【改】01-005. 冬休み、知らないところで原体験の話です
----------------------------------------
20250209 改稿
マクシミリアン国際騎士育成学園があるバイエルン州では、復活祭の四六日前にあたる灰の水曜日と、その二日前からの告解の月曜日、告解の火曜日が祝日となっている。
学校などは、その週自体を休みとし冬期休暇に充てる。休み前後の土日を含めると、今年は二月二一日から閏年なので二九日までの九連休となる。(復活祭は天文計算による移動祝日なので毎年変わる)
二一五六年二月二一日 土曜日 午後一三時過ぎ
エスターライヒ共和国ザルツブルク州ザルツブルク市。
ティナは、冬期休暇を実家で過ごすため帰省していた。ローゼンハイムの学園から自宅までは国道で一〇〇粁足らず、高速バスを使いドアトゥドアで二時間もかからず帰って来られる。普段から月に一度は帰省しているのだが。
帰省を喜ぶ年の離れた弟が、「ねぇね、ねぇね」と雛鳥のようにトコトコ着いて回る姿に笑みを零し、時たま頬をつついてキャッキャと喜ぶ姿に癒されたりしていたティナ。朝早く帰ってからは、午前中ずっとこんな調子だった。
だが、今回はノホホンと休暇でだらけるためだけの帰省ではない。
「おかあさま、これから少し時間が取れますか? 本気装備で」
「あら、いきなりね。予め言っときなさいな。そうしたら用意しといたわよ」
「いえ、思ったときが鍛錬時でもありますので。お付き合いしていただきたいかな、と」
閃いたら即行動な姫騎士さん。周りを巻き込むことに罪悪感なし。しかも、自身に悪影響が出そうな場合、熟考してから自分に被害が出ないよう周りを利用するので性質が悪い。
「全く困った娘ね。あなた、昔から周囲を振り回してるわよね。その思い付きで人を巻き込むクセは誰に似たのかしら」
「おかあさまの娘ですから」
悪びれもせず、当たり前のようにシレッと返すティナ。
「……」
「……」
ほんの僅かな時間で起こった母娘の言葉無き攻防を誰かが見れば、似た者同士と言っただろう。
今回の冬期休暇には、予定を一つ入れている。それは、二週間後に控える学内大会へ向けて調整を密に行うことである。
道場には、Chevalerie競技が出来るよう、機材一式が導入されている。
そして、何より母親が現役時代、世界選手権大会に幾度と出場経験もあり、家伝の武術を叩きこんだ師匠でもある。練習相手としては申し分ないどころか過剰であるが、学内大会でポイントをある程度稼ぐとなると、使わざるを得ない。だからこその申し出だ。
二時間後には、散々に絞られてフラフラしている姫騎士さんの出来上がり。
「不覚です。継続戦闘力を削られて脚にくるとは」
「ちょっとサボり過ぎよ。抜力の精度が大分落ちてるじゃない。斑が多いから余計に疲れるのよ」
「ぐぬぬ」
図星なので、言い返せずに唸る姫騎士さん。
「それと、あの奥の手は余り薦めないわよ。まだ成長途中の身体には負担が掛かり過ぎるもの」
「使わないに越したことはないですが、そうも言っていられない可能性がありますので」
「だから普段からもっと余裕を持ちなさいって言ったでしょ? 出し惜しみして必要最小限のポイントだけ稼いでるからそうなるのよ」
「ぐぬぬぬぬ」
正論なので、言い返せずに唸る姫騎士さん。二度目ともなると唸り声も増量。
その日以降、母親の空き時間を見付けては相手をして貰い、基本の立ち回りと戦術の精度向上を図る。そうして学園では見せていない武技を調整していった。
――ティナの背景について触れておく。
ザルツブルク駅から南側に聳えるカプツィーナベルクの麓。シャウモーサー・ハルプトシュトラーセ沿いに、庭付き道場付きのルネッサンス様式で建築された左右線対称な三階建てが彼女の実家だ。
