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6、問題

「それでそれで!?そのあとどうなったんですか!?」



「あぁそんで結局パーティーメンバー全員で崖からダイブよ!あの頃はまだまだ青かったからなぁ…途中で仲間が衝撃吸収の魔法使ってくれて助かったけど…後先考えずに逃げることに全力だったなぁ…」



「よく生きてましたね!?凄いなぁ…!」



「…」



俺はクエストが終わった夜、ラザロ、フローラとギルド横の酒場に来ていた。傭兵とはいえ仲間ではあるから親睦を深めましょう!とラザロが提案してくれた。フローラが来るのは意外だったが…姉らしいし弟が騙されないか〜とか俺の事を警戒してるんだろう。いい心掛けだ。



「ラザロとフローラは普段何してるんだ?ずっとクエストしてるって訳じゃないだろ?」



「「…」」



なんか空気が一瞬凍りついた。グイグイ行きすぎたか?



「…ほとんどクエストや訓練よ。ツテがあってそこの訓練に混ざらせてもらってる。」



意外にも口を開いたのはフローラの方だった。



「そうか。まぁ騎士志望だもんなラザロは。その間フローラも弓の訓練してるのか?」



「…まぁ。」



あまり聞いて欲しく無さそうだ。深く追求するのは愚策だろう。



「…2人とも明日は暇か?暇なら皆で祭り行こうぜ!勇者パーティーが魔王倒した記念で祭りやってんだろ?俺あんまりここの国のこと知らないんだ。祭り回りながら色々教えてくれよ。」



「分かりました!僕に任せてください!」



「フローラは?」



「…ラザロが行くなら。」



「よし!んじゃ明日の正午ギルド前集合で。」



そう言って俺らは解散する。夜も遅いしこっからは子供の身体じゃキツイだろうしな。



「…」



俺はラザロたちと逆方向へ歩く。








「いーち、にー、さーん…3か?まぁそんなもんか。」







俺は独り言を呟きながら建物の上に飛び移る。そして目視でそれらを確認する。



「あれ?4じゃね?うわぁ…やっぱ索敵魔法むずいなぁ…アストラとジンはすげぇなぁ…」



俺は索敵魔法の難しさを再確認する。こんなのを常時発動させてもケロッとしてるのは練度の差なのかな、なんて再度仲間たちの凄さを実感する。



「んで、護衛じゃないよね?その格好怪しすぎるもんな。大変だよなぁ貴族は。」



「…ッ!」



そいつらは俺の方を振り返り、殺気を飛ばしながら斬りかかってくる。



「君らの得意は暗殺だろ?真正面から殴りかかってくるのは悪手じゃないか?」



「グッ…!」



4人の暗殺者を制圧する。1人を残し全員気絶させてある。残りの1人の首に奪ったナイフを当て脅す。



「変な動きをしたら殺す。俺の質問にはちゃんとこたえろよ?」



これじゃどっちが暗殺者か分からないな。



「グッ…ぐぁッ!!!」



「ん?マジ?」



死んでしまった。どうやらナイフに毒が付着していたらしい。それか自分から服毒したか。試すか。



「はいはい起きてー。ちょっと試させてね。」



ザクッザクッザクッ



「あーやっぱり?殺意凄いね君たち。そんなにラザロとフローラが邪魔なの?」



「…」



「…明日本人たちに直接聞くかぁ…」



俺は宿に帰る。














…やっべぇ!宿取ってない!!!野宿は嫌だぁぁぁ!!!!!!!







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