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21/56

第21話 「3体目の従魔その名はロキシー

 


 ••✼••ネチコイ教会前••✼••



「ああ~~~んん~~~ふぁああ~~~・・・きゅ」



 トロは、背伸びをして大きくアクビをした。

 おそらく、死んで30分も経ってないだろうけど、丸1日寝たような爽快感だった。

 こりゃあ、金さえあれば、また死んでみるのもいいかもな?

 などと、馬鹿な事を考えていた。

 でも、どれくらい続くのかは知らないが、デスペナは嫌だな・・・


 それより、ロンデルとロプロプを探さなきゃ!

 いや、でも待てよ?

 あの時のロンデルとロプロプは、おっそろしいほどの強さだった。

 エルダー・ロック・ゴーレムなんて、まるで子供扱いだった。

 なら、暫くは大丈夫だろう。

 ダンジョンへ向かう前に、欲しいものを作ろうと思った。


 それは、【転移魔法】だ!


【転移魔法】とは、1度行った場所になら、一瞬で転移できるとても便利な魔法だ。

 以前から作ろうとは思っていたのだが、なぜかついつい忘れてしまっていた。


 トロは早速、ネチコイの冒険者ギルドのプライペート・ルームで、【種生成】を行う。


 これにより、【転移魔法Lv4】がステータスに追加された。




 ■===========■

 ・⋯━☞STATUS☜━⋯・

 ■===========■

 名前 トロ

 性別 女

 年齢 54

 種族 人族

 職業 種生成術師/賢者

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 状態

【健康】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 LV 326

 HP 260(-20%)

 MP 260(-20%)

 STR 16(-20%)

 ATK 24(-20%)

 DEF 24(-20%)

 DEX 43(-20%)

 INT 76(-20%)

 MAT 58(-20%)

 SPD 43(-20%)

 LUK 72(-20%)

 EXP 3015577

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得魔法

【ヒールLv5】【ハイ・ヒールLv2】【種生成Lv6】【ファイヤー・ボールLv5】【ウォーター・ボールLv4】【エアー・カッターLv4】【アース・ニードルLv4】【アース・ウォールLv4】【テレポーテーションLv4】【全ステータス強化魔法Lv4】【全ステータス弱化魔法Lv4】【光魔法Lv5(ライト)(ライト・セイバー)】【状態異常回復魔法Lv4】【浄化魔法Lv6】【付与魔法Lv5】【変身Lv6】【誘導ファイヤー・ボールLv5】【転移魔法Lv4】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得スキル

【ステータス】【鑑定Lv5】【異空間収納∞】【剣術Lv5】【熱耐性Lv6】【冷耐性Lv5】【物理耐性Lv5】【魔法耐性Lv5】【テイムLv5】【索敵Lv6】【恐怖耐性Lv5】【麻痺耐性Lv4】【呪い耐性Lv4】【魅了耐性Lv5】【混乱耐性Lv4】【隷属耐性Lv4】【石化耐性Lv4】【即死耐性Lv5】【幻覚耐性Lv4】【洗脳耐性Lv4】【毒耐性Lv5】【獲物自動解体Lv6】【限界突破Lv3】【茨の縛りLv2】【御用だ!Lv2】【鋼の鎖の楔縛りLv4】【超冷却Lv4】【スーパー・インパクトLv4】【隠匿Lv4】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 称号

【召喚巻き込まれ異世界人】【賢者】【ロンデルの主人】【色女】【ワイサの師匠】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 資格

【普通自動車】【原動機付自転車】【アクアマリン級冒険者】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 従魔

 ●ロンデル 

【ワイルド・フォレスト・キャット】

 ●ロプロプ

【ファイヤー・ナパーム・ワイバーン】

 ■===========■



 レベルが2上がっていたが、これもロンデルとロプロプのお陰だな。

 デスペナが痛いが、俺の村人並みのステータスでは、デスペナがあろうが無かろうが関係ないな。



「よし! 早速ダンジョンに転移するか!」



 トロは、トスター・ダンジョンへ転移した!



「トスター・ダンジョン20階層へ転移!!」

 [[[[シンバュッ!!]]]]




