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シュヴァルリ ―姫騎士物語―  作者: けろぬら
閑章 よろずのことにつかいけり

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【閑話】恋する花傭兵 ~テレージアその1~

閑章は、お話が順不同で投稿されます。

2155年12月15日 月曜日

 年末の時期、ここローゼンハイムでは1日の気温が-1度から3度と温度差が殆どなく、非常に寒い日々を過ごすことになる。しかし、降り積もった雪のおかげか寒さの中にも暖かみを感じる。

 昨日からイングランドのレスターシャー州にあるエゼルバルド騎士学院の生徒20名が学校交流のため供用宿舎施設に滞在している。今日から1週間、マクシミリアン国際騎士育成学園の授業体験や、学校別の騎士(シュヴァリエ)同士が交流試合などを行い、互いの文化や技術に対する理解を深める催しである。


 ドイツのバイエルン州ローゼンハイム郡にあるマクシミリアン国際騎士育成学園は、国際シュヴァルリ競技会が認定した世界で最初の騎士(シュヴァリエ)育成学校である。

 現在、公式の騎士(シュヴァリエ)育成学校は、世界で7カ所と数は多くない。これは、騎士(シュヴァリエ)を育成することが出来る環境と教導出来る者が少ないことに起因し、専門の学校を作ることが難しいからである。


 例えば、引退した騎士(シュヴァリエ)を教師として迎え入れようにも優秀な教師になるとは限らない。物を教えることに得手不得手が関係するのも当然だが、そもそも騎士(シュヴァリエ)は、それぞれの流派で育って来ており、流派関係なく等しく教導する(すべ)を知らない者が大半だからである。

 一般の学校教育でも騎士(シュヴァリエ)科を持つ学校はあるが、規定の水準を超える騎士(シュヴァリエ)を育成するのは難しい。それが出来る様になればChevalerie(シュヴァルリ)競技の公式下部大会に認められ、学校としても売りのひとつになるため、スポーツ進学校などを中心に環境を整えようとするが成功例は少ない。


 その数少ない公式の騎士(シュヴァリエ)育成学校同士で、それぞれの技術と文化に触れあうための交流会が年に数回実施されるのだが、今年はマクシミリアン国際騎士育成学園側で他校の受け入れを行うホストだ。7月にも同様に受け入れを行っている。


「今回の交流生はイングランドから来られたのでしたわね。あら? 東洋の方もいらっしゃるようですわ。」


 早朝、宿泊施設から移動する団体を自室の窓から目にしたテレージア。彼女はマクシミリアン側の交流生徒20名の一人に選ばれている。最後の騎士と呼ばれたマクシミリアン1世の名を冠する学園ならば、彼が組織したと言われるランツクネヒトであるテレージアが代表として参加するのも頷ける。理事長ロートリンゲン卿の粋な計らいである。


「おねーさまー、おはようございまーす!」

「テレージアさま、登校のご用意は出来ておりますかー!」


 自室の玄関外から声が響く。彼女の従騎士(エクスワイヤ)が迎えに来てくれた様だ。玄関のインターフォンやネット通話をしてくれれば事足りるところを態々(わざわざ)、声を出して誘いに来る。騎士(シュヴァリエ)として挨拶は欠かすことが出来ないものと言う教えから、電子データに変換された声ではなく肉声で挨拶を届けたい、との思いを汲んで彼女達の成すが(まま)に任せている。


「おはよう、二人とも。」


 玄関を開けると、二人の1年生が待っていた。


「おはようございまーす!」


 元気よく挨拶するのは、ハンネ・パラッシュ。ダークブラウンの髪をボーイッシュなショートに切り揃え、淡い碧眼に150cmあるかないかの身長で、如何にも妹的雰囲気を持っている。


「おはようございます、テレージアさま。」


 そして、もう一人。丁寧に挨拶する彼女は、ゲルトラウデ・シュッセル。通称ラウデ。肩より少し長い黒髪に濃い緑の瞳、150cm半ばの身長を持ち、落ち着いた雰囲気で声を荒げることも殆どない

 ラウデがテレージアに様を付けて呼ぶのは彼女の一族が貴族家に仕えていた家系であるため、名誉男爵家の息女であるテレージアへ敬意を払っているからである。


 この二人との出会いについて少し話をしよう。

 今を去ること9月の新年生入学後。ハンネとラウデは二人ともドイツ人であり、別の競技からの転向組である。騎士(シュヴァリエ)としての経験がないことから学園の従騎士(エクスワイヤ)制度を申請し、経験豊富な騎士(シュヴァリエ)から指導を受けることとした。指導騎士(シュヴァリエ)達と従騎士(エクスワイヤ)達の顔合わせを兼ねた夕食会が始まる。自分と相手の思想や性格的に合う合わないが必ず発生するため、この会を利用して親睦を深め、相性の良し悪しを見極める。そこでお互いが目当ての相手を見定めてから師弟関係を築くのであるが、彼女達は良く知っている――と言っても有名人を知っているレベルだが――テレージアを指導騎士(シュヴァリエ)として迷わず選んだ。