カレンベルク財閥の現当主である父親が、グループ事業設立に伴い、八歳の時にドイツはニーダーザクセン州カレンベルクより移住する。その際、エスターライヒ国籍も取得し、ドイツと二重国籍を持つ。
家族構成は、両親と今年五歳になる弟の四人家族。その他に財閥当主家業務の総括部署を束ねる家宰、メイドが二人の計三人が同じ屋根の下に暮らしている。後は通いで料理人とメイドが数人。
余談だが、スペインに本拠地を置く公益法人カレンベルク財団も設立されており、こちらは当主家ではなく、スペインカレンベルク家が業務を受け持っている。
父親が名誉公爵の称号を継いでいるため、社長令嬢ではなく財閥令嬢扱いで、公的には公爵の姫と呼ばれる。風光明媚なカレンベルクの本家に戻れば先代当主である祖父母と、円を描くように広がりながら親戚が在住しており、州都には必ずカレンベルク一族の何れかが居る。
豪族一族が手掛ける多岐に渡る事業は、中世初期から西欧諸国の経済基盤へ食い込んでおり、中世中期から事業を世界規模に展開している。当然のことながら政財界へも深い繋がりがあり、ロビイストとして影響力も非常に強い。
ティナは遠出をする際、護衛が付く良いとこのお嬢様である。
それと同時に、騎士としての名も通る異色のセレブリティなのだ。
薄暮の近い一七時少し前。ティナは休日を寛ぐ父親を捕まえる。
「おとうさま、掛かり稽古のお付き合い願えませんか?」
「随分といきなりだな。どうしたんだい?」
「ちょっと使うかもしれませんので。勘所の調整をと思いまして」
「明日の夜辺りに爺様があの剣もってくるから、それからでいいんじゃないか? たまには実物を使わないと勘はズレるぞ」
それもそうか、と姫騎士さん。あ、これは面倒だな、と察した父親はそれらしいことを言って回避したファインプレー。
父親は一族当主に伝わる宝剣を扱うことに特化した独特な家伝の剣術を継いでいる。
家名のブラウンシュヴァイク=カレンベルクを拝命するより遥か昔から伝わる特殊技法で、現在に復古された西洋剣術とは体系が全く異なる。教本に起こされてはいるが、自ら身体で覚えなければ技の真意が伝承されず、戦うことはなくとも当主は代々使い手となり継承する。そもそもティナが競技用にモデルとした剣は特殊であるため、専用の技法がなければ只の鉄塊なのだ。
母親も母方の一族で伝承してきた古武術を習得している。こちらも既知の西洋武術とは異なる発祥を持つ独自の技術体系だ。その技をドイツ式武術に忍ばせ、小出しに使い戦績を調整してきた。
古代には様々な流派の武術が嗜まれてきたのではないだろうか。戦いの様相や武器の変化で、廃れ淘汰され消えていったもの、表舞台から隠され家伝でのみ継承されたもの。そして、現在復古したドイツ式武術も一度は廃れ消えていったものだ。
しかし、全盛期には騎士教養として貴族階級で一般化し、貴族へ贈呈したであろう教本の幾つかが残っていた。現代に蘇ることが出来た数少ない例の一つである。
ティナの王道派騎士スタイルと評される技は、全てドイツ式武術であり、大会の時に垣間見せた技もドイツ式武術をベースとした亜種である。しかし、それ以外に両親それぞれの流派も継承し、都合三つの流派を使うことが出来る。それは併修や混在ではなく、異なる術理をそれぞれ修めている。
武術は流派ごとに術理を修めるための必要な原則が存在する。呼吸や姿勢、脱力など基本となる身体操作法があり、流派の思想や技術体系に則して最適となった用法だ。
ティナが両親から継いだ技は西洋武術の派生ではなく、それぞれが全く異なる思想と技術体系を持っている。そのため、原則となる身体運用は全て異なり、近くはあっても似て非なるものである。
通常、武術を真に極めるには、環境が大切になる。