 ••✼••トスター・ダンジョン20階層••✼••



 [[[[シュッ!!]]]]


「おおっ!? ホントに転移したあ!」


「「ご主人様あっ!!」」


「おお~~~お前達、無事だったか!!」


「「ご主人様っ! 危ないっ!!」」


「へっ?!」


 ドガッ!!

「がっ!!・・・」


 バタッ! バタバタバタッ・・・



 ロンデルとロプロプに再会して、ほんの数秒・・・

 トロはまた、ゴーレムの痛恨の一撃で殺されてしまったのだった。




 ••✼••ネチコイ教会処置室••✼••



「ぷぁはっ!!」


「お目覚めですか?」


「うっ、おお、どうやらまた復活できたようだな?」


「そのようですね」


「んん・・・・・・はい、これを」


「はい! 確かに頂きました」


「世話になったな!」


「いえいえ またのご利用をお待ちしております」


「あっはっは! 冗談はよしてくれ! ではな!」


「はい お気をつけて」


 ・・・・・・パタン!




 トロは、処置室から出ると、直ぐに変身魔法で、元の女の子の姿に変身した!

 しかし、冗談で考えてた事が、まさか本当になってしまうとは・・・

 まさか自分で死亡フラグを立てたんじゃ・・・

 下手に、死んでみようなんて言わないでおこうと思ったトロだった。




 ••✼••ネチコイ教会玄関前••✼••



「ふぅうぅうぅ~~~ん・・・」



 トロはまた、背伸びをする。

 この開放感・・・癖になりそう(汗)

 って、いやいやいや、いかんいかん!!

 死んだらステータスが・・・



 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 LV 326

 HP 194(-40%)

 MP 254(-40%)

 STR 12(-40%)

 ATK 18(-40%)

 DEF 18(-40%)

 DEX 25(-40%)

 INT 57(-40%)

 MAT 21(-40%)

 SPD 25(-40%)

 LUK 36(-40%)

 EXP 3015577

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・



「あっちゃあ~~~(汗)

 デスペナ中に、更にデスペナってか?

 そんな事になるのお! コレぇ?!

 わざと死んだ訳じゃないのに~~~(泣)」




 だがまあ、自業自得だな。

 何も考えずに転移したものだから、不意打ちを食らって即死してしまった。

 それより、2度目の復活のとき、隣のベッドにとても可愛らしい少女が居たな・・・

 あの娘も、死して復活したのだろうか?

 魔女っ娘風な風貌だったな。


 実はトロが2度目の復活の際に見た少女は、日本からやって来た、いずれ大魔女になる少女だった。

 いつか出会う日が来るが、それはまた別のお話・・・



「あの娘・・・可愛かったなぁ~~~

 って、こんな事をしている場合じゃないな!

 不意打ちに対処できるスキルでも作るか!」


 トロはまた、プライペート・ルームを利用して、【不意打ちを回避Lv4】スキルを覚えた!




「よしっ! 今度こそ、大丈夫う!!」




 トロはまた、トスター・ダンジョンへ転移した!




 ••✼••トスター・ダンジョン20階層••✼••



[[[[シュッ!!]]]]

「ふぉ~~~っ! 戻った!」


「「ご主人様!!」」


「2人とも、すまない!」


「いえ! 後は、エルダー・ロック・ゴーレム1体だけです!」


「ほお! やったなあ!

 流石は、ロンデルとロプロプだ!」


「「ふふふふふ・・・♪」」


「ふっ・・・単純な奴らめ(笑)」



 ロンデルとロプロプは、残りエルダー・ロック・ゴーレム1体を残して、なんとか倒していたようだ。

 流石は、ロンデルとロプロプだ。

 俺が戻らくても、きっとなんとかなっただろう。

 最後に残ったエルダー・ロック・ゴーレムが離れている今の内に、ロンデルとロプロプが倒したゴーレム達の魔石を拾い集めた。

 なぜならゴーレムは、魔石さえ残っていれば、また復活するからだ。


 さて、俺も少しでも貢献しないとな!




「鋼の鎖の楔縛り!!」

 ジャラララララッ! ガキキキキン!!