「あら、あなた達、わたくしでよろしいんですの? 扱う武器が異なりますから、具体的な技術の教導は軽くしか出来ませんわよ?」

「はい! それでじゅうぶんです。勘ですけど、おねーさまと一緒なら楽しくなると思うんです。」

「私もテレージアさまの元であれば学べることが様々あると感じました。僭越ながら彼女の言った楽しくなる、これは私も頷かざるを得ません。」


 ――あなたたち、面白いですわ。わたくしでよろしければ一緒においでなさい。騎士(シュヴァリエ)になって何が楽しいのかなら教えてあげられますわ――

 そんな一言でまるで安請け合いの様に決めてしまうテレージア。彼女達を気に入ったのは、強くなるなどの言葉ではなく「楽しくなる」と二人が言葉にしたことに喜んだのだ。その言葉で彼女達が望むものを見ることが出来る様に育てるのがテレージアの教導として最初に定めた目標だ。


 テレージアはドイツでは有名人だ。派手で肌色の多い姿と珍妙なパフォーマンス、時折見せる面白トークに目が行きがちだが、確かな実力と自分を貫き通す生き様にファンも多い。そして何より、彼女は意外にも万能である。大抵のスポーツはこなせ、特に乗馬、水泳、テニスに関しては、それこそ全国大会に出場出来るレベルである。その兼ね合いからスポーツ用品メーカーのスポンサードを受けCMにも出演しており、ドイツ人には馴染みが深い。ついでに言うと、家事全般も得意で料理などはかなりの腕前である。

 故に。全く知らない騎士(シュヴァリエ)との邂逅よりも、一方的になら良く知っているテレージアに興味が湧くと言うものだ。性格なども知れ渡っているので、会ってみてそれが全て事実であったと確信したことにより、彼女の従騎士(エクスワイヤ)を望んだ二人だった。



――閑話休題――


 三人で表に出ると昨晩また雪が降った様で、昨日よりも雪の量が増えている。道から外れた場所に、人の形が2つあるのだが、誰か深雪(しんせつ)に飛び込んだのだろう。その跡にも雪が降り積もって、人の形はあやふやになっている。


「あー、せっかく昨日つけたのに上から積もってます!」


 どうやら犯人はハンネの様だ。「昨日、ベルと跡をつけんだんです!」とハンネが元気良く話しているが、彼女はベル――ヒルベルタと馬が合う様で仲が良い。二人とも小動物系の元気娘で妹扱いされている共通点がある。この二人が揃っているところで声をかけると、くりっとした大きな目を上目遣いでこちらに向けてくる姿はまるで小動物の様で人気が高い。妹キャラとして。


「ハンネ、雪が積もると下に何があるか判りませんから、よく注意してくださいましね?」

「そうなんですか? わかりました! 気を付けて飛び込みます!」

「ハンネは飛び込むことに変わらない様です。私は飛び込むことをやめれば済むと思いますが…。」

「えー。」


 パンパンッとテレージアが手を打つ。まるで先生が子供たちの気を引く様な仕草である。


「はいはい、二人とも校舎に急ぎますよ。何時までもここに居たら風邪を引いてしまいますわ。」

「はーい!」

「わかりました、テレージアさま。」


 先生と言うより、むしろお姉ちゃんであった。


 宿舎エリアから学園までの石畳は熱交換部材を使用しているため、殆どの雪は溶けており歩くに困ることはない。先ほど窓から見た交流生達は既に事務棟へ行ってしまった様だ。所々に残る雪の上に残った足跡は学園生のものか交流生のものだろうか。判別など出来る(すべ)もないことなのだが、この学び()に通う者以外の足跡があるのも普段と違って面白いものではないかとテレージアは少し微笑む。


 校舎に入り二人の従騎士(エクスワイヤ)と分かれたテレージアは、クラスメイトに挨拶すると事務棟へ向かう。教員会議室でホスト・ホステスとなるマクシミリアンの学園生と交流生との顔合わせがあるからだ。テレージアは待合室となっている第2会議室の扉を開く。皆、学年は違えど同じ騎士科の良く知る面々だ。良く知る顔なのだが一人だけ何故か騎士科ではない生徒がいた。


「おはようございます。今年はホステスで参加されるのですか? おめずらしいことですね、ウルスラさん。」

「ん~? あー、テレージア。おはよう的~。それがさ~エゼルバルドの騎士(シュヴァリエ)で~アバターある()がいてね~。こっちいる間に~データ更新したくってさぁ~。」