武術が育った文化や生活を基に身体運用は精錬されていく。環境が異なれば文化もまた異なり、ただ歩く、ただ呼吸する、それだけでも用法に違いがあるだろう。で、あるならば、身体運用も異なった発展をしていると言える。
たとえ外から理解出来たとしても、中から体験しなければ本質には届かない。生活全てを武術に費やさねば極めることも難しいだろう。
故に、古代の武術家にはパトロンが存在する場合も多かった。中国の少林寺でも、仏法を探求する修行僧と武術を鍛錬する修行僧は別で、前者は仏法の目的である悟りや解脱を開くため、後者は武術練功のため、生活全てが組み立てられている。極めんとするならば、そう言うことなのだ。
ティナの異常性はそこにある。年齢を考えれば、三つの流派を並列に習得していなければ現在のレベルで修めることは叶わない。更に、それぞれを異なった思想、運用方法で習得していることになり、異なる技術体系を別々に維持したまま鍛錬することは相当困難だ。
一つの流派で歩法を鍛錬中、別の流派で歩法を鍛錬した場合、多かれ少なかれ双方の技術が影響しあう。悪い影響が出た場合、技術が混ざり本来の運用どころか全く用途をなさない形だけの模倣となる。
其々の似たような動作が全く異なる思想や運用法から生まれている場合があるからだ。
だのにティナは、全く異なる武術と思想をその武門に生まれてきた者の如く同時に学び、混ざることなく身体へ刻み込ませているのである。だからこそ異常なのである。
それを実現しているのは、ティナの異能とも言うべき特殊技能だ。
彼女は、幼少の頃より隠すことが得意だった。いたずらを。つまみ食いを。表情を。これからの人生が決まることとなった親戚から貰った大事な本の隠し場所を。そして今では武術スタイルを。感情を。本来の目的を。
隠すことに長けた彼女は、技能を隠す。父から教わった技を。母から継いだ武術を。そして西洋武術を。隠している間は、完全に自分から切り離している。その間は、何も知らない状態となる。
彼女のスイッチはチェストがイメージされている。
学ぶ武術ごとに抽斗へ分け入れ、開け閉めすることで取り出したり仕舞ったりするのだ。一つの抽斗には、思想や術理、精神や身体運用、その練度さえ、学んだこと全を放り込んで保存している。
そして、鍛錬する武術に合わせて抽斗を開ける。別の武術を鍛錬する時は、抽斗を全部閉めてから、該当する抽斗を開くのだ。
正しく特殊技能。この隠すことから派生した自己を切り替える能力は、思想が異なる複数の武術を習得するには最適だった。
習得した武術は、いちいち抽斗を開け閉めする必要はない。抽斗は全てチェストの中にあればこそ同時に中身を使うことが出来る。
それは騎士としての強さを底上げすることを意味する。
二一五六年二月二二日 日曜日 夕刻
ティナは、久々に真剣を振る。
孫達の様子を見にやって来た祖父母が本家から持参した家宝の剣だ。武器デバイスは、この宝剣をモデルにしているとは言え、実物を振ればエミュレートとの差は良く判る。昨晩、父親が言ったように、偶には実物を扱う必要があるな、と姫騎士さんは納得する。
そして今、結局巻き込まれた父親と掛かり稽古の最中だ。さすがに、刃物相手であるため、万が一を考えて父親は全身を防刃プロテクター装備で宝剣の練習用である特殊模造剣を片手に基本の型を打ち込ませているところだ。
本来、父親は武術家ではないため、鍛錬が終わる頃には息を上げていた。
一見、騎士剣に見えるが特殊な造りで、剣身は短めの八〇糎程、刃は剣先から半分の四〇糎しか付いていない。その刃も先端二〇糎は薄刃となるが、後ろ二〇糎は分厚い六角形の板状の縁を削りだしたように申し訳程度に付いている。
剣身自体の重量は二瓩もあり、長さから言えば異様に重い。重心も剣先寄りで、バランスが非常に悪く、剣としては扱い辛い。
