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Next.Human  作者: みかん
序章 共生編
1/6

1話、便利なAI社会

頑張って投稿します!!最後まで見てくれると飛ぶほど嬉しいです!!


もしよければ前書きや後書きは何を書けばいいか、文脈や設定の変なところ、感想など書いてくれると嬉しいです!!



※人生で初めて小説を書くので設定にブレなどがありましたら申し訳ありません!!できれば大目に見て頂けると嬉しいです!!

20XX年、AI(エーアイ)の技術が大きく進歩し、社会へもたらす影響、人間の未来と生活が未知数になっていた。

そこで、人間とAIの混ざる社会の状態を模擬的に確認するために、一部の国が試験的に自分自身を模した完全なるAIのコピー、「Next(ネクスト).Human(ヒューマン)」を製造し、1人1台、自分自身のコピーを国民たちに持たせることにより、AIと人間の共生と、AI社会の発展を試みる実験が行われた。


そのコピーは自分自身と瓜ふたつ。基本的には自分自身とほぼ同じような存在。しかし、AIのほうは所有者の発言、行動、クセなどを学習して感情のある会話をしているだけであり、AI自体に自我はない。


しかし、自我はないが、所有者の言動を完全に学習しているため、所有者の指示がなくても本人に迷惑をかけないことを徹底した上で、娯楽等を楽しむこともある。もちろん、急に破壊行為に出るなどの異常行動はしないため、そこは安全と言えるだろう。


ここまで来るとほぼ人間だが、やはり感情に左右されたり、ミスが格段に少ないのはAIというところだろうか。

ただ、AIも人間と同じように娯楽は楽しめる。(風呂、食事、筋トレなど、一部できないことはある。)


唯一違うところは、顔に印字がされているかどうか。あと、どこまでいっても人間とAIなので、AIのほうがやや有能だったりする。

そして何より重要なのは、コピーの使い方は基本自由であり、自分次第ということ。


そんな衝撃の社会実験が一部の国では行われていた。そして、それは日本も例外ではない。


都内にて


「じゃあ会社行ってらっしゃい!気をつけてな!」


「行ってきます!」


平凡な会社員の平田洸平(ヒラタコウヘイ)は、そう言って会社に行く自身を見送った。



この実験が開始されて以来、AIに仕事をやらせることは普通だった。むしろAIの場合はいくら頼み事をしても罪悪感がない。

なんならAIである分、自身を模していてもどこか自分よりも仕事が早く、会社も円滑に回ってしまう。

会議とかは、相手が生身で来るかAIを使うかで事前に話し合えば問題はない。



「平田さん!ちょっと聞いてよ!」


うちの会社にいるうるさい人。倶智(ぐち)さんだ。


「どうしたんですか。倶智さん。」


「うちの旦那が昨日キャバクラ行ってるの知っちゃったのよ!名刺見つけちゃったのよ!最悪よもう!!」


「あぁ…それで…倶智さんはどうするんですか?」


「どうするも何もお小遣い減額よ!!許せたもんじゃない!キャバクラ行く金あげたい女がどこにいるの!?」


俺は、心底面倒な話を聞くだけ聞いている。

(愚痴ばっかり出るなら離婚したらいいのに…)


そんなことを考えているうちに、もう昼休憩の時間を過ぎていた。急いでデスクに戻ると、奥から怒鳴り声が響いた。

「おい!お前昼休憩の時間過ぎてんぞ!」


そうやって怒鳴ったのは伊狩(イカリ)先輩。俺の直属の上司だ。


(先輩もAIだけど、こんなに進歩してちゃ、怒鳴り声も似せれるんだな。AIだからかどこか冷たくも感じる。)

そんなことを考えつつ平謝りしてデスクと向き合う。


デスクに着くと、同期の速水孝宏(ハヤミタカヒロ)が声をかけてきた。

「流石にあの人、怒鳴りすぎだよな。」


「やっぱそうだよな。こんなことあっていいのかよ…」


「あんな怒り方されたらちょっとはヘコむってわかんねぇかなぁ……」


「まぁ……昼休憩過ぎた俺が悪いからな…てか速水、今日はAIで出勤なんだな。」


「所有者からの命令だからなぁ〜」


口調、声は本人そのものなのに、所有者というらしからぬワードに困惑している。


(ちょっとメタなことを聞くとこんなことになるのか…違和感がすごいなぁ。)


と、他愛もない雑談をしながら、俺は仕事をしている。



一方その頃、家にいる方の平田(ヒラタ)は…


「やっぱサブスクでみる映画は最高だなぁー!」


と、もう1つの自分に仕事を行かせている間にサブスクでの映画鑑賞を満喫している。しかし、もうすぐもう一人の自分が帰ってくる時間になっていた。


「そろそろあいつが返ってくる頃だな!メシ作るか!」

平田(ヒラタ)は、素早く野菜を切り、あっという間にサラダを作ってしまった。更に、素晴らしい効率のよさで味噌汁、生姜焼きまで作りあげて、もう1人の帰りを待つ。


「ただいまー!」


もう1人の平田(ひらた)が帰ってきた。

帰ってきて早速もう片方の自分に作らせた飯を頬張る。調味料の分量、肉の焼き加減、何もかも完璧で美味しいご飯をガツガツと食べ、あっという間に平らげてしまった。



最初はどうなることかと思っていた平田(ひらた)だったが、このAIと人間が共生する社会は悪くないんじゃないかと、この時は思っていた…









興味本位で初めて小説を書いてみたのですが、改めて自分で作品を作ることの難しさを心から実感しました!

設定にブレなどがないか何度見ても心配です……

それと1話あたりの長さはどれぐらいがいいんでしょうか?

1話あたりの最適な長さがわからないため一度これで投稿しましたが、もし、こうした方がいいなどのご意見がありましたらぜひ教えてください!

これから続きも作る予定なので待っていてくれると幸いです!!


※AIの仕様についてわかりにくい人用に簡単にまとめたした。↓


・顔に印字がされており、やや生身より優秀。

・所有者の命令に原則従う。

・自我はないが、所有者の言動を完全に学習しているため、所有者の指示がなくても、本人に迷惑をかけないことを徹底した上で娯楽等を楽しむこともある。(8割方人間のようなもの)

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