 ウルスラは朝が弱い。目をショボショボさせながら会話もテンションの低い間延びした受け答えになっている。しかし、狩りに行くとなれば物凄く早起きになるのは遠足を心待ちにする小学生の様だ。


「そうなのですか? そもそも、他の騎士学生のアバターはどうやって登録しているのか不思議でしたの。」

「ん~。リモ~トで~。」


 至極簡単な回答が返ってきた。元々、海外在中の騎士(シュヴァリエ)からアバターデータの作成をする場合、騎士(シュヴァリエ)の競技データからのモーション取得と現地で技の実演データをリモートで取得している。だが、電子工学科でホログラム騎士(シュヴァリエ)相手に技の実演をして貰うのは、より詳細にアバターを造り込めるためである。マクシミリアンの門外不出データであるホログラム騎士(シュヴァリエ)とデータ計測設備は、本来の技の動きと実戦の動きの取得可能なデータ精度が全くと言っていい程違うのだ。そして、取得したデータをアルゴリズムに組み込むことで、そのアバターが不確定要素時に取る行動に幅が広がり、本物(さなが)らの動きを再現する。

 だが、そんな説明はスッパリ省略するウルスラ。テレージアもリモートでデータが出来るのか、と納得したので特にそれ以上は聞かなかった裏の話である。


 テレージアの、視界の隅に【騎士王】アシュリーの姿が目に入った。そういえば彼もウェールズ出身の貴族であったことを思い出し、今回のホストには持ってこいの人物であろうと納得するのだ。

 何故ならば、今年はイングランドから交流生が訪れているのである。イングランドの文化や風習を知っているアシュリーがお互いの緩衝材役を担うことになるのだろう。

 交流生達は現在、第1会議室で滞在中のスケジュールと学園の説明を受けている最中である。


 コンコンとドアがノックされ周囲の目線が集まる中、教諭が入って来た。どうやら顔合わせの時間となった様である。


「皆、揃っているな。ではこれから交流生と対面して貰う。第1会議室へ移動してくれ。」


 ホスト・ホステスとなるマクシミリアンの学園生20名が連なって第1会議室へ入っていく。そこには好奇と期待に溢れた眼差しが待ち受けていた。

 交流生であるエゼルバルドの学院生が向ける好奇の目は、どの騎士(シュヴァリエ)がやってくるのかを、期待の眼差しは、自分と戦える騎士(シュヴァリエ)が来てくれるのかと少し戦意が高揚している様だ。

 そもそも、来独する相手のリストを前もって貰っている訳で、彼等・彼女等と戦っても遜色がなく、且つ平等に分け隔てなく対応出来る者をホスト・ホステスとして選んでいる。敵意が含まれた目線やヤンチャな発言程度では揺るぐことはない者達ばかりだ。お互いの生徒代表としてアシュリーが前に出ると、エゼルバルド側からもリーダーと思わしき男性が出てきた。交流会では基本言語は英語を使用する。以降、彼らの会話は全て英語である。


「はじめまして、グウィルト侯。僕は今回の使節団リーダーで【聖騎士】アーサー・ペンドリーです。お会いできて光栄です。伝説の血を引く方。」

「丁寧な挨拶痛み入る。オレは、今回の窓口役を仰せつかった【騎士王】アシュリー・ダスティン・グウィルト侯爵だ。ふむ。お前さんの方がよっぽどアーサー王だな。」


 がっちり握手をする、【聖騎士】と【騎士王】。片や氏名が伝説の王に類似した好青年、片や史実の王の末裔であるチンピラ王子。共にペンドラゴンと呼ばれることがあるが、前者は光栄に思い、後者は「ウチは物語の方じゃねぇ」とがなり立てるタイプである。

 騎士(シュヴァリエ)の挨拶は、二つ名がある場合、名前の前に含めて自己紹介する。そして、【聖騎士】の二つ名も【姫騎士】同様に有り触れたものだったりする。ちなみに【騎士王】はユニークの二つ名で、他に呼ばれる者はいない。腐った騎士王のクセに。

 兎も角、お互いの印象も悪くなく、まずまずの出だしである。まぁ、面白人材が含まれていても、問題を起こすような人材は態々(わざわざ)代表入りさせることなど起こり得ないが。そんなことをすれば代表を選んだ学校の評価基準の程度と管理能力を疑われる大変不名誉なレッテルを貼られるのが目に見える。