「グオゥ!・・・ゴオオゥ・・・」


「ご主人様! 行け~~~!!」


「頼みましたぞ!!」


「まっかせろぃ!! ファイヤー・ボール!!」

 ゴォオォオォオォオォ~~~!!



 トロは、鋼の鎖の楔縛りでエルダー・ロック・ゴーレムを縛り上げ地面に鎖楔のアンカーを縫い付けると、すかさずファイヤー・ボールで、エルダー・ロック・ゴーレムを高熱で焼き上げる!

 エルダー・ロック・ゴーレムは、みるみる内に赤黒く高熱になっていく!


 そして・・・



「超冷却!!」

 ピシィ━━━━━━ッ!!



 次に、超冷却で急激に高熱のエルダー・ロック・ゴーレム冷却すると、ポロポロと身体が脆くなる。

 そこへ・・・



「スーパー・インパクト!!」

 ガラガラガラゴロゴロゴロ・・・



 地面から砂や岩が集まり、頭上に大きな岩の塊を生成すると、カチンコチンに冷えたエルダー・ロック・ゴーレムに目掛けて高速でぶん投げる!!



「いっけぇ━━━━━━っ!!」

 ブォン! ドゴォオオオオオ━━━ン!

 バラバラバラバラ・・・


  「いよおっし!! 討伐完了!!」


「やったねご主人様!!」


「一時はどうなるかと思いましたぞ!」


「いやあ、すまない(汗)

 2度も死んでしまって・・・」


「「ええっ?!・・・」」


「え?」


「「ご主人様・・・・・・」」



 ロンデルとロプロプは、トロが本当に死んだなて、思っていなかった。

 なぜなら今こうして、元気に目の前で笑っているのだから。

 そもそも魔獣には「主人の死の概念」が無い。

「死」そのものを知らないと言うべきか。

 主人が死ぬはずがないとさえ思ってる。

 まあ、そんな事など、どうでもいい。

 俺は今もこうして、信頼している仲間のロンデルとロプロプと一緒に居られるだけで良いのだから。


 しかし・・・



「ご主人様!!」


「なんだ?」


「ご主人様!! はやく魔石を!!」


「え? 魔石? ああ、拾えってことか?」



 トロは、最後に倒したエルダーフラワー・ロック・ゴーレムの核となる魔石を拾うと思ったが・・・




 ペカ━━━ッ!

「うわっ! なんだ?! 光った!!」


「マズイ!!」


「ご主人様! 離れなされ!!」


「なんだって?!」



 なんと!

 エルダー・ロック・ゴーレムの魔石は、突然光り輝き、また復活してしまったのだ!



「グオオオオ・・・」


「ばっ・・・バカな!! 冗談だろう?」


「うぬぬぬぬ・・・」


「おのれ・・・また復活するとは!」


「え? もしかして、今までも復活していたのか?」


「はい! もう、何度も何度もっ!」


「なん?!・・・そ、そうだっつのか!

 2人とも、本当にすまない!

 俺が不甲斐ないせいで・・・って、あれれ?

 ちっとも、襲って来ないぞ? なんでだ?」


「あ、きっと、コイツがボスだったのでしょう!」


「そうですな! だから、ドアも開いていますな!」


「え?・・・あっ! ホントだ!」



 そうなのだ。

 どうやら最後に倒したエルダー・ロック・ゴーレムは、この20階層のボスだったようだ。

  本来は、10階層、20階層は、休憩ができる空間であり、魔物など居なかったはずなのだが、どういう訳か、ゴーレムが湧いてしまったのだ。

 理由は解らない。

 それよりも・・・



「いやあ、大変でしたな!」


「そうですよ! ご主人様が魔石を拾って終了のはずが、ご主人様が居なかったので、魔石から何度も復活して、本当に大変でした!」


「はあっ?! なんてことだ!!

 ちょちょ、ステータスを見せてくれよな・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 なん~~~じゃこりゃああああ~~~!!」



 なんと!!

 ロンデルとロプロプは、トロが戻るまでにも、何度も何度も復活するゴーレム達を倒し続けていたのだそうだ。

 なのて、ロンデルとロプロプのレベルはバカみたいに上がっていた!




