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アイ・クリスタのブレイクタイム

作者: 犬三郎

 まだ少しだけ涼しいこの季節。(クラン基地)の私専用の書斎で、ミリーが入れてくれた、まだ湯気が出ているコーヒーを啜りながら書類整理。カーテンを閉めてるから、暖炉の火だけがこの部屋を明るくする。私の書斎は簡素なものだ。”木の長机”に、”木の椅子”、壁際には本や、勲章の数々ぐらいしかない。


「それにしても皆、ちゃんと成長してるわ本当に。これなら次の遠征でクラン最高到達階層を更新できるんじゃない?」


 小さい独り言を挟みつつ、暖炉の火が弱まり、ブルっと体を震わす。私は暖炉に目線を移す。薪が少なっくなってきた? いいや、”私の魔法の効果が切れてきた”。私は自分の椅子の横に、不自然なぐらい直立している神器(ペレ)の柄を掴む。神器は私の髪のように燃えるような、赤色をし、杖の先端に付いている深紅の宝石がキランと煌めく。


「【燃えろ】」


 超短文詠唱。その分、火の威力は弱く、暖炉の火が少し強くなっただけ。先程より強くなった心地よい熱風が私を包み込む。


「さっすが、私。いい火力ね」


 私は杖に瞳を向け、惜しむように杖を離す。こんな事務作業をしてないで、この杖片手に外に出たいけど——


「はぁ〜」


 重い嘆息、そして目がどっしり重くなるような目の前の資料の山。クランの冒険者が多くなるほど、私の負担が増えてく。今の団員数は54人。クランの中では量より質を推してるのが私のクランだけど、その分皆の自己主張が強い。皆、私を慕ってはくれるけど、問題行動もしばしば。

 クラン名【炎姫(ペレ・ファイア)】……またの名を、迷惑者(ペレ・ファイア)


「皆、私の前だといい子なんだけど……。何故か、問題行動を起こすのよ……」


 資料山から1枚の資料を手に取り、詳細を見る。私の団員が道端で男性と口論の末、男性の股間を握りしめる金玉破壊。治療費100万ドラクマ。これが積もりに積もって、1ヶ月で2000万ドラクマもお金を払ってるって馬鹿じゃないの。この迷宮都市なら、1家族が超贅沢して暮らしても1年は暮らしていけるのに。


「でも、その分稼いできてくれるから皮肉ったらしいわぁ〜」


 私は右手で掴んだ資料をまた元の位置に戻すと、再度目に入る資料の山。


 ————あ、駄目だ


 資料の山を見て頭の限界ピークを迎えた。こんなのがまだまだあるのよ? 私の所に流れ着くのは対処が難しいこんな資料だらけ……ニニスの悪魔的な笑顔が目に浮かぶわ。


「ふぅ〜、休憩休憩ーー! もう無理よ!」


 私は椅子から立ち上がる。背後の閉まっていたカーテンを開き、大きい正方形の窓をガバッと開く。清々しい空気と、生暖かい日差し。私の”褐色”の肌を掠める風。太陽の日差しがあるなら私はもう寒くない。


「やっぱり——」


 ここから見る景色はいつも圧巻。私の硬い顔がとろけそうなほどの笑顔になる。

 今は昼前、陽の光を浴びるとどうしても外に出たくなっちゃうから閉めていたけど、この陽の光を浴びたら出ない理由はないわ。


「外が私を待っている! 太陽が私を待っている! 今、行くよ! 迷宮都市(ゼイウス)!」


 私は肩に黒の上着を羽織り、スキップをしながら書斎の扉を開き——さっきまでの笑顔がぶち壊れる。


「ニ……ニス……」


「アイ、どこに行くんだ?」


「ちょっと……ト……イレに」


「上着を羽織って?」


「知ってるでしょ? 私が寒がりだって」


 身長が192センチあるニニスを見上げる私。ニニスは私から視線を移し、部屋を見る。火が”消えて”、窓が開き、日差しが入って明るくなった私の部屋を。ニニスの1ミリたりとも変わらない顔を見て、私も表情を崩さない。

 ニニスと私の沈黙が続き、ニニスが眦を上げて——


「アイ、私を愚弄する気か?」


 鬼の形相でそう言った。


「ニニス何を言っているの? 貴方を馬鹿にする? そんなわけないでしょっ——!」


 私は背後を向き、疾走する。ニニスは「このアホが——!」と叫び、懐から神器(ナイフ)を取り出す。刃渡り10センチの銀色、柄の部分は黒色。ニニスの大きい手だったら隠れるほどの小ささ。


