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報告

 「忘れ物はない?」

 「うん。」


 これから一緒に暮らすこととなった小さな仲間は荷物をまとめ終わったようだ。

 と言っても大した量じゃないけど。

 服少々とペンダント一個。

 お母さんが着けていた形見の品らしい。

 微笑ましいね。



 それらを適当な家にあった袋へ詰め、背負うフィー。



 「じゃ、行こうか。」

 「うん。」


 先に歩き始めると、小走りで隣に並び、手をつかんでくるフィー。

 多分寂しいんだろうね。

 これ以上見知った人と離ればなれになりたくないと言う心情の表れかな?




 そのまま僕達は歩き続けた。

 始まりの街もといベシャルへと。



****



 半日ほど歩き、街の門を通過した僕とフィー。


 途中で門を警備している騎士さん達に呼び止められたけど、事情を話して普通に通過できたよ。



 「依頼完了してきましたー」

 そしてギルドに帰還した。



 「お、ヒデ、戻ってきたのか。ん? その娘はなんだ?」

 「依頼の村が既に壊滅してたんだよ、その生き残り。」

 「......そうか。」


 うん。

 何かトムさんまで湿っぽくなっちゃったね。

 まあ取り敢えず報告しにいこうっと。



 そして村の壊滅を報告しに行く僕であった。 

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