第22話 ダンジョンに突撃します
やっと冒険ができますねー
これは異世界恋愛モノだバトルも普通にあります!
ツイッターは@slot07777です!
ダンジョンの入り口の様な場所に着くと、ご丁寧に武器や装備など回復するためのアイテムなどがたんまりと置かれていた。
そして彼女からまた黒い奴が出てくると、一言だけ言ってすぐ消えた。
「停止中」
そして彼女もここに来た瞬間、少し驚いた様な表情をしていたのだ……
おそらくだが、今彼女の寿命はストップしているのだろう。
それしか推測できない……
そして僕はあえて欲張らずに、自分の身の丈にあった普通の剣と、普通の盾を選んだのだ。
彼女は、魔力が込められている魔剣を手にした。
その剣の名は、リジル。
剣と言うよりもナイフの形をした魔剣だ。
リジルを手にすると彼女は、とりあえず一振りしたのだった。
「えい!」
だが何も起こらなかった……魔剣だと書いていたから、一振りしただけで辺り一面吹っ飛ばせると思っていたみたいだ……安易すぎて全くだぜ。
そしてご丁寧に、こんな説明まで書いていた。
「この剣を装備したものは、ダンジョンをクリアするまで外せません」
見る前に確認しておけばよかったと、今僕は公開していたのだが、まぁー今更くよくよしたって仕方がないのだろうから、僕は僕なりに、僕ら一族の能力を駆使して、そう、不老不死の能力を駆使して、クリアしてやろうと決意した。
因みに彼女は不老のため、あまり戦闘には参加させないようにしようと決めていた。
不老自体も中々、回復力は高いのだが……僕は彼女には傷ついて欲しくはない。
だから僕は、ダンジョンの大きな入り口まで行くと、彼女に優しく微笑みながら言った。
「僕が守るから……だからあんまり戦闘には参加しちゃダメだよ?
わかった??」
彼からそう言われた私は、ニィッーと笑って言い返す。
「無理です!
確かにあなたは、不老不死だから絶対に死なないのかもしれないけど……傷つくエルノーラなんて見たくないよ?
だから私も、、、守ってあげる」
そう言われ、僕は困ったもんだなーと思いつつも、嬉しさのあまり、表情が緩んでいた、たるんでいる、ダンジョンに……dungeon!!に入る前だと言うのに。
「さーいくぞ!無事に脱出する為の……冒険の始まりだ!」
僕は彼女に、そんな事言ってから、そのままダンジョンに潜って行くのだった。
そして彼女も、余裕な笑みを浮かべながら言った。
「ピクニックの時間です!
キッチリお弁当も、持って行きますよ!」
大丈夫か?と僕は少し不安になりながら、彼女はアイテム置き場にあった、なぜかほかほかなお弁当と、毒瓶をカバンに詰め込みながら、とてもニヤニヤと不吉な笑みを浮かべている。
そんな彼女を見ながら、一体何をしようとしているのかと、僕は少し不安になりながらも、ダンジョンをクリアする為に必要な、そう……とても重要な道具なのだろうと僕はそう思って、あえてその不吉な笑みについては何も触れなかった。
そして彼女は、なぜかヤンデレ気味にブツブツと呟いていた。
「私が……私が……私が、私が、私が、、、あなたの事を守るからね……」
ニヤリとナイフ型の魔剣リジルを握りながら、彼女の目からは光が消え、虚ろな目をしている。
僕はそんな彼女に、少し……ほんの少しだけ恐怖を覚えながらも、これが本物のヤンデレの目なのかと、少し感動していた。
そしてそのまま、中に入っていったのだった。
まぁーいろいろな展開がこれからも入れられますのでよろしくです。