神器(マニ)月走げっそう』」


 巨体なのにも関わらず目にも止まらぬ速さで、窓の前に立ち塞がる大男。表情はなし、まるで巨人。


「そこを通らせてもらうわよ!」


 アイは杖を光らせ、詠唱に入る。


「【速き炎 進め ペレ】『炎の疾撃(エリスタリ・フリー)』!」


 超短文詠唱で消えた目の前の女、今度は攻撃用魔法。ニニスは舌打ちをし長腕を”外に身を投げた”私を掴もうとするが、ニニスは躊躇し腕を”止める”。


「2時間後に帰ってくるからー!」


 地上から20メートル上から落ちるアイ。アイの強さなら死なない高さだが、いささか心配になりニニスは地上を見下ろす。丁度、アイが地上に着地し”凛々しく”歩いていく。外では団長、自分の前だと団長とは思えぬ行動。あの砕けた様子のアイは他の冒険者には見せない、それが自分にとって嬉しいもなのか嬉しくないもなのか親しい仲にいる、ニススは分からず頭を抱え、”息がしずらくなる”。


「……やはり、アイの魔法は禁止すべきか?」


 ニニスは燃えるように暑い部屋で、汗を1滴地面に垂らす。魔法を使ったアイは簡単に触れられるような”熱さ”では無い。周囲の温度も劇的に上がる。下手をうったら腕がなくなる。あの程度の魔法で、この熱さ、一般人なら喉が焼けて”死ぬ”。


「元パーティー(仲間)はどうやって、あの魔法を制御をてたんだ。しかし……なんで毎回止めて後悔するのが私なんだッッ!」


 毎回、アイの魔法が要因でアイを止められず、毎回仕事を放り投げて遊びに行く。ニニスは少し声を荒らげ、散らかった書斎を見る。今日は片付けをさせるのはアイにさせようと心に決め、腕に握っている神器(ペレ)を服の中に仕舞い、書斎を後にした。


 ◇◇◇◇◇


「う〜ん! 今日は本当に気持ちいいわ」


 迷宮都市ゼイウスは変わった形をし、とても広大。ゼイウスの中心は隕石が落ちたような形をしており、窪みが深い所にはダンジョンに入れる”何かがある”。中心に行くほど傾斜ができ、中心付近はダンジョン区域とされている。ダンジョン区域は主に、冒険者の活動場所。何かを境に、商店や武器や、食べ物屋や、ギルドがある。

 私の家は中心から離れた平たい地面。ダンジョン地域の丸い窪みをを起点とし、そこから東西南北に大きな道が別れ、その道を起点としそれぞれに特徴的な街がある。

 私がいるのは南東区域。ここは主に居住地域。商店や民家などが沢山ある。


「どうせなら、バアルの所に昼食でも買って寄っていこかしら。バアルのことだから、どうせご飯も食べずに読書の虫になってるだろうし」


 私は細道を通り、大通りに出る。目を覆い尽くす、商店や、多くの人。獣人、エルフ、ドワーフ、様々な種族がそこら中を行き交う。

 私は人に飲まれることのなく、堂々と鮮麗に歩いていく。いや、人が避けていくというのが正解かも。


「A級冒険者……アイ・クリスタルだ」


 色んな人が私を見て、殆どが人を刺すような軽蔑の視線。慣れたもんで、そんな視線に刺傷も擦り傷もつかない。


「う〜ん、やっぱいい匂い。やっぱり、串焼きよね〜。こうガツッといきたいからね」


 私は串焼き屋の前に止まる、いつもこの店の前を通ると鼻から肺から胃袋までガチっと掴まれるから、いやらしいわ。


「店主さん、こんにちは」


「おっ、アイちゃん。また来てくれたのか? いや〜おっちゃん嬉しいね」


 緑の短髪、目は黒色、目元に大きい傷跡があり、薄着の服装により腕の筋肉を顕にしている、私と同じ”褐色”の肌の男らしいおじさん。名前は知らないけど、私は店主さんと呼んでいる。


「最近どう?」


「あ〜売れる時は売れるんだけどよ、今日は——」


 顔を横に振り、顔の表情が少し消える。店主さんはそれを隠すように、歯茎が見えるように笑い、「今日もいっぱい買ってくれるのか?」と英気溢れた声で喋る。


「もちのろん。店主さんの串焼き上手いんだもの」


「そりゃあこっちとしては嬉しいね〜。串焼きは誰にも負けねぇぜ〜」


 店主さんは満面の笑みになり、腕っ節を叩く。私は今、網の上で焼いている串焼きを見る。

 茶色いソースに身で包む大きい肉が、竹串に刺さっている。これはダンジョン産のお肉かな。ダンジョン産のお肉は適した処理をしないと、臭みが凄く、美味しくない。なのに、こんないい香りなんて。


