この一瞬の記念に(200文字小説)
屋根を叩く雨音が止んだ。どうやら雪に変わった様だ。
翌朝、窓辺のきらめきが目覚ましにとって代わる。
夜中に降り積もった雪が太陽の光を反射させている。
インスタントの粉末が入ったカップに沸かした湯を注ぐ。
室内にコーヒーの香りが漂う。
玄関のドアを開けて外に出る。真っ白な路面にそっと足を踏み出す。数歩歩いて振り返る。等間隔に並ぶ足跡がなぜだか可笑しく思えた。
スマホを取り出しカメラを起動する。
この一瞬の記念に。
屋根を叩く雨音が止んだ。どうやら雪に変わった様だ。
翌朝、窓辺のきらめきが目覚ましにとって代わる。
夜中に降り積もった雪が太陽の光を反射させている。
インスタントの粉末が入ったカップに沸かした湯を注ぐ。
室内にコーヒーの香りが漂う。
玄関のドアを開けて外に出る。真っ白な路面にそっと足を踏み出す。数歩歩いて振り返る。等間隔に並ぶ足跡がなぜだか可笑しく思えた。
スマホを取り出しカメラを起動する。
この一瞬の記念に。
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