 ■===========■

 ・⋯━☞STATUS☜━⋯・

 ■===========■

 名前 ロンデル

 性別 雌

 年齢 18

 種族 獣族(ワイルド・フォレスト・キャット)

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 状態

【健康】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 LV 512

 HP 512

 MP 612

 STR 517

 ATK 517

 DEF 517

 DEX 517

 INT 517

 MAT 517

 SPD 517

 LUK 113

 EXP 8517083

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得魔法

【全ステータス強化魔法Lv4】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得スキル

【威嚇Lv6】【ひっかきLv8】【噛み付きLv6】【体当たりLv6】【猫パンチLv7】【猫キックLv7】【変化(へんげ)Lv6】【茨の縛りLv5】【御用だ!Lv5】【地図Lv5】【言語識字理解Lv5】【索敵Lv4】【思念伝達Lv4】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 称号

【賢者トロの従魔】【サファイア級冒険者】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 ■===========■




 ■===========■

 ・⋯━☞STATUS☜━⋯・

 ■===========■

 名前 ロプロプ

 性別 雌

 年齢 38

 種族 獣族(ファイヤー・ナパーム・ワイバーン)

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 状態

【健康】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 LV 508

 HP 508

 MP 608

 STR 513

 ATK 513

 DEF 513

 DEX 513

 INT 513

 MAT 513

 SPD 513

 LUK 112

 EXP 8364818

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得魔法

【ファイヤー・ナパームLv3】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得スキル

【威圧Lv6】【ひっかきLv8】【鷲掴みLv7】【羽ばたきLv6】【噛みちぎりLv7】【変化(へんげ)Lv6】【茨の縛りLv5】【御用だ!Lv5】【地図Lv4】【言語識字理解Lv5】【索敵Lv4】【思念伝達Lv4】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 称号

【賢者トロの従魔】【サファイア級冒険者】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 ■===========■




「おいおいおいおい~~~(焦)

 なんなんだよ、この馬鹿げたレベルわあ!!」


「まあまあ、ご主人様あ!

 それより、アイツどうします?」


「どうしますって・・・」


「ふむ・・・目が青いですな?」


「え? 目が青い? あ! ホントだ!!」



 そうなのだ。

 襲いかかって来るゴーレム達の目は、みんな赤かった。

 だが、最後に倒し復活したエルダー・ロック・ゴーレムの目は青いのだ。

 しかも、襲いかかってくる様子が全くない。

 これは・・・もしかして???



「もしかして・・・」


「え? なんです?」


「どうしました、ご主人様?」


「コイツ・・・テイムできるんじゃないか?」


「「えっ?・・・」」



 よく、有名なRPGでの討伐後の文章で、

「仲間になりたそうに、コチラを見ている」

 ・・・みたいな雰囲気!?


 いいんじゃない!?

 ゴーレムなんて仲間、ずっと欲しかったじゃん!


 トロは、早速テイムを発動!




「テイム!!」

 シュワワワワワ~~~・・・


「クワアアアアアア~~~・・・」


「「おおおおおおっっっ!!」」


 ピコン!

『エルダー・ロック・ゴーレムをテイムしました!』


「いやったあ━━━!! テイムしたあ━━━!!」


「「おおおおおっ!」」



 なんと! なんとなんと!!

 本当に、エルダー・ロック・ゴーレムをティムしたのだった!

 トロは、ずっとゴーレムをテイムしたかったので、嬉しさも半端なかった!

 だが、ロンデルとロプロプは・・・




「ご主人様・・・」


「ん? なんだ、ロンデル?」


「随分嬉しそうですな?」


「え? ああ~まあ、な!

 ずっとティムしたかった魔獣だったからな!」


「「ふぅ~~~ん・・・」」


「な、なんだよ?」



 ロンデルとロプロプは、クシャミを我慢するような表情でトロを睨み付ける。

 どうやら、嫉妬しているようだった。

 



「な、なん、どうしたんだよ?

 そんなに拗ねないでくれ・・・

 俺は、お前達をとても気に入ってるんだ

 愛していると言ってもいい!