 ————ごくんっ


 思わず唾を飲み込む。正しい処理をしているのが分かる。次は貝の串焼き、こっちもタレかな。少し香ばしい匂いがするのがいい。


「じゃあ……これと、これと……これとこれ。それぞれ5本づつちょうだい」


「おっ、こりゃまた景気がいいねぇ〜。合計で7000ドラクマだよ」


「店主さんこそ、景気がいいじゃない。ダンジョン産のモンスターの肉ってものすごく高いのに」


 おじさんはそれがよ〜といいながら、竹串に肉を刺し網の上に肉を置き、肉を焼き始める。


「いい、仕入先が見つかって、格安でお肉を売ってくれてよ。ダンジョン産の肉は重いし、ちゃんと保存しないと直ぐ腐るしで、こんな店じゃなくて別の店で売ればもっと儲かるのに。変な兄ちゃんだよ」


「その冒険者は店主さんの串焼き食べたことあるの?」


「それが初めて見た顔でよ。なのに、貴方の串焼きはいつも美味しっていうもんだからよ、俺の串焼きを食べてるのはずなんだろうけど……」


 その人の顔を思い出しているのか、瞳を上に向ける。


「この肉、なんのモンスターの肉なの?」


「これか? これはアタックボアの肉だぞ」


「アタックボア!? 25〜30階層に出現する大迷惑猪じゃない!?」


「そうなんだよ。肉の締まり具合、脂の付き方全て最高品質の最高級肉のモンスターなのに30キロ、1万ドラクマで譲ってくれてよ」


「1万!? 普通はキロ、7万ドラクマするモンスターよ!? しかも、倒すことが簡単じゃないモンスターよ!?」


 私は目を見開き、声を荒らげる。


「ああ、俺も元冒険者だから分かるけど、相当の手練だ。でも、どうにもその兄ちゃん見たことある気がっと」


 店主はタレを肉につけて、お肉をひっくり返す。タレの匂いが私の胃袋をまた刺激する。


「なんか特徴はない? 顔立ちとか? 髪の色とか?」


「おっ、妙に食いつくなアイちゃん」


「そりゃそうよ。そんな世間知らずな冒険者、私の知るとこにいないわ。それより、特徴は?」


 おじさんはまた思い出すように、顔を顰める。


「あ〜、若くて”背が低かったな”。顔はかっこよかったけど、特徴……。う〜ん、黒髪だったのは覚えてるけどよ〜」


 私は腕を組み、その情報に様々な人を照らし合わせる。”現役”でしかも30階層を到達できる冒険者……。


「思い当たらないわ。名前とか言ってなかったの?」


「名前か? 名前は聞かないで欲しいと言われたから聞かなかったぞ」


 お店主さんは焼いてあった串焼きを再度温め直し、紙に包み、新たに焼いた串焼きも紙に包み、袋に入れていく。


「なぞだわ。本当に」


 私はお店主さんに袋を貰い、ドラクマを渡す。


「毎度! また寄ってくれや」


「うん、勿論よ」


 私は謎の人物に頭を傾げながら、袋を提げてまた大通りを歩いていく。バアルの”教室”に行くのならこの裏道を通ると早いのよね。私は大通りから、裏道に入り、急に薄暗く、空気が悪くなった道を歩く。人がちらほら、地面に座り込み、私を凝視してくる。一般人なら絶対に通らない方がいい、だって——


「おいおいおーい、アーイちゃーん」


 裏道を歩き、10分。背後を付けられていたけれど、目の前の分かれ道から2人の大男。体は汚れていて、ここからの距離でも匂いが酷い。どれくらい、お風呂入ってないのかしら。

