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転生?


 チュンチュン


 ん? 朝?


 おっかしいな~?

 僕はちゃんと溶けきった筈なんだけどなぁ......。


 処理工程にミスがあるわけないし。発生段階で起きた変異という線はまずない。

 親父はそこら辺のミスをしない。


 変なところで親らしいけど何処までも正確な人だ。


 まあ僕がこの世に生を受けた時点で正常さは少し怪しいけど。


 


 でも本当におかしいんだよなぁ......。


 心臓の損傷を修復し終わるにはちょっと早すぎる上に疲労がないし、左手の機能が万全だし。

 再生したばかりだと命令伝達が上手くいかない筈なんだよ。

 生まれなおしたと言われても不思議じゃないね。



 まあ取り敢えず周囲を確認してみようか。


 よっこらせ、

 「わお、大自然。」


 何で僕は森の中にいるんでしょうか。

 見渡す限り木しか見えない。

 アマゾンレベルだよ。


 理解不能すぎる。現代姥捨て山の若者&森バージョン?

 さすがに無理があるか。



 ......





 ......もしや最近のライトノベルで上位を占める転生と言うやつだったりする?


 僕だって健全な男子だからラノベの一冊や二冊は読む。その中には異世界転生系もあった。

 現状はそれに非常に酷似している。


 まあ、主人公が前世も今世も微妙に一般人ではないということを除いてだけどさ。

 意識が人を形作ると言ったところかな?

 まあ別に人が人に転生する決まりがあるわけでもないし、猫が異世界の猫に転生してもおかしくないか。


 全く......説明の一つや二つ、あってもいいんじゃないの神様?

 いるかどうか知らんけど。


 なんかいつの間にか服装が貧相になっているし。

 チクチクするしこれ多分麻布だよね?


 ま、血まみれで所々銃弾の穴が開いている制服よりはましだけどさ。


 なんか腰に剣が下がっているし。

 結構重いんだね。腰が片方だけ重いから変な感じだ。

 腰に剣付きでアマゾンスタートとは、僕を応援したいのか見捨てたいのかよくわからないね。


 

 これ一本でワイルドでターザンなハンター生活を送れってことなのかな?

 熱帯雨林っぽい環境だし。


 確かに生きたいとは思ったけどさ、さすがにこのケースは想定外すぎるよ。


 ......なんかこのセリフ覚えがあるな。

 



 ま、いいや。


 居るかどうかよくわからない誰かさん?

 第二の人生ありがとう。

 せっかくだし、しっかり生き延びてみるよ。





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