8/9
ラブ未来
「3年生!!!」
「そうですね」
「何か、思う所は?」
「いえ。別に」
未来は、1年の時点で進路を決めている。自分の限界ギリギリでの大学へ。
黒区もまた。
「今年も、いっぱい遊ぼうね!」
「いっぱいはともかく。気分転換には、お付き合いします」
もう、2人で居るのも慣れて来た。未来にも黒区にも。
その2人の進路は、一緒ではない。
「私は、あなたに合わせたりしません。あなたにも、そうして欲しくありません」
「うん」
黒区は、静かに答えた。
「でも。休みの度、実家に帰って来て、地元の知り合いと会うのは、不自然ではないと思っています」
「うん!!!!!!!!!!!」
「次、一緒にする何かには、私なりの期待も有ります」
「?」
「それもこれも、ちゃんと卒業して、ちゃんと行きたい所へ行って。それからの話です。これからも、頑張りますよ」
「うん!!」
そして1年は、あっという間に過ぎた。