 私は鼻をつまみ、変な声になりながら喋る。


「何かしら? 私は貴方のこと知らないけど」


「いーや、俺は知ってるぜ〜。A級冒険者、アイ・クリスタルだろ? 俺、ファンなんだよ。ちーと、握手してくれよ」


 赤髪の長髪の男が、自分のズボンの中に手を入れて、”アレ”を掻きながら私の目前まで来て右手を私に向ける。

 私は表情を変えず——


「舐めるなよ、外道が」


 ————威圧


 空気が変わった。赤髪の長髪の男は、手を引かせ体を1歩2歩と後ろへ下がる。後ろの男達も一緒だ。


「まあ、私はA級の中では温厚派だから。はい、これ」


 私は澄ました顔で3本串焼きを放り投げ、赤髪の長髪の男は慌ててキャッチする。私は微笑みながら、赤髪の長髪の男を通り抜ける。


「ッ——! “黒人”が白人を侮辱する気か!」


 赤髪の長髪の男は串焼きを地面に叩きつけて、踏みつける。私は歩みを止めて、赤髪の長髪の男に振り返りを睥睨へいげいする。


「やってことの意味……分かってる?」


「……ふふふ、ははは! 殴るなら殴れよ! 俺は何もやってねぇぞ! お前の団員達はお前を蔑むといっつも殴ってくれるからよ! 団長様が殴ったら、どんだけ大金が下りるんだろうな!」


「……団員……。そうか……そういうことか。あの馬鹿たち、喧嘩って私のため……か……」


 私は袋を持ちながら、赤髪の長髪の男の前に歩いていく。


「さあ、殴れるもんなら殴れよ! 腐っても俺は元冒険者だ! 魔法使いのお前の拳なんて効くわけねぇよ! そしたら大金を——ぶふっっっ!?」


 左脚を振り、赤髪の長髪の男の頭を蹴る。男は横壁に勢いよくぶつかり、壁全体に——


 ヒビが入る。


「元と現役冒険者の違いが分からないの? 冒険者はダンジョンに入るごとに強くなるのは常識でしょ?」


 白目を向き、私は再び歩き始める。


「早く治療しないと、死ぬわよ」


「ひっっっっ————!?」


 もう1人の大男の隣を通り過ぎる際、淡々とした怒りの声を放ち、男たちは怪我人の元に行く。


「はあ〜、久々に絡まれたわ。私、A級冒険者なのに」


 私は重い溜息をつき、先程の男の行動と言葉を思い出す。

 あいつ、店主さんの串焼き踏みつけたの一生覚えとくから。それにしても、本当に私の団員達は……。私が”差別”されたって無視しなさいって言ってるのに。


「帰ったら全員集合させて、燃やしてやる」


 そんな私の幸せな怒りも、あいつの所に近づくと消えていき、”また何かの火が燃え上がる”。心臓がドクドクとなり、見慣れた道に出る。住宅が並び、子供連れや、おばあちゃん達が道を歩く。その幸せな道の通りにある、オシャレな一軒家。


「ふぅ〜」


 私は『恋慕』を募らせながら、髪の毛を整えて、階段を上り緑色の扉を開く。


「バアル〜、お邪魔するわよ〜」


 扉を開けるとそこはカフェのように洒落た内装。玄関はなく、家に入ると木を基調とした部屋に、”木の丸机”と”木の椅子”が玄関側にあり、奥にオープンキッチンがある。一人暮らしにピッタリの家。その木の椅子に、バアルが読書をしていた。パンッと本を閉じ、私の顔に双眸を向ける。


 ————バクッ!


 心臓が1回大きく飛び跳ねる。端麗な顔立ち、いつ見ても忘れられない黒髪と青い、サファイアみたいな綺麗な目。


「アイ! その串焼きは!?」


 なのに、その顔立ちにあった行動せず、バタバタと私の前に駆け寄り串焼きを分捕る。私は呆れ笑いをして、バアルを見る。


「これ本当に美味しんだよ。この間なんて、アタックボアの肉を格安で売って……そうそう! この串焼き! アタックボアの肉だ!」


「——あっ……」


 私はバアルの言葉に全ての辻褄が合う。私は現役にこだわっていたけど、現役じゃなくても強い冒険者はいる。そして店主が言っていた、黒髪で、強くて、世間知らずで———


 ————背が低い男


「おい、いきなり背が低いっていじるなよ」


「あ、声出てた?」


「思いっきり出てたわ。まっ、串焼きに免じて許すけどな」


 私は1つの小さな悩みと、大きな悩みが一気に解消でき、バアルの肩を拳で軽く押して、椅子に座る。本当にバアルは私の”思っている”人だ。


「ふんふふーん」


 やっぱり、休憩はいいものだ。こんな少ない時間で、私が幸せになれてるんだもの。


「は〜! また、ニニスに”怒られる”」


 困ったような顔をして、笑顔になる。


 アイ・クリスタの休憩(ブレイクタイム)はまだまだ、これからも続きそうだ。


 〜Fin〜




この作品の登場人物は、まだ制作に取り掛かっていない長編で登場するキャラです。

神器や、冒険者、ダンジョン、クランの説明を全て省いています。そこは深く考えず、見ていただいたら幸いです。


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