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17話 初統戦!

                      ***

「え?」

「はぁ?」

「…………」

 佐多・瀬戸さん・すみれさんの順番に発せられた言葉。クラスのみんなも動揺を隠せず、ざわめいていた。その理由の根源が電子黒板にあった。

 〈氷原すみれ 17票。瀬戸成海 17票。佐多陽一 5票〉

「何でこんな結果に……」俺は茫然としながら呟いてた、四月九日の朝の出来事だった。

 ――この結果が出る二十分前。

「じゃあ、投票始めるから、書き始めてね」

 四月九日の朝のホームルームが始まって響いた斬坂先生の声。昨日言ってた通り、クラス代表を決める選挙が始まった。

 俺は元から決めていた(信頼されなかったのか確認されたけど)すみれさんに一票を入れた。

 すみれさん曰く、自分は有名人だと言っていた。どんな風に有名かは不明だが、あれだけ言いきれるのだから、安心できる。

 そしてクラスのみんなも書き終わり、それを先生の元に置いた。それを確認した斬坂先生は、俺が見た事のないような機械にプリントにみんなのプリントを入れた。

 その瞬間に紙幣計数機で紙幣を数える時のような音を立て、すぐにその音は止む。その後電子版に電源が入り、今にも結果発表されそうな体勢になった。

『――義務だからよ、私にとっての』

『クラス代表に立候補に出るなんて当然の事。そして当選するのも当然の事よ』

 あの強い決意はどこから生まれているのだろう。だけど俺は彼女の考えている事がイマイチわからなかった。

 だけど彼女がそうしたいのなら、俺が口にはさむことではない。

「よぉーし、今から結果を出すわよ」

 先生が電子板に結果を張り出した……。

                     ***

「わお、想定外の事態ね」

 このざわめいた中で最初にまともに聞こえた言葉。確かにこれは予想外だった。

 確かにすみれさんと瀬戸さんが同じ票数だったのも予想外だったが、俺にとっての予想外は他にあった。

「何でお前に5票も集まったんだぁー」

 俺は思わず前の席いる佐多の座ってるイスの底を蹴ってしまった。

「痛って、何すんだよ!?」

「お前にどうやったらあんなに票入ったの! お菓子でもあげたか! そうか、わかったぞ。お前ワイ」

「そんなことするわけねえだろーが」

 佐多の叫びで我に返った。俺は無意識の内に佐多の胸ぐらを掴んでいたのだ。

「――あっと、スマンかったな」

「まったく、これは昼飯を一回奢ってもらうの権利を俺は手に入れたも当然だな」

 佐多は襟を直してから腕を組み、俺を見下ろすかのような目でこっちを見ている。さりげなく俺に飯を奢らせようとしてるし。

「悪かったと思ってるが、その権利については認めん」

「なんだとー! まぁ別にいいけどよ。俺もあれに驚いてるんだ」

「5票も入ったことにか?」

「ああ、俺を思ってる人が他に四人もいてくれたとは」

 やっぱり自分に入れたのか。よく小学校の時起きたな。自分で立候補したら自分の票は必ず自分に入れるって。

「どうしようかね~。またやり直しても――結果は同じか」

 先生がどうするか迷ってる。先生も担任やり始めて、こんな事態になるのは初めてなのだろう。随分悩んですようだ。そんな時、席の中央で手が挙がった。

「斬坂先生、私に一つ提案があります」

「どうしたの? 瀬戸さん。提案って」

 手を挙げたのはクラス代表に立候補している一人である、瀬戸さんだった。

「はい。この状況を打破できる方法が」

 彼女は勝利を確信した時のような顔で微笑みながら、その方法を語った。

「――統戦とうせんです」

「統戦……でもこんなことでやるなんて、前代未聞よ。許可できないわ」

 先生も少し驚きながら言い返す。それでも瀬戸さんはすぐに反論した。

「斬坂先生、それはいけませんよ。この学校のモラルを否定する事になりますよ~」

「…………」

「それにこれは、ちゃんと学校が作ったシステムじゃないですか」

 今回はあの人は逆だった。生徒が先生より優勢だった。だけど俺は話についていけないミーハー状態だった。

 なので、俺はこの学校に詳しそうで、後ろの席にいる友人の雲雀に尋ねた。

「統戦ってなんなの?」

「刀破君、授業中に後ろは向かない方がいいよ」

「あ、すまん」

「冗談だよぉ」

 雲雀がイタズラを成功させて、何とも子供っぽさ満載の笑顔で言われた。不意にやられたので、つい男でも顔を赤く染めてしまった。

