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資料 レーヌ周辺地図

この画像のURL:https://31525.mitemin.net/i776264/


挿絵(By みてみん)




ナンス(Nancys)


 五百年ほど前に当地の君主レーヌ公により建設された要塞都市に始まる。やがて、公都となり栄える。


 帝国領とされるが、現在の公爵が子を為さず、王国に王妃として嫁いだ姉公女の息子である王太子が存命であれば、王国に公爵位が引き継がれる可能性がある。


リュネ(Lune)


 入江の民襲撃時代の城塞に端を発する街。メスの司教伯が所有し街道を通る関税所を配置した。百年戦争期にレーヌ公の城塞として整備された。老朽化により一時使用を見合わせていた。



メス(Mez)


 タルの北東40㎞ ドレミ村から80kmの距離 四日の行程 元は古帝国時代から続く歴史ある都市であり、幾つかの王国においては王都とされた由緒ある街。三十年ほど前までは帝国自由都市であったが、

『タル』同様、王国領に編入された経緯がある。


 産業の中心は小麦・ワイン・馬の飼育であり、交易の市や工業品などの輸出はなされていない。元は司教都市であったが、聖征の時代以降、都市住民が力を持つようになり、帝国自由都市となる。


 メス周辺の農村はメスの領地として管理されており、村の統治者=都市の貴族という関係性を有している。人口約二万五千。


 大聖堂は千年の歴史を有する古いものであり、歴史的な都市であることの象徴とされる。



タル(Toul)


 三十年ほど前までは帝国に属する自由都市であったが、帝国王国間の戦争で王国側へ移行。


 自由都市でしかなかったため、比較的容易に直轄領化される。現在は要塞都市として改造されている過程であり、王国魔導騎士中隊も配備された帝国との戦争における防衛拠点となっている。


 大聖堂・司教領の中心であったが、司教と修道院、都市商人、職人ギルドの間で対立が継続した結果人口減少、衰退中の街であった。王国直轄領となってからは、駐屯軍への物資供給、あるいは街の再開発で経済的には活性化している。


 現在の人口は八千程だが、徐々に増加している。司教はタル教区内の別の街に居住しており、帝国の諸侯として未だ任ぜられている事にも注目が必要。


 ド・レミ村からトラスブルへ向かう際に通る都市。



ベダン(Vedun)


 古の帝国時代に築かれたマオス川渡河点を守る城塞に端を発する都市。『タル』『メス』とともに王国領に編入された場所であり、聖都とメスの間にある要衝。現在は既に魔装騎士団中隊の駐屯地として整備され、軍事的拠点として整備されている。



バルデ(Bard)


 ギュイス家の本領・領都のある都市。バルデ伯はレーヌ公家がもつ爵位の一つであったが、分枝であるギュイス家に譲渡された。



ド・レミ村(De=Remi)


 救国の聖女の生誕地とされる村。五十年ほど前、法国戦争に参加した『勇者』の出身地としても知られる。マオス川の上流にあり、ネデルに向かう街道と聖都に向かう脇街道の交差する場所にある山村。人口は三百人ほど。だが、聖女の出身地という事で百年戦争末以来非課税地となっている為、見た目ほど貧しくない村。


 税収の無い村なので、代官もやる気がない。故に、自衛手段をとる必要から、とある人物を住まわせているとか。



モゼラ川(MOSELLA)


 メイン川と並行しデンヌの森の北側を流れる川。『タル』『メス』を通りトリエル(Trie)司教領を通り、メインツとコロニアの中間あたりでメイン川と合流する。


マオス川(MAOS)


 ネデルではリジェなどを流れる「ムーズ川」の上流に当たる河川を示す。マオスは王国語、ムーズは帝国語で元は先住民の言葉である『モサ』から始まる言葉。その意味は「迷路のような流れ」。


 モゼラもマオスも「モサ」から来ている。


デンヌ(DUENNA)の森(SILVA)


『女神ディアヌが棲む』と古代の先住民の伝説がその名の由来。メイン川とムーズ川の間の森がその範囲となる。入植が進んだ結果、現在では王国に近い上流域の丘陵地帯のみを示すようになっている。



作品投稿を火・木・土の週三から火・土の週二にしばらく変更いたします。


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