 けっして、お前達だけじゃ満ち足りないとか・・・

 満足していない訳じゃないからな?」


「「へぇ~~~そうですか~~~」」


「なんなんだよ(汗)」


 ピコン!

『エルダー・ロック・ゴーレムに名前を付けますか?』


「おっ! 名前を付けるかって! どんな名前にする?」


「「んんんんん~~~」」


「だから、そんな顔するなってぇ(汗)」



 不機嫌なロンデルとロプロプを他所に、トロはテイムしたエルダー・ロック・ゴーレムの名前を考えた。



「ん~~~・・・何にしようか~~~ん~~~

 そう言えば、コイツには性別ってあるのかな?

 ステータス!」

 フォン!・・・



 ■===========■

 ・⋯━☞STATUS☜━⋯・

 ■===========■

 名前 -

 性別 雌

 年齢 5

 種族 ゴーレム (エルダー・ロック・ゴーレム)

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 状態

【健康】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 LV 200

 HP 4901

 MP 300

 STR 250

 ATK 255

 DEF 1960

 DEX 205

 INT 24

 MAT 205

 SPD 205

 LUK 70

 EXP 980254

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得魔法

【自己再生魔法Lv2】【アース・ウォールLv2】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 習得スキル

【威嚇Lv2】【体当たりLv2】【タゲ取りLv2】【変化(へんげ)Lv3】【ボディー・ロックLv4】【ぶん殴りLv4】【持久走Lv4】【岩石生成Lv2】【投石Lv2】【子ゴーレム生成Lv4】【言語識字理解Lv2】【思念伝達Lv2】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 称号

【賢者トロの従魔】

 ・⋯━━☆★☆━━⋯・

 ■===========■



「あれ? 随分レベルが下がってるな・・・

 これもテイムの弊害か?

 それでも俺なんかよりも、遥かに強いな

 あれまあ! お前、雌だったのか!

 ってか、ゴーレムに性別なんてあるんだ?

 なら、お前の名前は・・・

 ロンデル・・・ロプロプ・・・魔人ロキ・・・

 ロキ・・・ロキシー・・・

 うん! 名前は、『ロキシー』だ!」


「ロキシー 私の名は、ロキシー!」


「ほほお? 変化(へんげ)スキルがあるのか!

 なるほど! お前、ゴーレムだもんな?

 ゴーレムなら変身なんて容易いもんだろうな!

 あ、もしかして! 人に変化できたりするのか?」


「人に・・・ですか?

 んんんん~~~・・・」

 ポン!


「わおうっ!!」


「「ほほお・・・」」


「こんな感じで、どうかなあ?」


「へえ~~~♡」



 なんとロキシーは、金髪青目のロシアンビューティに変身した!

 すんげえ美人!!

 しかも! 爆乳!! 餅尻!!

 まさに、ボン!キュ!ボン!の餅尻ロシアンビューティー!!

 


「う━━━ん!! 最高♡♡♡」


「そ、そうかなあ?(汗)」


「「ふう~~~~~~ん・・・(拗)」」


「あっ! でも、このままの格好じゃいかんな!

 スッポンポンじゃ、ダンジョンから出られないな?

 取り敢えず、コレを着てくれ!」


「コレは・・・」



 トロは、マジック・バッグから、ワイサの為に作っておいた「メイド服」を取り出し、ロキシーに手渡した。

 だが、ロキシーはまだ生まれて5年のゴーレム。

 服の着方なんて、知らないようだった。

 人間としての見た目年齢は、13歳くらいか?

 実年齢なら、まだ幼稚園児だ。無理もない。

 仕方ないので・・・



「ロンデル! ロプロプ!

 ロキシーに服を着せてやってくれ!」


「「はぁ~~~~~~い」」

 面倒臭そうな返事をする2人。


 パタパタ・・・


「たはは・・・(汗)」



 そして、数分後・・・



「ふぉおおおおお━━━っ!!

