表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/40

第20話 僕の生きる意味

いやぁー熱くなってくるよー

ツイッターは@slot07777

出るとちょうど時間は、午後の3時ほどであろうか、少しあったかいなーと思っていた。


そしてそのまま2人で、森の中の水辺を探しながら歩き進めていくと、流石に少し小腹が空いてしまったのか、彼女は頭上に実っていた真っ赤な果実をもぎ取り僕に毒味させた。


「ちょっと食べて見て!

私が一口目は流石に、怖いわ……」


そう彼女から差し出された真っ赤な果実を、僕は一口かじると、そのまま一つ豪快に食べきったのだった。


中の果肉の色は、真っ赤な色ではなく、綺麗な黄色で、一口かじると口の中に甘酸っぱい果汁がブワァッと全体に広がっていく。そして広がっていくにつれて、口が緩み変な笑い方をしていた。


そんな僕を、彼女は引き顔で見ていた。ドン引きだ!


そんな彼女の反応を見て、またかー、なんて事を思いながらもう1つ、もう2つと果実をもぎ取り、水分補給がてらバクバクと食していくのだった。


そして彼女も、真っ赤な果実を一口かじると、目がバッと見開き、ブルブルと震えながら固まっている。


そして片言になりながら言った。


「な、に、で、す、か、こ、の、あ、じ……

し、こ、う、て、い、し、で、す」


彼女はこの果実の美味しさに、壊れてしまったみたいだ。


そんな壊れた彼女の事を、数分待っているとぶるっと震えて我に返った。


「あれ……私……今どうなってた?

なんか記憶が曖昧なんだけど」


僕は顔をぽりぽりと書きながら、あえて彼女の心の為に何も言わずに、そっと肩に手を置きうなずいた。


「な、何かしたの……私……何してたの!」


僕はそんな彼女の言葉を無視して、そのまま一度シルフィーを呼び、森から脱出するとカメラで撮った壁画を見ながら、その意味について考えていた。


その中で、一番心惹かれていた竜と湖の壁画を見ていた。


「この壁画にいる竜……かっこいい!

てかなんだ?倒したあとの調理法かな?」


その壁画には剣を持った人が竜を倒し、その後心臓を抜き取りその心臓を食すという事が、この一枚の壁画から読み取れた。


そして他の壁画を見比べると、彼女の洞窟内で言っていた一言が僕の脳裏に浮かぶ。


不老不死という言葉が……不老不死を作る為の壁画?

半信半疑ではあったのだが、もしかすると……なんて、僕は期待していた。


彼女を救う為の唯一の方法が、この土壇場で、見つかったと……だけどイマイチわからないのだ、おそらくこの通りにすればいいのだろうけど、だけど場所が全くわからないのだ。


そして彼女に残された時間はたしか、あと約6日だ……

その間に、この壁画の謎をとくしかない。


そして僕は彼女の為に、冒険に出る事を決心したのだった。


「絶対に救ってみせるからね……アルマ

君がいない世界に、生きる意味なんてないから!」

こっからはバトル冒険ものに切り替わりますー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