表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/39

朝御飯


 「ふあ......。」

 よく寝た。


 そういえば宿に泊まったんだっけ。

 意外と綺麗なベッドだったせいか安心して寝れたよ。


 今は......日の登り具合から見て七時ぐらいかな?

 まあ妥当な時間だ。


 予定もないし、とりあえずご飯食べてギルドで依頼を受けよう。

 マンティコアを乱獲して売却するのも悪くないけど、依頼受けた方が冒険者って感じがしそうだ。

 

 宿屋の一階に降りて、食事ありで宿泊するとついてくる朝御飯のセットを注文する。

 ちょっと待っていると階段の方からトムさんのパーティーが降りてきた。


 「ヒデは早起きだな。」

 「おはよう、トムさん。」

 「よく寝れたか?」

 「結構。」

 「それは良かった。」


 そしてちょうど運ばれてきた朝御飯を食べ始める。

 メニューは黒パンとなんかの野菜のサラダ、肉が入っているシチューと果物のジュース。

 こっちでは果実水っていうらしい。


 中々ボリュームがあってびっくりしたけど、冒険者が主な客層らしいし、おかしくないか。


 では、いただきます。


 

 ......うん、堅いね。 

 でも外側だけだ。

 中は意外とやわらかい。

 あとちょっと酸っぱい。

 外もクッキーみたいな食感でサクサク食べられるから悪くないかも。

 サラダは......ちょっと苦い。

 品種改良とかしていないのかな?

 野草みたいに灰汁? が強い。

 まあ上にかかった胡麻ドレッシングみたいな何かで普通に食べれるね。

 シチューの方は......結構おいしい。

 肉から良い出汁が出ている。

 果実水の方は......桃? 梨?

 なんか不思議な味だね。

 ちょっとぬるいけど、酸っぱくておいしい。

 

 もぐもぐ......

 

 もぐもぐ......


 「御馳走様。」

 いや~

 前の世界では朝御飯はシリアル一杯とかアメリカンな食生活だったし、胃袋的に少し心配していたけど食べれたよ。

 

 味も中々で良いことだ。

 メシマズ異世界とかだったらどうしようってちょっとひやひやしたけど。


 よし、ギルドで依頼を見てみよう。

 

 食器を返したヒデは冒険者ギルドにむかった。


 

 

面白い! 続きが気になる! という方はぜひブックマークと下の☆をクリックお願いします。


感想、気になった点、世間話、その他ありましたら是非書いてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