 いいっ! いいよっ! すんごくいい!!」


「「んんん・・・」」

 ロキシーを褒めるもんだから面白くない2人。


「そう・・・かなあ? ありがとう!」


「いやいや いいんだよ いいんだよ」


「「ご主人様あ!!」」


「わっ! ビックリした! なんだよ?」


「ご主人様! ロキシーにだけ優しい!!」


「へっ?!」


「そうですぞ!! 我らには厳しく、ロキシーにだけ優しいのは、同じ従魔なのに納得がいきませんなっ!!」


「そ、そんな事を言われても・・・なあ?

 ロキシーは、まだ生まれて間もないんだよ?

 お前達から見れば、まだ子供じゃないか?

 このくらい、我慢してくれよ(汗)」


「「ぶぅー! ぶぅー!」」


「たははは・・・(汗)」



 そう言っても、ロンデルとロプロプも、拗ねた2人はやっぱり可愛い♡

 何はともあれ、新しく、エルダー・ロック・ゴーレムの従魔ロキシーが仲間になった!

 


「「ふぅ~~~ん・・・」」


「あはは・・・まったく、まだ拗ねているのか?

 いい加減、機嫌を直してくれよ?」

 セリフがまるで、拗ねた彼女の機嫌を取る彼氏である。


「「ご主人様が食べたい!!」」


「ぴゃあ?! ば、バカあ!

 今の今まで、ゴーレムと戦っていたのに、少しは休めばいいだろ?!

 ってか、俺は休みたい!!」


「ええっ?! ご主人様を食べちゃうの?!

 ご主人様、死んじゃうの?!」


「ばっ! ちがっ! 死なない! 死なない!

 違うぞロキシー!! 勘違いするなよ!

 俺を食べるとは・・・そんな・・・意味じゃなくって・・・だな・・・(焦)」


「さあ! もう帰りましょう!」


「あ! ちょっと!」



 ロンデルは、トロの手を強引に引いて、ダンジョンから出ようとする。

 


「しょうがないなぁ・・・わかった! わかった!」


「今ここで食べてもいいのですぞ?」


「それだけはやめてっ(汗)」



 こうしてトロ達は、ゴーレム討伐に成功!

 ダンジョン入口前へ転移するのだった。



••✼••トスター・ダンジョン入口前••✼••



 [[[[シュバッ!]]]]

「うわっ!! 驚いた!」


「あ、すみません」


「ああ、いや で、どうだったんだい?

 上手く対策はとれそうかい?」


「はい 全てのゴーレムを倒しましたよ!」


「はっ?! んっ?! なんだって?!

 そ、それはないだろう嬢ちゃん

 第一、今回は偵察だけだったはずじゃねえか?」


「ああ、まあ、そうだったんだけど・・・

 20階層に入った途端にドアが閉まってしまいましてね

 閉じ込められたので、そのまま戦闘になってしまったんだよ」


「そんなあ、おい、まさか・・・

 だが確かに、みんなボロボロだな?

 本当にゴーレムとやり合ったのか?」


「本当だってえ!!

 なんなら、20階層まで調べに行ったらいいじゃないですか?」


「お、おお まあ、それは勿論だがな・・・

 ところで、後ろのお嬢ちゃんは誰だい?

 確か嬢ちゃん達は3人だったはずだろ?」


「ああ、この娘は、見た目は人の娘だけど、本当はエルダー・ロック・ゴーレムです!

 俺が、テイムしました!」


「はあっ?! エルダー・ロック・ゴーレムをティムしたあ?!

 うわっはっはっはっは!

 冗談が過ぎるぜ嬢ちゃん!」



 ・・・ま! 当然な反応だな。

 別に信じてもらわなくても構わない。

 だが、嘘吐き呼ばわりされてもつまらない。

 仕方ないので、従魔達の変身を解くように命令した!



「おい、ロンデル! ロプロプ! ロキシー!

 変身を解いてやれ!」


「はい!「承知!「わかったあ!」

 ボボボンッ!!


「どわああああああ━━━!!!」


「「「「ワイワイガヤガヤ・・・」」」」



 トロが、ロンデル達に変身を解くように命じると、ロンデル達は本来の姿に戻った!!

