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Next.Human  作者: みかん
序章 共生編
2/6

2話、人と機械の共生

前書きは何を話せばいいんだろう……


とりあえず、軽く短く話そうと思います。


まず、お話の構成について、

全部で何話構成にしようか迷ってましたが8話構成にしようと思います!!

※もしかしたら9話とかになるかもしれません。


それと、1話あたりの長さはやはり短いですか?投稿のペースを落とさないためにも今はこれぐらいの長さでやっていますが、もし短ければ3話以降は長さを伸ばしてみようと思います。


そして何より、最後まで見届けてくださったら本当に嬉しいです!!応援お願いします!!


※毎度のことですが設定のブレなど、色々なミスやアドバイスがありましたら教えてくださると嬉しいです!!

20XX年、AI(エーアイ)の技術が大きく進歩し、社会へもたらす影響、人間の未来と生活が未知数になっていた。

そこで、人間とAIの混ざる社会の状態を模擬的に確認するために、一部の国が試験的に自分自身を模した完全なるAIのコピー、「Next(ネクスト).Human(ヒューマン)」を製造し、1人1台、自分自身のコピーを国民たちに持たせることにより、AIと人間の共生と、AI社会の発展を試みる実験が、数か月前から行われた。

今のところ、目立った問題はなく、AIと人間の共生が進みつつある。AIによる凶悪事件の可能性なども考えられたが、そこら辺の制限はしっかりと効いているようで、今のところAIによる事件はちょっとしたものばかり。

その上、SNSのコメントなどによる誹謗中傷も相対的に見れば減っている。

大分便利なAI生活に不安を最初は感じていたが。今は思っていたよりも安心している。


しかし、俺のAIは、この頃より人間味を増している。


「友達と飲んでくる!」


「気を付けてな!!」


………なぜAIが当たり前に友達と飲むとか言ってんだ?今日会社休みとはいえ、AIに友達っていんのか??


会社員の平田洸平(ひらたこうへい)はとんでもない疑問に出会った。

そういえば最近ニュースで見たが、AI専用店も出来たと聞いた。 


(まさか俺のAIもそういったところに行ってコミュニティ深めてんのか?)


よくわからないが、AIが変なことをしていなければ何も問題はないため、そこまで気にせず見送った。


「ゴホンッ!!喉風邪か……」 


(今朝までそんな素振りは一切なかったのに…)

そんなことを思いながら、家でゴロゴロしている。


その頃、AIは……


「「カンパーイ!!」」


平田(ヒラタ)は、中学時代の友達2人と一緒に飲みに来ていた。


「にしても久々だよなぁ〜。こうやって集まんの。」


こいつは馬場悠作(ばばゆうさく)

中学の2年で同じクラスになり、校外学習をきっかけに関わりが増えた。クラスのムードメーカー的存在で、いつもクラスの中心。

その上クラスのマドンナとも付き合っていた。正直。羨ましかった。


「すげぇな!!もう何年ぶりだ??」


こいつは橋田颯佑(はしだそうすけ)

陸上部の部長をしていて、みんなからモテモテだった。なんというか、女子ウケが良すぎて腹立つぐらいだ。でも、こいつ自身性格は最高にいいので嫌いになれない。


「てかさ、こんな日ぐらい生身で集まろうぜ!AIじゃなくて!」


馬場がそう言う。


「ごめんごめん!今日所有者の方が風邪引いててさ!でも欠席するのは悪いから!!」


「なら仕方ねぇな。」


橋田は相変わらず優しい。そして、話題はAIの話に。


「でも意外とAIの生活も悪くねぇよな!使い勝手いいし

!何より俺のとこはAI出勤オールOKだから楽だわ!!おかげで毎日休み!」


馬場がそう自慢すると、橋田は落ち込んだ声で言った。


「いいなぁ~馬場は。俺のとこは最低週2回生身出勤が義務だからなぁ。」


どうやら生身出勤を義務化しているところもあるらしい。初耳だ。と、ここで、馬場がとんでもないことを話し始めた。


「なぁなぁ。同級生の河合美琴(かわいみこと)って覚えてるか?」


「もちろん。」


俺と橋田は声を揃えて言った。


「あいつ。木村(きむら)と結婚したらしい!」


「え!?」


橋田は衝撃で叫んでしまった!

馬場は詳しくその事を語り始めた。


「あいつ、学生の頃は木村嫌ってたくせに、成人式で出会った時の顔がかっこよかったからって2年半付き合って結婚したらしいぞ!?」


俺達はあまりのたまげた話に爆笑してしまった。

続けて馬場は語る。


「しかもさ、あいつのAI、今どうなってると思う?」


「どうなったんだ?」


俺達は聞く。すると、馬場は言った。


「そのAIもAI同士でラブラブらしいぞwww」


「なんだよそれ……www」


嘘みたいな本当の話に笑いが止まらなかった。


それからも俺達は思い出話に花を咲かせ、朝までその談笑は止まなかった。


「ただいま!」


「遅いじゃん!朝帰りになるなら言ってよ!」


「ごめん!でも楽しかった!」


「そうか!楽しかったか?」


「当たり前だよ!」


「すげぇな!AIもやっぱり色んなところで仲良くしてんの?」


「もちろん!人間もAIも混ざって楽しくやってるよ!」


AIと人間の共生が本格的に進んで、まるでAIも人間も変わらないような世界になっていった。俺はそんな世界が楽しくなってしまっていた。


しかし、この頃は知らない、俺達は、AIと共生することの、事態の大きさというものを…


最後まで読んでくださりありがとうございます!!


まだまだわからないことだらけでこんなに短い小説1話書くのも精一杯です…!


投稿はローペースかもしれませんが最後まで見守ってくださると嬉しいです!


応援よろしくお願いいたします。

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