「どうしたの?」

「いや、それより統戦ってなんなんだ?」

「ぁ、うん。統戦ってのは、理事長が作ったこの学校の名物の一つだよ。意見が割れた時に使う最終手段でね、――戦うんだよ」

「戦う?」

「ぅん、でもルールはたくさんあるよ。他の学校もAWですごく進化に成功した人たちは、僕たちの学校の授業にあるように、より効率よく進化させるよう訓練するんだ」

 訓練ってそういう意味だったのか。よくそんな事を私立でやっていいと、国も認めたもんだおな。普通国立とかでしか禁止とかにすればよかったのに。

「でも戦わせるのは、この学校入れても数校しかないと思うよ。危ないからね」

「なんでそんなシステム導入したんだろうな?」

「あの理事長さんだからろうね。入学式の時の時の言葉を思い出すと、このシステムを作った理由も、何となくわかるような気もするけど」

『不満があるなら、先輩・教師とて戦いを挑め! そして勝ちとれ! 己の望む学校を作りたいのならば』

 あんな事言う人なら確かに納得できる気がすると、俺は一瞬思った。

「でもそれは氷原さんの同意もないと……」

「いいわよ」 

 雲雀の丁寧な説明を聞いてる間に状況は変化しているようだ。なんか悪い方向へ。

「氷原さんまで!」

 先生もすみれさんも同意するとは思ってなかったのか、どう対処したらいいのかわからなくなってるんだろう。

「同じ事何度やっても同じです。なら統戦をして、勝者がクラス代表になる。ただそれだけです」

 いつもより強い口調で、一文字一文字に強い思いを乗せて自分の考えを述べる。

「でも……こんな」

「確かに新学期早々こんな騒ぎ起こしたくないのは承知です。でもこれじゃないとお互い納得できません」

 クラスに沈黙が訪れた。そこに四十人にいるとは思えないぐらいの静けさだった。

「……あんたら二人には口では勝てないか――わかったわよ。部屋確保してくるあげるから」

 先生は渋々ながらも、二人の要求を呑んだ。

「ルールはいない間に決めなさい。じゃ、ちょっと行ってくるから」

 そう言い残して、先生は教室から去って行った。

「じゃあ氷原さん。早速ですけどルール、決めましょ」

 先生のいなくなった空間の中で、発せられた第一声。そして瀬戸さんはその先生のいなくなった教壇に立つ。まるで己がこの空間を仕切る王のように。

「何でもいいわよ、人数は……」

「二人にしません?」

 ! すみれさんの顔が一瞬ひきつった。クラスも結果発表の時のようなざわめきが教室を支配する。

「なんでかしら?」

 すみれさんは冷静な顔をして訊く。

「あら? あなたならもうわかってるんでしょ? 訊くまでないでしょうに」

「……そうね」

 教室にざわめきが消え、沈黙がやってきた。

「ニ対ニでお互いの皿が全部割れるか、リーダーが降伏するか。皿を割るためなら、その相手をダメージに与えてもよし、気絶させるのもよしでいいわね?」

「別にいいわよ」

「これで決定ね、楽しみだわ」

 これにより、クラス代表を賭けての統戦を行われる事が決まった。それを報せるように学校のチャイムが鳴り響いた。

「あなた、私のパートナーになりなさい」

 休み時間早々ゆっくり机で寝ようと思い、実行としようとしたら、どこからか聞こえてきたが、もう寝る態勢に入っていたので無視することにした。

「――ZZZ」

「聞こえてるの?」

 ああ。もう少しで楽園へ逝けそうだ。

「ZZZZZZ」

「ちょっとこれ貸してもらっていいかしら?」

「ぁ、はい。別にいいですけど」

「ありがと」 

 ――ゴン。

「ぐぁあああ」

 夢と言う名の楽園に手が届きそうな所で、後頭部に激痛が走った。そして楽園が遠のいてしまった。

「やっと起きたわね」

 顔を上げてみると、そこにはすみれさんがいた。右手に本を持って。

「ありがとう」

「ど……どういたまして」

 すみれさんが雲雀から借りたと思わしき本を返して、再び目の視点が俺になる。

「何の用ですか? すみれさん」

 何となくこの後に訊くセリフは想像できていたが、一途の希望に賭けてみた。

「この後にある統戦で、私のパートナーになりなさい」

 俺の希望は見事に打ち砕かれた。

「他の人に頼んだ方がいいですよ、俺は男ですし、女子には勝てませんよ。絶対」

 今の社会、普通の女子に勝てる男子なんているかもわからないのに、ここにいるのはAWで育った女子の中でもエリートばっか揃った学校。まず男子はここにいる女子に勝つことなど不可能だろう。

