【準備編】
A「それでは、ログ・ホライズン…通称【LHZ】のTRPGを始めたいと思います。」
さて…と、一呼吸置いて叫ぶ。
A「皆さん、コップは持ったかぁぁぁぁ!!」
3人「「「イエーイ!!」」」
炭酸飲料の入った紙コップを持ち、音頭を取った人に合わせ1つの机を囲んでいた3人が、同じく中身の入った紙コップを持ち上げ乾杯のポーズをとる。
A「元気の宜しいようでなによりです。この日が来るのを待ちに待った甲斐がありますね。」
B「色々あったからね~。」
Bがなんともなさそうに呟くが、元はあなたの予定の詰まりが異常だったからで……。
C「そうそう色々ね。」
D「Cも何だかんだで予定が合わなかったからね。」
C「神は言っている…TRPGをするべきではないと…!」
A「お出口はあちらですよ?」
C「ごめんなさい」
少し真面目な雰囲気になったのを感じたのか、深々と頭を下げるC。だが、そのにやけ顔はなんとかならないのか。
A「宜しい、頭を上げなさい。」
C「ははぁ~…!!」
BD「「ごめんノリに付いて行けれない!?」」
A「ちっ……はいはい。無駄話はこれくらいで…そろそろ各自作ってきたキャラクターを紹介しましょうか。」
3人「「「はーい」」」
A「作成前に伝えましたが、今回は偉大な御大、橙乃ままれ様のリプレイ作品と同じく、【プレフィックド・アイテム】を1つ差し上げます。これはアイテムでも強化でも構いません。」
C「おおー!!」
D「……あぁ、よくある接頭詞型のアイテムね。」
A「はい、【LHZ】にはそんなシステムがあるらしいので。そしてオリジナル要素として各自に【アザーチケット】を1枚差し上げています。これは使っても使わなくても問題ありません。」
B「【アザーチケット】の説明はないの?」
D「ルールブックを見なさい。ほら。」
B「ありがとー。」
A「……コホン。そして少しプレイヤーの数が少ないので、私が作成したキャラクターを【BOT】として参加させます。」
C「つまり……アレですな。」
D「情報源!!ゲットだぜ!!っ的な。」
A「ハハハ」
D「ヤバい!!Aの空笑いは悪意のある証拠だ!!」
A「まぁまぁ、安心してください♪まぁ、それでは発表順は…B、C、D、私の順で行きましょう。ではB!!」