 ロンデルは、像ほどの大きさのワイルド・フォレスト・キャットに。

 ロプロプは、翼竜ケツァルコアトルの2倍ほどの大きさのファイヤー・ナパーム・ワイバーンに。

 ロキシーは、体高4mはあるエルダー・ロック・ゴーレムに。


 ダンジョンの門番のドワーフのオッサンは、その場にびっくり変え返るように倒れて、腰を抜かしていた。

 やがて、人が集まって来る。



「なんだなんだ!「ゴーレムじゃないか!「ワイバーンも居るぞ!「なんだあのデカイ クロヒョウは?!「で、でたあ!!」


「みんな、落ち着いてください!

 コイツらは、俺の従魔です!

 けっして、みなさんに危害を加える事はありませんから!」


「「「「ザワザワザワザワ・・・」」」」


「あわわわわわ・・・(汗)」


「よし! お前達!

 もう、人の姿に変身してくれ!」


「「「はい! ご主人様!」」」

 ボボボン!


「「「「?!~~~ワイワイガヤガヤ・・・」」」」


「ふぅ・・・これで信じてくれます?」


「わ、わう、わかった! 信じる! 信じる!!」


「それは良かった!

 じゃあ俺達は休みたいので、宿に行かせてもらいますね!」


「あ・・・ああ、わかった そうしてくれ」




 こうしてトロ達は、宿へと向かった。



••✼••トンテンカン宿屋フロント••✼••



「いらっしゃいませ! 4名様でしようか?」


「はい 3人部屋と1人部屋をお願いします」


「畏まり・・・」


「「ご主人様あっ!!」」


「きゃ!」

 驚く宿屋の受付嬢。


「わっ! な、なに?」


「まさか、私達と別部屋にする気ですか!!」


「当たり前だろ!

 今夜こそは、ゆっくり休みたいんだ

 俺は1人部屋にするから、お前達は3人部屋で仲良く・・・」


「「ダメです!!」」


「な、なんでだよお!」


「え? え? え?」

 訳が分からず戸惑うロキシー。


「私はご主人様を食べたいがために、あんなにも頑張ったのっモガッ!!・・・」


「わあー! わあー! わあ━━━!!

 わかったから、少し静かにしよーかー?(焦)」

 ロンデルの口を抑えるトロ。


「・・・・・・???」

 ???な、宿や受付嬢。


「あ、あの! 4人部屋はありますか?」


「あ、は、はい ありますが・・・

 では、みなさん御一緒に、4人部屋で御座いますね?」


「はい!!」


「お部屋は、2階の南側1番奥の210号室で御座います

 そしてこれが、部屋の鍵で御座います」


「はい はぁ・・・

 今夜も、ゆっくり眠れそうにないなぁ(泣)」


「で、では、ごゆっくり・・・(苦笑)」



 トロは、ガックリと肩を落として部屋へと向かった。




••✼••トンテンカン宿屋の2階••✼••



 2階の廊下の端から見る光景は、まるで昭和の大規模な木造の小学校って感じだ。



「ほえええ~~~すごいな!」


「なかなかのモノですね!」


「トスターの宿屋よりも大きいのでは?」


「だな!」


「なんか変なの?」


「ああ、ロキシーはダンジョンで生まれ育ったんだから、初めて見る光景なんだよな?」


「はあい」




 2階の部屋は全てが4人部屋で、10部屋だとか。

 3階の部屋は全てが3人部屋で、10部屋。

 4階の部屋は全てが2人部屋で、20部屋。

 5階の部屋は全てが1人部屋で、40部屋。

 なのに、宿泊者はポツリポツリ・・・

 使っていない部屋は、まるでお化け屋敷みたいな有様だとか?

 いやはや、勿体ないねえ。

 とっても良い雰囲気なのに。

 年齢50過ぎのオッサンからすれば、昭和の匂いがプンプンする、ノスタルジックな雰囲気抜群だ。


 しかし、どんだけデカイ宿屋なんだよ?!


