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第34話 ダメな動物共は、アルマ教を信仰します。

今回はおふざけしながら、ストーリーが動くようにしました!

次の話でも愉快になるかなー

サー読んだらブクマをするのじゃ!

基本毎日更新です。

通訳する事を決心した僕は、早速、青い鳥の言っている言葉を、彼女に直接言った。


「おいねーちゃん!俺と一緒に朝までブイブイ言わせようぜ!って言ってるけど……」


すると彼女は、何を言っているのか理解できず、質問する。


「ブイブイって何を言わせるのかしら?

よくわからないのだけど?」


そんな天使的な回答に、青い鳥は罪悪感を感じたのか、彼女の心に浄められたのか、こんな風に言った。


「俺が間違ってました、死んできますって言ってんぞ」


そう聞くと彼女は、青い鳥の事を優しく両手で包み込み、言った。


「何も、何も間違えてなんてないでしょ?

だからそんなに簡単に、大切な命を捨てようとしないで?」


すると青い鳥は、涙を流しながら言った。因みに通訳中。


「そんな、勿体無きお言葉!あなた様に一生ついていきます!」


マジで意味がわからないのだが、収まるところに収まったのだろう……本当に何のこっちゃわからないけど、青い鳥は、更正した、いや、更生したのだろう。


アルマ教の信仰者となったのだ。


そしてその次は、リスの言葉を通訳した。


「しろ、しろ、しろぉぉお!カジリタイィィイ!って言ってんぞ?」


自分にはその白と言っている物が、彼女の履いている下着の事を示している事を知っていたが、彼女の解釈はこんな風だった。


「このリスさんは、真っ白な雲が好きなのね……きっと心も真っ白で綺麗なんだろうな……そう思わない?

あっ、それとリスさん、私も真っ白な雲は美味しそうで凄く好きよ」


そう言われると、リスは地面に頭を打ち付けながら呟く。


「某脳退散!煩悩退散!煩悩退散!」


最後は一番やばい、バンビちゃんだ……。


だけど既に仲間たちの、やりとりのおかげか、アルマ教に入信、いや入神したのだった。


因みにだが、バンビちゃんの言っていた言葉は、こんな感じだ。


「姫!私が身を呈して、必ず貴女を、貴女様だけを、お守りいたします!」


それを聞いた彼女は、バンビちゃんの頭を、ゆっくりと優しく撫でた。


「頼りにするね、バンビちゃん!

あっ、それと人魚の湖ってどこにあるかわかる?」


そう言うと、動物たちは身を震わせ、呼吸が乱れていた。


きっと相当やばい場所なのだろうと、僕は勝手に推測していたのだが動物たちの反応は、違うかった。

むしろヤバいのは、こいつらだ。


で、言っていた言葉なのだけど、みんな口をそろえて言っていた。


「あ、アルマ様からのおっおことばぁぉぁあ!

生きてきて、よかったであります!


それとアルマ様、人魚の湖は凶暴な奴が住んでいるので、あまりおすすめしないのですが……」


僕は、最初に発狂していた部分は伝えず、後半だけを彼女に伝えたせいなのか……いや、動物達の発狂のせいなのだろうけど、すごく深刻そうな顔で言った。


「やっぱり、人魚の湖に行くのはやめる?」


とても、心配そうな声だ、生きることを諦めてる様な、そんな悲しい声だ……。


僕は、今の彼女の心の中を、覗きたくてしょうがない。


きっとこんな事を、思っているのではないかと、僕は思っている。


彼女は、人魚の湖へ行きたいと、本音の部分ではきっとそんな風に思っているのではないかと、それに彼女は優しい、その優しさのせいなのか、ワガママが言えないのだろう。


彼女も全部自分の中で勝手に解決して、勝手に諦めてしまうような、ダメな部分がある。


だから僕は、彼女に力強く、とても力強く自信ありげに言った。


「大丈夫だよ!僕がついてるから……湖に僕も、水浴びしにいきたいし、案内してもらお?」


僕は明るく振る舞った、明るくだ……。


すると彼女は、僕の選択にホッとしたのか、元気になっていた。


「それじゃー!さっそく出発だよ!」


彼女の、元気いっぱいな声と笑顔は、いつ見ても癒されますと、そんな事を呑気に思いながら、僕達は森の動物達の案内で人魚の湖に向かう事になったのだった。

たくさんブクマ増えたら何かしら頑張るからよろしくお願いします!

ポイント増えてもなんかやるけど。

とりあえずアルマのイラスト今から書きますね。

上手く描けんのよなー

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