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この恋に殉ずる(完結版)  作者: 熱湯甲子園
片思いちゅ
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どんな羞恥プレイだ!!(泣)

さあ!!と言わんばかりに私の背中を押す新垣さん。


し、しかし!!

まだ恋愛経験もない乙女な私に好きな人の前で服を脱ぐシチュエーションなんて訪れた事などなく~(泣)


動揺で戸惑っていると、罵声が飛んだ!!

「痕が残ったらどうするんだ!!」

真剣な目に息を飲み、照れてる場合ではないとTシャツの裾に手をかけた。




大人しく水で冷やしていると、新垣さんは備え付けの薬箱を取りに行ったようだ。

ありえない現状に思考がついていかない。


これって、どのタイミングで水を止めるの?

服は?いつ着るの?

てか、Tシャツ被り物なんだけど…(泣)







どのくらい お目目グルグル思考回路グルグルしていたのか、視界に白いタオルが飛び込んできた。

「そろそろイイだろ?風邪ひく前に拭きなさい」

「は、はい」

私の胸を見ないように少し上を向いてる紳士な新垣さんを確認してタオルで拭く。

「塗り薬あったから塗るぞ」

「は、はい」


…ん?

塗る?


「こっちに来い」

ツカツカと靴音を鳴らして新垣さんが備え付けのダイニングセットの椅子に腰をかける。

「早くしろ!!」

「は、はい!!」

タオルで胸元を隠して新垣さんのそばに駆け寄る。


な、な、なんじゃこりゃ~(泣)


私も恋する乙女なので、もし新垣さんと付き合ったら~なんて妄想 何度もしましたよ?

でもでも、こんなシチュエーション誰が想像するよ!!

男友達もなく、モテる訳でもない私には恋愛スキルなんぞ皆無で この後どんなふうに立ち回ればイイのか分かりましぇぇん(泣)






誰か台本持ってこ~い(泣)

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