「頼む、私はあなたに頼んでなどいないわ。命令したのよ」

 わお、なんて爽やかに言ってくるんだ。あのマリー・アントワネットですら尊敬の意を送りそうなくらい爽やかにすごい事言ってきたよ。

「命令って言っても」

「聞けないの?」

「だから」

「き・け・な・い・の? ん?」

「わかりました。参加させていただきます」

「よろしい」

 俺もしこの人と結婚したら、一生尻に敷かれる人生を送りそうだな。

「そういえばあなたの武器ってどれなの?」

 俺の周りを見ながら訊いてきた。

「武器って……学校にそんなもの持ってきませんよ」

「あなたの武器は素手なの?」

「三秒でやられる自信がありますよ」

「あなた馬鹿なの?」

「でも、俺の部屋に姉さんからもらった逆刃刀ならありますけど」

「それよ、今すぐ取りに戻りなさい」

「ええー! 無理ですよ。帰りは一瞬でいいからまだしも、行きなんてここからだとニ十分ぐらい軽くかかっちゃいますよ」

「授業の一つや二つさぼってもいいじゃない」

「嫌ですよ―、まだ授業は明後日からですけど」

 一応この疾水学院は名門。勉強など生活態度にも厳しそうだから。

「仕方ないわね、さっさとついてきなさい」

 言われるままについて行った場所は、例の構造がどうなってるかわからない出口だった。

「ひどいですよー!」

 本気で俺に次の授業出るのを諦めろって言いたいのかな。さらに歩きで帰れと。

「あなたの家の住所教えなさい」

「は? 住所ですか」

「そう、住所よ」

「俺の住んでる所は……」

 俺はすみれさんに住所を伝えると、彼女は出口に向かって歩いて行く。

「あなたも来るのよ」

「あ、はい」と返事をして彼女のもとに向かう俺。

「じゃあ、一・ニの三で一緒にここに入るわよ」

「え? それってどういう」

「一・ニの」

 駄目だ全然こっちの言葉を聞く気配がない。もう釣りでもなれと思いながら、

「三!」

 俺は構造がわからない出口に飛び込んだ。

 眼を開けると、いつも通り小金井公園に到着した。ホントあの出口、どんな構造してるんだろと思いながら、ふと後ろを振り返ると、人がいた。

「何見てるの? 早く行ってきなさい」

 そこに見覚えのある女性がいた、右半分だけの女性が。

「ぎゃぁああああ」

 俺は幽霊かと思い、本能的に悲鳴が出てしまった。

「落ち着きなさい。私よ」

 そんな風に幽霊に言われたので、注意深く見る。

「あれ? すみれさん、何でそんな中途半端な姿に?」

 俺が幽霊だと誤認していた正体はすみれさんだった。右半分だけのすみれさんだった。

「安心して、もう半分は学校の出口にあるのよ」

「なんでですか?」

「今そんなこと聞いてる暇ないでしょ。早く武器取りに行きなさい。遅刻は許さないわ」

 命令違反するとロクなことがなさそうなので、すみれさんの助けを借りて自宅に向かった。

 部屋に入って、父から授かった刀を木箱から出し、一緒に入っていた入刀袋に刀を入れた。

『女の子とは絶対戦わないで欲しいの』

 ふと姉さんの言った言葉が頭をよぎった。三日もたたないうちに破る事になるとは。

(黙っとけば、ばれないか)

 今はすみれさんを待たせてはいけないと思い、すぐにその言葉を忘れることにした。

「遅いわよ」 

 右半分だけのすみれさんに怒られながら、開いたままの出口を通り、猛ダッシュしたからか、なんとか休み時間の終わりを告げるチャイムと同時に、教室に戻れる事に成功した。

「どうした刀破? 汗だくだくで」

「あ……ああ、いろいろあってな」

 この事を知らずに前で寝ていた佐多が、なんか恨めしく思えてしまう。俺もこんなことなければ、天国に逝っていたのに。

「よーし、本来なら別の係を決める予定だったけど、部屋今しか空いてなかったから今からするわ」

 まだ疲れが取れてないのに、今すぐって運悪すぎる。

「ルールはそういえば決まったの?」

 先生の質問に瀬戸さんが我先にと答えた。

「ええ、決まりましたわ。ニ対ニの統戦です」

「そうなの、パートナーは誰なの」

「私は決まってますわ、しずく来て頂戴」

 瀬戸さんがそう呼ぶと、雫さんらしき人が立ち上がり、瀬戸さんの隣に並んだ。

「私の今回のパートナーの美雨音みうね雫よ」

 身長は瀬戸さんより低く、髪はボブ。かわいい服を着せれば、中学生にも見える。だけど彼女の瞳がそれを壊す。何を映しているかわからない瞳、そして見たものを全て凍らせるような瞳。瞳が彼女全体をわからなくしてる。

