ついに参戦!
崖を登ってイブのところにたどり着いた俺は、とんでもないものを目にしていた。
「あれは...神!唯一神か...。」
俺が死後に最初に出会ったあの女とは比べ物にならないくらい...「神」だ。
傍のイブはその「神」に跪いていた。
神が口を開いた。
「お前か。アダムを...」
アダム殺害がバレたか...。ここはなんとか事故として取り繕うしか...
「そそのかして知恵の実を食べさせたのは。」
「ファッ?」
【草不可避】なんだw神の認識wガバガバワロタwwwwwwwwwwwwwwwwww
意味が分からない。んなことしてないし、第一リンゴはポケットの中だ。
俺のほかにヘビがいたのか...?
まさか。アダムは俺が殺したはず...。
不毛なやり取りが続く
神「そそのかしたのお前ちゃうん?」
とりあえず謝っておくか...。
俺「そやね。手が滑ったごめんなさい」
神「取れや取れや責任取れや」
俺「自分の人間やろ?」
神「うん。俺らのアダムや。」「お前がそそのかしたから取んねん」
俺「で?だからどうして? そこで義務があるん?」
神「あるある」
俺「どこに?」
神「じゃあお前らのチャリ畑捨てていい?俺取りにいかんで」
俺「もちろん俺らは抵抗するで?」
神「どうてい抗すんねん」
俺「…とっ…(踏み込み)」
その瞬間、俺は自分の周りに風が渦巻き台地が鳴るのを感じた
「 拳 で 」
神「こわっ(笑)」「じゃあ取ってや」
俺「なんで?人に任せといて?」
神「君達、君達何年生?」
俺「 2 1 歳 」
神「 か っ こ い い 」
神「危ないそれはアカンよ」
という流れで、俺とイブは罰を受けてエデンの園から追い出されてしまった。
しかし、この不毛なやり取りの中で俺はあの時のことを思い出していた—
俺「…とっ…(踏み込み)」「 拳 で 」
あの時俺は、風と一つになるのを感じた。しかし魔法という感覚ではない。あれはなんだったのだろうか・・・。
するとその時、どこかから聞き覚えのある声がした
「あれー?にいどきくんエデン追い出されちゃったんだー?」
俺はこのムカつく声をハッキリと覚えていた。
「お前ぇぇぇ!」
一発殴ってやろうとあたりを見渡す。
「いやいや、そんな怒らないでよ!君との約束はちゃんと叶えたじゃない?」
「どの口が言ってんだよォ!」
「いやいや、あれ?え?叶えたよ。叶えましたぁー!」
なにをいってるんだこいつは。
「アップル社の俺のスマホはどうした?」
「え?ちゃんとこの世界に来てるはずだよ?まさか君なくしちゃったの?」
どうせはったりだろう。んなわけねーだろ。確かにこの世界に来るときは川でおぼれて意識がなかったが・・・。
「身体能力と魔法はどうなってる?」
「ちゃんと付与して強化もしといたよ!」
「じゃあ、なんで俺がそれを感じないんだ!」
「え?君が?だってスマホ失くしちゃったんでしょ?そりゃ気づかないよ!」
「なんで能力と俺のスマホが関係あんだよ?俺に能力付与したんだろ?」
「えwちょ、私が強化したのはあんたじゃなくてスマホのほうなんですけど」
「は?」
「だーかーらー、私はあんたのスマホに基礎能力の向上と魔法能力を付与してこの世界でも使えるようにしたの!」
「え、じゃああの時俺が神の前で使ったあの感じは...」
「それはあなたの固有携帯《二十一殺》。だれもがもってる特別な能力だよ!」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」
新土器「考察班はよ」




