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第4話〜思い出した記憶と僕〜

過去の話しです。


でも過去を振り返っている程度のものです



全部……全部思い出した。

五年前の二週間。

空白の二週間。

神隠しにあった二週間に一体何があったか。



五年前。

僕と紅葉は、狐禮神社の側にある林で遊んでいた。

そこで僕らは穴の様なモノを見つけて、そこに落ちたんだ。


穴を抜けると、そこは、知っている様で知らない……そんな場所だった。


ふと紅葉に目をやると薄く透けていて、今にも消えそうな息遣いでとても苦しそうにしているのが見えた。

原因も分からないし、僕は全然平気だし、紅葉の様子がまるで幽霊みたいで凄く焦ったっけ。


僕は紅葉を背負って、急いで人を探したんだ。

そして、初めて会ったのが玉葛だ。


玉葛は始め、僕に驚いている様で、紅葉の方には『対処法を知ってるから付いて来い』って家まで案内してくれた。


家に案内されて、僕はそこで葛葉さん、玉藻さんに会ってここがどこでどういう所なのかを教えてもらった。

この時始めて玉葛の正体を知った。


玉葛や葛葉さん、玉藻さんの正体を説明するに当たって、まず、ここについて教えてもらった。

ここは、僕らの住む世界と重なる別の世界らしく。

僕らの言う、天国、地獄、魔界、神界、精霊界のことらしい。

二つの世界には、相互関係にあり、この世(決まった呼称が無いのでココでは僕らが住んでいる世界のこと。玉藻さんが気を使ってくれた。今後コレに統一)で何かが死ぬと、あの世(この世の時と同じ理由により、玉葛達が住んでいる世界のコトを指す。こちらも今後コレに統一)に新たな生命が誕生する。

また、その逆もしかりで、あの世で何かが死ねばこの世に新たな生命が誕生するといことらしい。


あの世がどういう所かと言うと、それはさっきも言った様に、天国でもあり地獄でもあり魔界でもあり神界でもあり精霊界でもあるから、えっとつまり……僕らの世界でいう空想上の種族が住む世界であるらしい。


ここでやっと玉葛達の正体だが、それは、九尾の狐である。

薄々だが玉葛と始めて会った時にそれは感じていた。

この世にきた今の玉葛は尻尾はちゃんと隠しているが、当時の玉葛は堂々と三本の尻尾を揺らしていたからだ。


玉葛と葛葉さん、玉藻さんの関係はかなぁり“ひ”の付く祖母、孫娘の関係らしく、種族長として忙しい玉葛の両親に変わって玉葛を育てていると説明をうけた。


そして紅葉の体に起きている現象は、この世に現れる幽霊というモノに体がなりかけているというもので、いわゆる霊力の少ない者がこの世からあの世、あの世からこの世に移動すると起きる現象らしくほっておけば一週間で消滅してしまうらし。

だが、既に葛葉さんが処置をしてくれたらしく、紅葉は安静にして居れば数時間で目を醒まし、一晩で元気なると言われ、実際にそうだった。


僕らがこの世に戻るには“世渡しのよわたしのあな”を通るしかなく、コレはいつ、どこに現れるか分からない上に、人為的作ろうものなら、色々面倒な書類を沢山書き、結果が出るまで、最低でも二週間の審査に無事合格して始めて世渡しの穴を作れるのだ。

僕らは、玉藻さんのはからいでキッチリ二週間で帰れるコトになった。


この二週間は、とても楽しかった。

玉藻さんや葛葉さんに神秘(あの世では霊力といったそれに類似する力をまとめて神秘と呼ぶ)の使い方を教えてもらったり、あの世に住む僕らと同い年ぐらいの子供達遊んだりしたからだ。


そして二週間がたち、この世に帰る日。

僕らは玉葛と再開を約束したんだ。



あの世とこの世ってこんなもんじゃないですかね?


質問がありまさたらお気軽にどうぞ。

その際には“質問”に【その質問に答えて欲しいキャラの名前】をお書き添えの上お送り下さい。

そのキャラで質問にお答えします。


ちなみに各キャラによって知識に差があります。

そこを考慮した上でお送り下さい。

きっと楽しいと思いますよ。



書き方例


晴信への質問


どうして地球は青いのですか




みたいな感じでどうぞ。

対応キャラは

安森晴信、 古山紅葉、 玉葛、

葛葉、 玉藻、 日出川源太、

橘槻大豊です。


追々キャラが増えれば対応キャラも増えて行きます。

無論対応キャラでなくても一応は答えるコトができます。

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