ヌーベ公領都周辺図
高い評価及びブックマーク、ありがとうございます。
また、<いいね>での応援、励みになります。こちらもありがとうございます。
誤字報告、ありがとうございました。
【Inkamate-map】にて作成した王都近郊南西部の周辺地図です。
【主な都市・街】
ヴィルモア
『騎士団街道』の経路上に存在した旧修道騎士団支部跡を領地南部・ヌーベ領の監視所として流用したもの。
河川港街『コーヌ』の東2㎞程の場所にあり、将来的には再整備されたヌーベ・王都間の宿場町兼、コーヌに泊らない旅商人などを受け入れ冒険者ギルドの出張所などを設置する予定。
ヌーベ遠征においては、王都側の司令部・元帥府が仮設される予定である。
*ヌーベ公領の諸都市
ヌーベ公領は、ロアレ川の源流行の山岳地帯に広がっているのだが、主要な都市や街は領都周辺の北部に集中している。
コーヌ
ヌーベ公領唯一の領外と交易可能な街。ロアレ川に面しており、支流との合流点の先にある川幅の広い場所に発展した河川港に端を発する。ギュイエ公領との間に百年戦争期に架橋された石橋が存在するが、現在はヌーベ側が管理しており、交易許可を得ている一部の商人のみが使用できるだけである。
コーヌの街にある商会支店も、そうした許可を受けた商人だけが店舗を有しており、連合王国・神国との繋がりの深い商会ばかりとされる。
開戦当初に、近衛連隊と騎士団の部隊で制圧し、川を使ったヌーベ公残党の逃亡を防ぐ作戦の目標となる。
ヌーベ
領都であり、領地名の元となった都市の名前。ロアレ川上流にある幾つかの支流との合流点の屈曲部に建設された。古の街道が敷設された途上にあり、また、聖征の時代は『騎士団街道』の要衝として大いに栄えた。『修道騎士団』の王国内にある支部が配置された『騎士団街道』は、ロマンデからラ・マン、旧都、ヌーベを経由し内海まで続く街道であり、カナンへ物資と戦力を効率よく送るために整備されたが、それはそのまま『修道騎士団』の富貴の源泉にもつながった。
コルベ
ヌーベ領北端にある都市機能を持つ城塞。北はワスティンの森、東はブルグント領の山岳地帯と接している。街の名前は、この街を流れる『コル』川からとられている。
また、ワスティンの森は聖征以前はこの地の領主であった『ドンジ男爵』の領地が一部を占めていたが、この街はドンジ男爵領と製鉄を通じヌーベ領と繋がる拠点として発展したと記録される。
ブリノン
古い城塞の上に改築された百年戦争期の城塞が元になった城館。周囲に小規模な街が付随している。50m四方ほどで、さほど大きくないが、10mを越える幅の水路で周囲から隔てられた当時としては優秀な防御施設。
ボルドゥ
領都の北東数km離れた所にある城塞とそれに付随する街。領都のある合流点を見下ろす丘の上にあり、旧王国時代からある防衛拠点。百年戦争期には国王側の拠点として活用されたが、その後消失。再建はヌーベ公によりなされ、領都防衛の要となる。領都城塞の支城の役割りを持つ。
シブノ
百年戦争期に構築された城塞とその周囲に発展した街。その城塞は、賢明王の時代に建設されたが、巨大な城門楼といった趣である。領都の南を流れる川の対岸にあり、南あるいは東から迫る敵軍を抑える役目を持つと考えられる。
*ギュイエ公領の近隣都市
ルージュ
古帝国以前の先住民の時代から「都市」として成立していた。その名は『バル川のほとりの街』という名前から変化している。
その後、旧公国時代においては「ルージュ子爵」後に「リージュ伯爵」領の領都として長く存続していたが、聖征の時代王家へ売却され、王領となる。王族の治める領地・領都として、王都に倣った街壁・大聖堂が尊厳王の時代に建設されている。
ヌーベ公領を牽制する重要拠点であり、また、ギュイエ公領において官僚の育成などを行う学院が設置されている政治都市でもある。
読者の皆様へ
この作品が、面白かった!続きが気になる!と思っていただけた方は、ブックマーク登録や、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★へと評価して下さると励みになります。
よろしくお願いします!