一匹狼って要はボッチですよね?
ここの料理はいつも美味しいわね!。
そんたことを思いながら、食堂で昼食を食べています。
とはいえ、一人で食べるのは流石に少し寂しいですわね…。
周りを見渡すと、大多数が集まって食事を摂っているのが見える中、四人席に一人で席に座って、黙々と食べている人影が目に移ります。
あの人は確か、隣のクラスの誰でしたっけ?。
少し有名だったような気がしますが忘れてしまいましたわ!。
何か誰も話しかけないでオーラを出しているように見えますが、多分気の所為でしょう!。
一人ぼっちは寂しいので、近くに席を移して一緒に食べる事にしました。。
「こんにちは!。貴方は隣のクラスの人でしたわよね?、私の名前は芽猫 美魔といいます!。せっかくなので一緒に食べませんか?。」
前を見ると、絶妙に目つきの悪い顔を上げていました。
「ああ、良いですよ。多分初めしましてだよね。僕の名前は大神 一輝です。よろしくね。」
あら、顔と違って意外と優しい。
ゴリラで学んだと思っていましたが、まだ少し精進が足りませんわね。
そこから色々と話して、最終的に友達に成れました!。
どうやら、雰囲気のせいであまり話し相手が居なかったようで積極的に話し込んできました。
昼休みが終わり、教室で考え込んでいると休み時間に友達が聞いてきました。
「どうかした?。美魔らしくなく、何かずっと考えていたみたいに黙ってたけど。」
ちなみに彼女の名前は、鳥巻 葉留さんです。
「いえ、別に特別なことじゃなくて、友達のあだ名をどうしようかと思って。」
やっぱりしっくり来るのは、一匹狼なんですけどね。
大神 一輝だけど、一輝 大神みたいな名前だと良い感じなんですけどね~。
「ふーん、そうなんだ。じゃあ頑張ってね。」
と、あまり興味無さそうに離れて行きました。
まあそんなもんでしょうね。
さて色々考えますか!。