表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

プールラブ、海ラブ 総じてサマーラブ

 プール開きである。夏である。



「可愛いね!!!!」


「はあ」



 未来はそう言われても、まるで嬉しくなかった。


 自分を知っているからだ。


 あまりスタイルが良いとは言えない。身長が高いわけでも、見目麗しいわけでもない。不美人だとは悲しくなってしまうから、自分では思わないようにしているけれど。


 だから、未来は外見に対する褒め言葉は、素直には受け取れないのであった。



「いやマジで!」


「もういいです」



「ぱっちりお目目!」


「・・?」



「キラキラ綺麗な髪!」


「プール授業ですからね」



「耳も可愛い!!」


「はあ」



 何となく、未来は分かって来た。黒区は、自分のボディスタイルに一切言及して来ない。そこは、まあ、気を使っていると言う事なのだろう。


 ムカつけば良いのか、感謝すれば良いのか。中々複雑な状況だな。



「良いね!」


「・・・」



 ボキャブラリーが切れたな。だが良し。学校のプール授業の最中に大声は。



「じゃあ海行こうか!!」


「え」



 何が。なんで?



「水泳の準備も出来たし!川のが良かった?」


「い、いや。えと」



 どう答えるのがベスト?ベターでも良い。


 無論、断るのがベストなのだけれど。



「う、海」


「おっけ!!!!!」



 友達と遊びに行くと言う行為。更には、海と言う非日常空間へと。


 好奇心に、負けた。


 でも。多分、楽しいよね。



「じゃ、放課後!!」


「休日に決まってるでしょ」



 真剣の如き切れ味で黒区の提案をたたっ斬ってみせたが。未来も、ちょっぴりウキウキであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