剣身全体は象牙のような白さに、灰色のマーブル模様が全体に浮いている。明らかに構成がおかしいそれは、異様な硬さと切れ味くらいしか良いところがない。剣には銘もなく、通り名Anonym――アノニム――がそのまま根付いた。
しかし、この剣は特殊な用途を持っている。普段は、ドイツ式武術で騎士剣の振舞いを擬態しているが、使う必要が来る時まで、本来の姿は隠し通すだろう。
今は感覚が鈍らないよう、剣本来の型稽古に没入している。歩法を見ると、同足や入り身を多用するようだ。そこだけ見れば日本の剣術に似ている。詳細は当分先になるが技をお披露目する機会に。
汗を流したら、もう夕食時だった。疲労感のある父親の背中を押し進みながらダイニングへ。祖父母も含めて家族で食卓を囲む。
「ティナは、まだ姫騎士に拘っておるんか?」
夕食後のひと時、祖父が聞いてきた。
「当然です、おじいさま。そのために鍛錬を続けているのですから」
「ふふふ、目的があるのは良いことよ。それで全国大会三位ですもの。大したものよね」
祖母は優し気に言葉を紡ぐが、武術の心得はない。
「お義母さま、ティナの拘りは少し度を超えているのですよ。一度決めたら曲げない頑固者ですから、暇さえあれば暗躍してますし。若い娘なのだから他にもすることがあるでしょうに、もう」
「いえ、おかあさま。娘を捕まえて暗躍とは如何なものかと。それに学園では有意義に過ごしてますよ? 長い休みだからこそ普段出来ない仕込みをするんですよ」
「そうね、戦略は大事よね。目的のために手段を選り好んではだめよ?」
祖母からティナに援護射撃がされる。しかし、それは剛の者が放つ言葉であった。前当主婦人は財閥で辣腕を揮っていたと伺える。
「それよりティナが学園でどう過ごしているのか教えて頂戴? 良い人は見つかったかしら」
「あら、そうよね。ティナから浮いた話は一度も聞いたことないわ。そこのところはどうなの?」
「おばあさまも、おかあさまも。平たく言うと、私の目に留まる方は今のところいらっしゃいません。そもそも――」
祖母、母、娘と女性同士の会話が始まり、祖父は会話からこっそりフェードアウト。女性の会話に口を出したら藪蛇になることは過去、経験済である。父は早々に、うつらうつらしている弟を抱えて寝室へ運んでいった。
月火は家族とカーニバルへ出かけたり、鍛錬に、調整にと、中々充実した冬休みを送ったのだった。
――彼女が口にしない秘密の話をしよう。
夕食時に少し触れられた、ティナが「姫騎士」に拘る本当の理由。
彼女たち家族に不和が訪れるのも宜しくないため、ここでこっそり話をしよう。
彼女が何故そこまで拘ることになったのか。それは過去の原体験にある。
物心つく前から家伝の武術を習っていたティナ。
三歳頃、TVで見た騎士の煌びやかさに目を奪われ、真似事をするようになった。
これは幼児が魔法少女番組を見て、ごっこ遊びをすることと同じだ。
母親が教えている武術に影響が出ない範囲で遊ばせていたが、ティナは物覚えも良く、何らかの才能があったようで、武術が混ざることなく覚えていく。
そして、七歳。
親戚である一〇程年上のお姉さん宅へ遊びに行った時、何気に本棚で並んでいた薄い本を見た時、これからの人生が方向付けられた。このお姉さん、所謂、趣味の人で、未成年NGの薄い本を大量に所持していたのだ。
その本は、日本で購入された「オークと姫騎士」。ストーリーから作画まで、殿堂入りする程評価が高い成年指定の薄い本である。が、七歳児が手に取れるところへ保管してはいけないものだろう。
本を見たティナも驚きに目を丸くしたが、字は読めずとも美麗な作画と知らず物語へ引き込む巧な構成に夢中となって読みふけった。ただの合体シーンすら、艶やかで詩的に見せるのは流石、殿堂入りだけはある。