「で? 氷原さんのパートナーは誰なのかしら?」

 瀬戸さんは一瞬微笑んでいたが、氷原さんを見た瞬間に止めた。

「ええ、この男よ」

 俺を指差し、堂々と言い切った。瀬戸さんは俺を見て唖然としている。斬坂先生すらびっくりしている。

「ホントに男をパートナーにするの? ――フフフ」

 瀬戸さんは笑いをこらえながら訊く。

「ええ、私の護衛執事ですもの。当然よ」

「護衛執事、男を執事にしたの? ハハハハハハ」

 それを聞いて我慢できなくなったのか、瀬戸さんは大声で笑い始める。

「男を護衛執事にするなんて聞いたことないわ、ハハハ。何あなた考えてるの?」

「別に私の勝手でしょ。それより早く会場に行きましょ」

「そうね、これなら予想より早く終わらせることができそうだわ」

 女と女の勝負って怖いな。すみれさんの隣にいた俺は冷や汗をかきながら感じていた。

「じゃあ、さっさと会場に行きますよ。私についてきなさい」

 先生の号令のもと、教室を出て会場に向かう。

 俺は刀袋持ちながら、緊張していた。稽古で色々やっていたが、実戦は初めて。嫌でも手に汗がにじむ。

「大丈夫か刀破?」

「無理しないでね、刀破君」

 そんな俺を見て心配してくれたのか、佐多と雲雀が声をかけてくれた。

「ああ、何とかな」

「男の意地を見せてくれよ! 応援するから」

 佐多は右手の拳を握って俺の胸を叩いてきた。

「おう、任せておけ」

「怪我だけはしないようにね」

 雲雀は体の心配をしてくれた。素直に友達はいいもんだなと、改めて思ってしまった。

「着いたわよ」

 そこは地下一階の一室の前だった。

〈第五訓練室〉

 その部屋の中に入ると、室内には何にもなかった。あるとしたら、床にテープで作られた四角形の枠があるだけ。

「じゃあ、関係ない子は枠外にいてね」

 先生が大声で言うと、みんな部屋の端に寄り床の上に座った。

「じゃあ始めるか、これお皿ね。好きな所に三個着けてね。」

 渡されたのは、お皿がついてる鉢巻だった。

 俺は、頭のおでこ・左胸・背中に巻いた。すみれさんにどこに巻いたか尋ねたが、ルール上言ってはいけないらしいので教えてもらえなかった。

 準備が終わった四人が、真ん中に並ぶ。

「みんな巻き終わった? 覚悟はいい?」

 審判を務める先生が最終確認がとる。

「いいですわ」

「…………」

「はい」

「いいです」

 あの二人の間からはすごいオーラを感じる。三角関係が発覚して、鉢合わせになった時の女性が出すオーラに似ている。

「では礼」

「「「「よろしくお願いします」」」」

 礼が終わると少し下がり距離をとる。

「制限時間は十五分。お皿を全部割るか、降伏させたら勝利。なおタイムアップした時は、残りのお皿の数で勝敗を決します。それでは……」

 しばしの沈黙が時を支配する。

「始めてください」

 先生の開始を告げる声で、氷原すみれ・成川刀破対瀬戸成海・美雨音雫の統戦が始まった。

(雫さんのお皿は、胸と腹、左太ももにあって、瀬戸さんは右肩・胸と……あれ?)

 俺が一瞬見ただけでは、瀬戸さんの三つ目のお皿が見えないのだ。視力はいい方なんだが。

 ポジション的には、俺と雫さんが前で、すみれさんと瀬戸さんは後ろにいる状態。だから自然と俺は、女性である雫さんと戦わなくてはいけなくなった。

「成川です、お手柔らかに」

 無難に挨拶をする俺。彼女との距離は五メートル前後。

「…………」

 華麗に無視ですか。彼女の両手には先端が少し丸まったクナイが握られていた。

「……ゴールドスミスは言った」

 ゴールドスミス? 誰なんだろう。彼女なりの冗談なんだろうか。

「――最初の一撃が戦闘の半分だ、と」

 ! 危険を感じた俺は咄嗟に刀を抜こうとしたが遅かった。雫さんは体を前に倒したと思った瞬間、雫さんの両手にあるクナイが俺の目の前まで来ていた。

 俺は思っていた。剣術を習ってたから、少しは女子に対抗できるのではないかと内心思っていたのだ。

 だが根本から間違えていたのかもしれない。男子が女子に勝つという理屈が。

「刀破君!」

「刀破!」

 その声が耳に届いた瞬間――パリンッ。

 俺のおでこにあった皿が盛大に割れる音が聞こえた。








 







 




こんにちは、りょーすけです。

いやーやっと統戦と言う名の戦いが始まりました!

 そして一人新キャラ登場で、美雨音雫。まだ出たばっかりなので、いろいろ話せませんが、口数だけは少ないのは真実です。

 早速一枚目のお皿を割られてしまった刀破。次回も統戦は続く!

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