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神様の実態✖︎悪魔の実態 ―多忙につき―

作者:さんご
天界と魔界、それぞれの“代表者”である神と悪魔。
――だが、近年その姿は変わりつつあった。

神はSNSで「いいね」を拾い、願いの翻訳に追われ、
天使たちのシフト管理に頭を抱える日々。
悪魔は堕落対象の個性化と多様化に対応できず、
副業やサイドビジネス、キャバクラ通いで心をすり減らしていた。

もはや、彼らは「神聖なる存在」ではなかった。

――彼らは、“ただの多忙な上司”である。

地上に降りた神は、ウイルスにかかり高熱で寝込み、
悪魔はパチンコで散財し、借金にまみれる。
キャバ嬢リサに翻弄され、夢彼氏に嫉妬し、
副業でホストに転職しても一向に貯金は増えない。

そんな中、神と悪魔の間で交わされた一言。

「……そろそろ休ませてくれないか」

神と悪魔の“実態”を覗いたとき、
人は初めて知る――彼らもまた、迷い、傷つき、
ときに間違える存在であることを。

それでも人間は、今日も願う。
誰かに見ていてほしい、導いてほしいと。

これは、神と悪魔の“多忙な日常”と、
そこに翻弄される地上の人々の、可笑しくも切ない群像劇。
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