表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

番外編④

 まぁ。

 取り敢えず。

 せっかく過保護な保護者ジークとカートイコールお邪魔虫とも言う……がいないので。

 色々弄くってしまおう。

 今回の収穫品を目の前の大き目の布切れハンカチもどきにぶちまける。

 えーと。

 『成長促進』『品質向上』あとは『病害虫予防』……かな?

 「んじゃ。『おおきくなぁれ♪』」


 ぴし。

 光の渦が小さく辺りを包む。

 ……術が発動したのはいいけど。

 お腹が空きました。


 言い忘れていたけど(誰にというのは突っ込まないように)。

 この世では魔術が存在する。

 全員が使えるわけじゃあないけれど、1/3くらいは素質があって。

 さらにそのうち10人に1人くらいが魔術師になる。

 多いのか少ないのかはよく分からないけれど。

 魔術は系統として主に地・水・風・火・金属性に分かれていて、勿論、魔術

師ギルドなんかもある。

 必要に応じてギルドを通して依頼することが多い。

 ……ちなみに私が使っているのは魔術ではありません。

 じゃあ、何か、ということになるのだけれど。

 宮殿内の書庫のさらに奥に隠されている禁術書庫というものがあって。

 病気(とゆうか毒なんだけどね?)療養中で動けない時間が長くて、暇で暇

で仕方なかった私は、書庫の本を読み漁っていまして。その禁術指定書の中に

チョロリっと(ほんと、ごく僅かに)書き記されていることを信じれば、だけど。

 真術を使えます。

 魔術とはどう違うのかといえば“よく分からない”が正しい。

 まぁ似て非なるものらしい。

 この真術、魔力を使う魔術とは違って(魔力は寝たら一定量回復する)、精

神力を使うらしく激しく疲れます(寝ても回復されないから)。

 まぁ。

 想像力と精神力だけで何でも出来てしまうチートな力には違いないけれど。

 一回使った後激しく疲弊した私を見て、ジークとカートに使うのを止めさせ

られました。

 今はそこまで疲れないんだけど、使ったのがばれたら過剰反応したみたいに

お小言の嵐が始まるので、現在は隠れてしか使えない。

 徐々にばらしていっていつか正々堂々と使えるようになるといいなぁ。

主人公の秘密その1です(笑)

真術は後々本編で出していく予定です。

ハルは主に自室でこっそり使ってます(頻度は低いけど)。

本編第1章⑨と⑩の間の出来事になります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