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プロローグ

「と、まあ僕のせいで君は死んでしまったわけだけどどうしてほしい?」

「選択肢があるのか?」

「あるよ」

「どんなのがあるのか聞かせてくれ」

「君が今選択できるのは3つある」

「ん?3つ?」

「そう、3つだ」

1つめはこのまま、来世を謳歌するか

2つめは天国に行きなにも考えずにただ時間をもてあそぶか

「ちょっと待て、来世って俺なんになるんだ?」

「君の来世は蚊だね」

「え!蚊?」

「うん、蚊だよ」

「それっていろんな意味で終わってない」

「まあしょうがないだろ君は徳がまだ全然溜まってないんだから

「その徳ていうのはなんなんだ?」

「徳と言うのはねいわゆるこれまでに人のやくにたったかたってないかっていうことだね」

「その説明聞くと俺がずっと悪いことしてたみたいな言い方だな」

「しょうがないんじゃない、君前世は存在しているだけで人のやくにたってなかったんだからて言うか、存在してるだけで徳がマイナスになってるけどね」

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