 どちらの学生も一癖も二癖もありそうな面々である。二校合わせて40名で1週間、学業に励むことになる。基本的にホストとなる学校の授業を受けて貰い、双方の違いなどを体験することで良い刺激になれば、と。流石に、招いた学校の教諭が教鞭を取るには設備も環境も違い過ぎて現実的ではない。それ故にホスト校側の騎士科が学ぶ専門教科中心で構成される。せっかく国外の学校から騎士(シュヴァリエ)が来校しているところに、一般教科でドイツ語などを教えるのは本懐ではない。


 交流会の期間は、校舎3階の予備教室を使うこととなる。この学園は選択教科や専門教科の実施に上下の階を行き来することが多いため、3階だと各教室へアクセスするのに都合が良いからである。

 予備室と言えど、通常のクラスと同様の造りとなっている。1室40名の定員は変わらず、全員が同じ教室に収容される。教室の形状は世界でも一般的となりつつある葡萄の房になったクラスター型であり、ホームスペースや受講スペースなど複数のエリアが繋がった構造で、エリア間は壁などの代わりに背の低い収納や本棚を置き、開放的で生徒の自発的学習が行い易い様、自由度を高めた空間造りとなっている。


 ソファーや椅子、床に直接座れる様に絨毯が敷かれたホームスペースにて、お互いの自己紹介を行う。有名どころが多い面々なので、聞き覚えのある名前ばかりが出てくる。知っている名前と顔を一致させるだけなので、ある意味覚えやすい。


 特にこの中でも異色の人物がいる。「すごく…黄色いです…」と呟かれる程に髪を目立つ黄色に染めたドリルヘアーのテレージアと、本物と(たが)わぬ長い付け耳のälva(エルフ)を模倣したウルスラ。二人とも大型両手剣に短弓とDuel(決闘)競技には不向きな武器で勝ち抜く実力は高い評価を得ているのではあるが、それよりも見た目の姿や言動にインパクトが強く傾き、色物キャラ的に知れ渡っている。


「どーも、どーも。私は【妖精(エルヴァ)サーカス】ウルスラ・ルンドクヴィストね。電子工学科のアバター担当ねー。んー、アーサーとパーシヴァルにパトリシアは放課後時間貰えるかな? アバターデータ更新したい的な?」


 まさか、アバター更新の話を最初にされるとは思わなかったエゼルバルドの学院生達は皆、面食らっている。マクシミリアン側の学園生はウルスラのマイペースさに慣れているので平然としているのが対照的だ。


「初めまして。わたくしは【花傭兵】テレージア・ディートリンデ・ヒルデ・キューネと申しますわ。みなさん、よろしくお願いいたします。」


 挨拶はカーテシーなのだが、極めて短いスカートの両端を開く様に持ち上げるため、裾からピンクの下着がチラリと顔を覗かせた。例え本人が気にしてなかろうが、マナーとして見た方も気にしないルールと言えども、異性が普段見せない部分が見えたのだ。男性陣が思わず目線をチラリとしてしまっも仕方がないだろう。


 ただ一人、黒髪の少年は少し違った。()の国は女性の下着に性的興奮を覚える民族であり、見た目はムッチリと肉付きの良い巨乳な美少女が普段見えない部分を晒したのだ。目線は釘付けとなっている。つまり、ガン見しているのだが、その視線は見られる方には良く判るものだ。


 テレージアは下着を見られる程度、どうということもない。クスリと笑い居住まいを正すと、黒髪の少年は自分の目線がどこを向いていたか気付いたようで、不意に上げた目がテレージアと合う。所在ない顔でペコリと軽くお辞儀をしたのが可愛らしく思い、テレージアは優し気な笑顔を返した。見る間に顔を赤らめる少年の姿に再びクスリと笑顔を零すのであった。


 ()の少年の名は、至道(しどう)加賀美(かがみ)。鹿児島出身の彼は、黒目黒髪で浅黒い肌に太目の眉、目鼻立ちがくっきりした顔立ちはあどけなさが残る。加賀美(かがみ)家は、アイヌ人と同様に縄文人の末裔である特徴が色濃く残っている様だ。


 テレージアと至道(しどう)の出会いは、得てして面白いものであった。





 少し余談を。

 日本人の所謂、醤油顔と呼ばれる面持ちは、縄文から紀元前数世紀までに中国や朝鮮、北東アジア、東南アジアなどから渡来した民族が混雑して出来上がったものだ。渡来人が(もたら)した支配階級による統治文化は、原住民であった縄文人を北と南に追いやることとなり、その子孫は濃い目の面持ちを残している。

 富士山のことを古典などで「霊峰富士」と呼ばれたことをご存知の方も多いだろう。大和朝廷などの時代、富士より北は縄文人がまだ多く住まわっていた。つまり、自分達の支配下にいない民族であり、支配権の区切りが富士山だったのだ。そこから権力の及ぶ最北として「霊峰」などと呼ばれたことが言葉として後の世に残ったのである。



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