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第39話 嫌な事からは、誰しもが目を背けたがる。

どもー2かぶりかな?

優しい魔王様の執筆ばっかしてるからなw

よければブクマやぞ!読んだらブクマ全てはブクマと評価だ!

さてさてどうしたものかと、僕らはそう思いながら手を繋いでいる人魚たちを見ている。


因みに手を繋いだことにより、魔力の流れが良くなり、歌の力がある高まっている者もチラホラいた。


恐らくだが、魔力量は少ない個体がいるのだが、そのかわりに魔法の効率がよく、周りに劣らないレベルの魔法を使っていたせいで、気付けなかった。


そしてそんな歌の魔法を、閉じ込めてしまう彼女はいったい何者なんだよと思いながら、僕は彼女の事をそんな目で見ていた。


そしてとりあえずだ、僕は、考えた案を彼女に伝える。


「とりあえず……眠らせて見ない?……所詮はただの生き物だし」


めちゃくちゃ汚いと思うが、コレが最善手だと、僕は思っていた。


そして彼女も少し嫌そうな顔はしたが、一番楽な方法だなと思ったのか、賛成してくれると、音を閉じ込める空間に酸素が入らないように、完全にシャットアウトし、呼吸が出来ないようにした。


そして少し時間が経つと、プカプカと水面の上には呼吸が出来なかったせいで、人魚たちが浮いている、大量に。


彼女はニヤニヤしながら、風魔法を使いながら言った。


「やっと美容品が手に入るわ……長かった……」


彼女は長いと言っていたが、たいして長くは無かった。


一瞬だったとはいえないが、速攻で気絶したのだから。


そしてそのまま青い髪の人魚、アリシアのことを引き上げ用とした時、湖が突然震えだし、中からは竜の様な奴が、いや、竜が現れたのだった。


とても巨大な竜だ……人魚の見た目はしていない。


そして僕は見上げながら言った。


「ワァー大きいな……」


またなのか? また結局戦うのかと、僕は少し残念に思いながらも、仕方なく目の前にいる水竜に剣を向け、構えてため息をつく。


彼女も水竜の大きさを見て、ため息をついていた。


見た目はというと、とても綺麗な青の鱗に蛇のような一本の体と、鳥の様に細い腕がついており、タテガミが綺麗な青だ。


そんな水竜を見ながら、僕はとりあえずホッと一息いれるべく構えた剣を下ろし、人魚の湖の水をくみ、ズズずっとしながら喉をゴクゴクとして一気に飲み干し、目をこすって間違いないか確認する。


僕は、1日にこんな強い奴らと戦いたくないとそう思ったから、だから僕は今起こっている事は、ただの疲れ目ではないかとそう思い、目をこすって再確認した。


「で、ですよね……知ってた」


そんな僕を見て、彼女は笑いながら言った。


「ダメだよ、ちゃんと今エルノーラの目に映ってる現実を見ないと!

こすったって、変わりっこないんだから!」


彼女の言っている事は、正しいのだろうけど、誰だって嫌な事からは目を背けたくなるだろうと、僕の行動自体はいたって普通の現実逃避であると、僕はそう思いたい。


そして再び、本日2戦目を行う事に、なってしまったのだった。

おなしゃす!

ブクマと評価をくれる人はみんな大好きです。

ちゃんと読んでくれてる証明だしな

とりあえず最後までみてくれてあざます!

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