。どうだ?」


「うーむ、私一人では判断出来ない。一旦預からせてくれ」


「わかった」


そういって、下がった。おそらくうまくいくだろう。


「もういい、用は済んだ。出てってくれ。カルロス!こいつに飯を用意しろ!」


「はっ!了解しました」


そうして会話は終わり、カルロスという兵士に連れられ、レベッカの前を後にした。

\(^o^)/

カトユー先生の次回作にご期待ください


(よいならわお)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