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連合王国北東部の地図

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【Inkamate-map】にて作成した連合王国北東部の地図です。

ディズファイン島迄の経路の範囲が描かれています。


挿絵(By みてみん)



ノルヴィク(Norvic)


  ノルド公の領都。古語で「北の街」と言う意味を元になっている名前に端を発する。


 ロマンデ公が白亜島の王となった時代において、ノルヴィックは既に人口一万を超える都市であり、25の教会と大聖堂を備える都市であった。また、現在ではリンデを越える周囲4㎞の城壁を有している。リンデに次ぐ第二の都市と言うに相応しい威容である。


 ノルヴィクはウェン川の蛇行点を利用した都市であり、川の流れと城壁の組合せで外郭防御を担っている。街の中を流れる川に掛かる幾つかの石造の橋も、防御拠点として円塔・城門楼を備えた堅牢な城塞を有している。


 これはロマンデ公征服期に建設された城塞であり、それ以前は先住民の墓地であったとする記録がある。聖征の時代において城塞は石造に置き換えられ、その後に起った王家の内乱において拠点として使用された。


 その後、都市の発展とともに監獄として使用されるようになる。




(Great-)ヤマス(Yamas)


ヤマス川はノルドを流れる大きな川で、水運の中心となっている。ノルヴィクを流れるウェン川は、ヤマス川に合流し海へと至る。 ノルビックはノルド領各地から羊毛などの輸出品を集め、ここで船に乗せ河口の都市『大ヤマス』まで輸送する。

 ヤマス川の河口の街、『大ヤマス』は、古帝国時代の駐屯地を起源とし、その後、先住民の王国時代も継続して街として成立していた。現在は、ノルヴィクの施政下にあり、代官及びノルヴィク司教区に所属する。


 川の河口として大きく海に対して湾を形成しており、港湾として優れた要素を持っており、大規模な船も寄港することができる。故に、海軍の拠点としても利用される。


 また、漁港としても有力であり、ノルヴィクだけではなくノルド公領全域に海産物を供給し、またニシンの塩漬けなどを主要な輸出産品としている。



(Great)(North)(Road)


 リンデの『司教門』から始まる北部への主要街道。旧帝国街道に沿う。



ケッグ(Kegg)

 ノルド領の北にある。

先住民の王国時代から続く港であったが、四十年に洪水に見舞われ、村を内陸に再建する必要が生じた北外海に面する漁村。


 周辺の羊毛を集荷しネデルへと搬出する船を寄せる近海貿易港としても利用されていた。以前は、湊の周辺の砂州を維持する為、羊の放牧による植物の減少を避けることにしていたが、洪水後は広がった海岸線を放牧地として活用している。



リンダム(Lindum)


 古帝国の軍団駐屯地に端を発する都市。語源は先住民の言葉で「湖」を意味する言葉に発する。


 古帝国の崩壊、軍団の撤収と共に街は衰退。その後も百年ほどは教会が維持されていたようだが、一時単なる墓地となる。


 古帝国の後、アルマン人の部族が定住を始める。城塞が建築され、ロマンデ公の征服後、城塞は改築され聖征の時代完成する。その後、監房として利用。


 ロマンデ公の征服後、大聖堂が建設される。火災、地震で倒壊するなど幾度か再建されている。


 百年戦争の時代において、第三の大都市であり、王家に影響力を持つ大司教が幾度も在任した。父王の時代、司教宮殿に滞在するほどであった。


 街道の主要都市として繁栄したものの、父王時代に修道院の解散が為され、大司教区の七修道院が閉鎖され、政治的経済的困窮が始まった。都市として停滞し、街の住民も苦しんでいる。





シーフ(Thief)


連合王国中央部・シドベル伯の領都、金属製品の製造で有名な都市となっている。そこには武具も含まれている。 シーフ川の水力、鉄鉱石が近くで採れ、『燃える石』も採掘されることに加え、砥石も産出することで百年戦争期から有名となる。



ドゥン(Daun)


 古帝国時代の砦に起源を発する街。名前は川の名称から付けられた。リンダムから北上する旧帝国街道の脇街道にある。


 英雄王の時代、勅許状を受け都市として自治が認められた。また、定期市を開くようになり街は繁栄を更に究めた。修道士により街には多くの施療院や集会場・初等学校が設立され、富裕で知られる街となった。人口およそ三千。

 

 四つの大門を有し、土塁と濠で囲まれた街壁を有している。



ヨルヴィク(Yorvic)


 八百年ほど前、先住民の時代の大都市であったが、アルマン人が都市を占領。その時期、人口一万人ほどとなり、首都となる。また、造幣所を有する。多くの工房を抱える商業としてあり、織物、金属加工、彫刻、ガラス加工、宝飾品等の税増で栄えた。


 ロマンデ公征服の後は、大聖堂が建設され、交易の中心地となる。王国からワイン、ネデルから帆布・織物生地・蝋・燕麦、商人同盟ギルドから材木・毛皮を輸入、穀物・羊毛をネデルに輸出した。


 織物生産の中心地となり、北王国との戦争の兵站地として興隆する。


 しかしながら、修道院解散により経済の衰退期を迎えている。



カタラック(Catarac)


 先住民の言葉で「戦いの城壁」を意味するとされる。古戦場として知られ、先住民の小王国間の幾度とない闘争の場となった。その後、ロマンデ公の征服後は王家に近い貴族あるいは王族の領地のとなりその配下の小領地となっている。現在は、男爵領となっている。


 街の北側には教会があり、その背後の丘にはロマンデ公征服時代の古い城塞がある。


ダントン(Dangton)


「ディノスの人」の住処という名称に起因する地名。古い教会を有する。あまり特徴のない河川交通の中継点の街。



ダンロム(Dunlme)


 聖人の遺体を安置する場所として修道士集団が教会を設立したことに端を発する街。歴史は先住民の王国時代に遡る。


ダンロム城をその中核とする。


ロマンデ公の遠征の際に配置された伯爵領の爵位を購入した大司教により「大司教領」の城館となる。大司教でありながら、王家に忠誠を誓う限りにおいて伯爵と同等の権利を保障されている。





|ポンスタイン《Ponstyne)


 タイ川の橋を意味する地名で、古帝国に起源を発する。「皇帝橋」と呼ばれた堅牢な橋を護る為に建てられた城塞の跡地に、ロマンデ公が城塞を建設。木造の塔はその後、石造の四本の尖閣塔を繋げた『城塞楼』に建て替えられた。


 この城塞は、北王国からの侵攻を抑止するために構築され。特に百年戦争開始以前に大きく改修された。


 また、街の周囲は長さ3㎞、高さ8mの石壁で防御されている要塞都市である。六つの楼門と十七の塔を有し、街壁の外側は幅10m、深さ5mの濠を備えている。街壁の完成には二百年ほどかかっている。



モースパス(Morepath)


「門」を意味する古語を語源とする歴史的な市場の町。モースパス男爵が統治する。




ウィック(Wick)


 アル川を横断する道路を護る拠点として構築されたアルウィック城を中心に形作られた集落。モルトン男爵領。北王国との国境線を護る城塞の一つ。街道の中継点として繁栄している。


 街は北王国軍に二度焼き払われている。



デイズファン島(Disfarne)


 北王国との国境に近い東岸の島。

 聖ミカエル修道院のある島と同様、干潮時に対岸と繋がる島の上に建設されている『ディズファン修道院跡』を改修し、その周辺に学院の施設を建設して利用されている。対岸との距離がは1.5㎞ほど、面積は縦横4㎞ほどである。賢者学院の建つ島







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