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下校
何だかんだ時間が過ぎ、いつのまにか太陽が西の空に沈みかけていた。
僕は一階に降り玄関で靴を履いていた。履いていると後ろから元気な声が聞こえてきた。
「圭!一緒に帰ろー!」
後ろを振り向くと、麗奈がいた。麗奈は、僕の背中にもたれかかってきた。
「麗奈!?何だ?ちょっとスキンシップが多くないか?」
「幼馴染だからいいもーん!」
「麗奈は女なんだから、僕を男として見てくれ!」
僕は呆れてため息をついた。
「とにかく一緒に帰ろー!」
「いいよ、帰るだけだろ。」
「やったー!」
「で、家はどこなんだ?」
「それは…。よーい、スタート!」
そう言うと麗奈は、走り出した。僕はそれについていく。
「麗奈っ!これはどうゆうことだ!」
「これから、毎日走って帰るんだよ。」
「はぁ!?」
どうゆうことだ。帰る時ぐらい歩かせろよ。
「まぁ、家まで5キロ離れているからね!」
「そうか…」
僕は諦めてついていくことにした。毎日5キロ…。考えたらダメだ。変えても無駄だ。考えないよにしよう。