 昔はこのトンテンカン村は鉱山で大いに栄えていて、この大陸で一番の繁華街だったんだそうな。

 デカイ宿屋は、栄えていた頃の名残だそうだ。

 今では採掘物も枯渇し、閉山して10年以上にもなるので、人口も2万人から数百人まで減って街から村に格下げ。

 かつてのトンテンカン侯爵も、今では子爵にまで格下げの降爵。

 トンテンカン元侯爵のせいじゃないのに、自ら爵位格下げをイスヤリヤ国王に願い出て、今ではトスター領の傘下に下り、細々と領地運営しているのだとか。

 爵位格下げだなんて滅多に無いのに、なんとも可哀想な領主様だな。


 だが、魔女様の助言で、ダンジョンの更に奥には、かつての採掘量の数倍の規模の鉱物が眠っているとわかっている。

 それに! もうゴーレムは倒したので、もっと奥の階層に行けるので、きっとこれからこの村も発展することだろう。



••✼••宿屋2階の210号室••✼••



 カチン! ギイィイィ~~~・・・


「ほほお! ま、悪くない部屋だな」


「でも、こんな華奢な造りでは、壊れたりしないのでしょうか?」


「はあ? なんでだよ

 築何年かは知らないが、あまり暴れるなよ?

 本当に壊れるちまうかも知れないぞ?」


「それは!ご主人様によりますな!」


「はあい?! それは、どう言う意味だあ?」


「それは、我らがご主人様を食うときに、ご主人様は大あばれするからで・・・」


「うわ━━━!! わー! わー! わあー!!

 やめろお前!! なんてことを言うんだあ!」


「だって、ご主人様ったら食ってる時、激しく暴れ回るじゃないです・・・」


「ぎゃあ━━━! ぎゃあー! ぎゃあー!

 言うなー! 言うな!! 言うなぁ!!」



 トロが、ロンデルとロプロプに食われるとき、それはそれはもう激しく・・・

 ここでは、とても表現できないのでNG・・・



「ぜー! ぜー! ぜぇー!

 と、とにかく! ここでは俺を食うのは禁止!!」


「「えええええ~~~!!」」


「ダメったらダメぇ!!

 こんなガタボロな部屋で行為に及んだら、本当に壊れて床が抜けて落ちてしまうかも知れないぞ!」


「「がぁあぁあぁあぁ━━━ん!!」」


「・・・???」

 トロ達の話が理解できないロキシー。



 そんなトロの狙いもあってか、この夜は食われずに済んだトロだった。




・⋯━☞翌朝☜━⋯・



「んんんん~~~!

 ひっさしぶりに、良い朝を迎えられたなぁ!」


「「ゔゔゔゔゔ~~~・・・」」


「ん? どうしたロンデル、ロプロプ?」


「「・・・ふん!」」


「なんだ???」



 ロンデルとロプロプは、昨夜はお預けを食らったせいか、朝まで一睡も出来なかったとか。

 飢えた猛獣が、まるまると太ったウサギを前にして、お預けを食らったかのような、この状況。

 従魔としては主の命令には逆らえぬ。

 眠れるはずがない。

 朝スッキリしていたのは、トロとロキシーだけだった。



••✼••トスター大草原••✼••



「ふぎゃあ━━━!!」


「クワアアアアアア━━━!!」


 ズガン! ドガッ!! ドバッ!! バキッ!!


「っはぁー! すごいなロンデルとロプロプ!

 いったい、どういう風の吹き回しだ?」


「何か、鬱憤でも溜まってるのかな?」


「え? なんで?」


「さあ・・・?」



 確かに、ロンデルとロプロプは、まるで鬱憤でも溜まってるのか?と思うぼとに、大あばれだった。

 この地域では最強とされている、ツノエリケラトプス(サイの数倍の大きさの恐竜のような怪物)でさえ、一撃で倒す暴れっぷりだ。



「しかし、ロンデルとロプロプ・・・

 人の姿でも、あんなに強かったのか(汗)」


「すごいよねぇ!

 私も、もっと強くなれるように、頑張んなきゃ!」


「はは・・・置いてかれそう(汗)」



 ロンデルとロプロプの鬱憤ばらしはしばらく続いたが、それでも不完全燃焼だった。




怖いですねえ。。。

魔獣の鬱憤ばらし・・・

災害級でした。

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