まるで抒情詩のように見せられるその世界で、組み伏せられ、嫌悪から拒絶、葛藤と段々艶めかしく変わる美しい姫騎士に心奪われる。その薄い本は譲って貰った。見る用、保存用、布教用、使う用の中から、布教用の何冊かの内、一冊を分けて貰ったのだ。在庫のカテゴリーについてはナニも言うまい。
ティナの隠す才能はここでも発揮した。宝物となった薄い本は、未だ誰の目にも触れていない。今は学園の自室に隠してある。そして、この本を読むために日本語を学び、今ではスラングも含めネイティブで扱えるようになった。
年を重ね、色々なことが判るようになると、幼いころに感じた感情が何だったのか判るようになってくる。
あの姫騎士のようにオークと戯れたい。それはもう、イロイロとアレな具合に。
強烈な原体験から、もの凄く困った性癖が発露した瞬間であった。
つまり、ティナの最終目的は、オークと出会いクッコロしたいのだ。背徳と目眩く官能の世界に没入したいのだ。
その目的のためには、姫騎士であることが必須であった。だから、最高の姫騎士であるために邁進する。
他に姫騎士と呼ばれる騎士が居れば蹴散らす。
例え世界レベルが相手でも立ち塞がるならば打ち砕く。
斃された方は理由を知れば項垂れる酷い案件だが。
Chevalerie競技で戦う動機が、他の騎士と根本から異なる。
ただ、姫騎士の頂点になれば良いので、実のところ世界ランキングにも興味がない。
世界的にも二つ名【姫騎士】を浸透させるには、手っ取り早く世界選手権大会で良い成績を残すことだ。
なれば、年齢的に早めと言われようが、大きな大会を獲っていくことにした。取り敢えずの目標は、大体世界ランク一〇位以内で安定すれば良いなと。それを言えるだけの積み上げた技術と胆力がある。
なるべく早く姫騎士の二つ名を固定したい。それは、オークと出会う時、若くお肌がピチピチ(二一五六年では死語)な状態でいたいから。出会った時、こちらが曲がり角過ぎなのは違うだろう、と。
彼女は、自分の性癖が少々難ありと理解している。だから本当の目的を微塵も見せずに隠し通す。
姫騎士と呼ばれることに情熱を懸ける振舞いをしており、周囲もそう受け取っている。
なにより、公爵の姫であることが、拘りに信憑性を与えている。
ちなみに。現実にはオークがいない。
故に、薄い本のオーク様――彼女は様付けで呼んでいる――が基準だ。
愚直であり、強くあって尚も、猛々しく至高を目指す。ついでに精強であることをフィルター付け加えて色々と探しているが、該当しそうな人物は現時点では見付からず。
関取やプロレスラーが偶にトラップされるも、基準を満たしていない、好みの問題で適合しない、と結局弾かれる。フィルター自体が「それ、どんな主人公?」と零してしまう程レベルを高く設定しているためでもあるが。
彼女の全く興味がない相手はオブジェクトとして認識されている。ただのオークではダメなのだ。こちらが最高の姫騎士まで駆け上がるので、相手もそうあって欲しいと。願望が現実を厳しくしている。が、妥協はしない。
もひとつおまけで。
戦犯のお姉さんの現在は、日本で成年指定の漫画家になっている。夏冬のイベントでは自分が連載している漫画のヒロインをコスプレするが、チョイスしたものが元だけに大変エロくて中堅どころの人気が出ている。
貴族家の一員なので容姿は大変良いことから、徐々に(レイヤーとしての)固定ファンが増えているとのこと。コスプレのデータ写真集が売り上げの上位に食い込んで来たとか何とか。
今年の夏季休暇は件のお姉さんに招かれて来日予定だ。イベントにも参加し、姫騎士の布教活動をすることになっている。もちろん装備一式で。
こうして、ティナが姫騎士に成るための明後日を向いた目的や、余り芳しくない個人情報をイロイロ暴露されることとなった。
だが、たとえ余人に知られたところで、ティナ本人は変わることなく平常運転だろうことを付け加えておく。