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第6話 料理

どもどもー今日も一日頑張りましょう!

よければ評価などつけてってください!

おなしゃす!ブクマしたっていいんだぞ……

毎日投稿を習慣づけたいわw

「エルノーラの飼ってるファンダーってすごく毛並みが綺麗だよね〜初めて見るけど変異種なの?」


そう聞かれると僕は愛犬を褒められ嬉しくなったのかるんるんとして話し始めた。


それとなぜ付き合いの長い彼女が僕の愛犬のことを知らないのかというと普段は透明になっているため全く見えなかったのだ。


恥ずかしがり屋なのだ僕の飼っている犬は……

そして彼女がいったように変異種である。


普通のファンダーは透明になる事などはできない。


僕が旅の途中に拾った子犬がたまたま変異種でありたまたま懐いたから育てただけなのだ。


もしあの時懐いていなければこの子達は僕の家にはおらず遠出など急にはできなかっただろうなと僕は今この場にこの子達がいる事に感謝しながらファギーを走らせたのだった。


「変異種だし毛並みは銀の方がシルフィーで黒銀の方がライラだいい子たちだから可愛がってくれ……よ?」


そう言いながら彼女を見ていると既に後ろに乗っていたライラの事を彼女は口を緩めながらニヤニヤとニタニタと撫で回しぎゅーと抱きしめていた。


「いい子でちゅね〜うへ……うへへ……へへへへ

あったかぁーいしふわふわでまた眠たくなってきたな……」


そう言いながら彼女はそのままライラに抱きついたまま再び眠り始め、そんな彼女を見て僕はくすくすと笑いながら子供だなーなんて事を思っていた。


枕にされてしまっているライラは優しげな表情で彼女の事を見つめ顔をスリスリとなすりつけ一緒になって眠りに入った。


「俺が退屈するじゃねーか……

まぁーいいか途中休憩入れる時くらいには起きるよなぁ……

てか絶対おこしてやる……」


そんな事を僕は少し不安になりつつ退屈そうにシルフィーの手綱を握りガタガタと石畳の上を走り抜け5キロ先の城門につくと外出届けを出しそのままなにも整備されていない自然の道をさらにガタガタと音を立てながらすすんでいった。


「ちっ……こんだけ揺れてるのによく寝れるなコイツら……」


そして出発してから3時間ほどが立ちお日様も真上に登っていた。


かんかん照りで気温的にはそこまで暑くはないのだがものすごく眩しかった。


手を日除けがわりにかざしてみるもほとんど意味わなくそしてずっと3時間ファギーを引き続けたシルフィーの顔にも少し疲れが見え始めた為一度大きな木の陰に入り彼女とライラを起こすとファギーの中に備え付けられている簡易の冷蔵庫から肉や野菜などを取り出し下処理を彼女にまかせるのだった。


そして僕は彼女が下処理をしている間にあたりを散策して火種に使えそうな小枝や乾燥した葉っぱなどを拾ってくると真ん中に枯葉を敷き詰めその上に手頃なサイズの木の枝を配置するとガスライターで火をつけた。


「よし……調理の方も手伝うか」


そして僕は丸まった背中をぐっーと両手を頭の上で組み大きなあくびをしながらからだを伸ばし彼女に歩み寄る。


「あっ終わったみたいね!

それじゃー下処理も済んだし鍋の用意と水と焚き火用のハンガーを地面に打ち付けといてまってて」


そして僕はまな板の上に並べられた一口サイズの色とりどりの野菜に軽く脂身を切り取られ余分に摂取しすぎないように調理されたお肉を見て意識高いなーなんて事を思いながらハンマーで先程言われた鍋ハンガーとも呼べる代物をを僕は地面に打ち付け飲み水を鍋の中に注ぎ込み待っていた。


そして準備が出来ると彼女はまだ沸騰していない鍋の中に出汁のパウダーを入れ他の野菜と比べると少し硬めの野菜をぽとぽとと音を立てて入れていった。


「どうしてちょっとづつしか入れないんだよ?

一気に入れた方がすぐ食えるぞ?」


そう彼女に言うと彼女が僕の事をギロッと睨みながら何言ってんだよこいつって……

そんな目で僕のことを見てきた。


「あのね〜エルノーラ……

鍋料理今まで私の作り方見てこなかったの?

何回も作ってあげてたのに!」


そう言われると僕は首を横に傾げながら彼女に言う。


「見た事……そう言えば無かったかも……

だってさーいつもお前が調理してる時って後ろ姿見てるか本読んでたり他の事してるからな……

今日は割と手伝ってるけど……」


そうなのだ……彼は普段何もしていない…………

何もしていないから何も知らなかった……ちゃんと見ていなかった……だから分からないのだ。


そしてその事に気付いた僕はすぐさま彼女の鍋の作り方をメモして忘れないように目を凝らして見ていたのだった。


そして少し水が沸騰し始めたところで次にキノコ類などの軽く火を通しておきたい具材を放り込むと僕の好みに合わせる為にここで半分だけ柔らかめの野菜を鍋に放り込む。


そんな彼女の鍋の作り方を見て僕はふむふむと顎に手を置きしっかりと観察していると、彼女が少し照れながら僕に言った。


「ちょっと……そんなに見つめられてると作りにくいんですけど…………

その……恥ずかしいからガン見はやめてほしいな〜」


そう言われたのだが作り方を見るのに集中していた僕の耳には届かずひたすらずっと観察していると彼女が僕の頭をポコポコとたたいてきた。


「もぉ!そんなに見ないでっていってるでしょ!

恥ずかしいの!

わかった?わかったかな?わかったよね‼︎」


彼女が少し息をあげて興奮気味にそういうとようやく僕も気づきなるべく凝視しないように彼女の作り方を見ていた。


「わかったから作り方早く見せてくれ!

それかまた凝視しててやろうか?」


そういうと彼女は僕の事をまた睨んできた。


そしてグツグツと沸騰した鍋の中にシャキシャキした食感を楽しむ為の野菜と、お肉を鍋底に張り付かないようにお湯にグルグルとくぐらせながらあまり火を通しすぎると固くなってしまう為そうならないように最後に投入し鍋が完成した。


いやーまだ心が明るいままで入れるから読んでてホッとできるわー

書くの楽しいであります

早く注目される作品にならんかなー

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