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第19話 壁画の意味

さーこっからだぜ!

やっと冒険が始まる!

加速していくデー

そして移動してから3時間ほどが立ち、何やら怪しげな洞窟を見つけると、僕たちは再び暗い洞窟の中へと入って行く。元々置いていたランプが、勝手に点灯すると、洞窟内を明るく照らした。


そして照らされた洞窟内の壁には古代文字がずらっと書かれており、正直なところまったく読めなかった。


何せ自分が産まれるより前に、存在していた文字なのだから……

そして壁画も描かれており、六芒星の中に人が置かれている壁画に、湖の中で涙を流す人、太陽の絵に不死鳥ヒーラらしきものも書かれていた。


そのほかにも氷の大地、燃え盛る大地、花の都、僕らが行った場所とは別の、龍が描かれた泉に、人魚が描かれた壁画、酒を飲む神々の壁画、黄金の林檎がなる木、そして、一番重要そうな……真ん中に描かれていた絵は、人が神のように描かれていた壁画だった。


いったいこの壁画が何を表しているのか、この時の僕はまだ、全くわからなかったのだった。


だが僕がわからなかっただけで、彼女は何かに気づいていたが、何も教えてくれなかった。


彼は私の事を見ながら何か聞きたそうな顔をしている。

それもそのはずだ、私はこの壁画を見た瞬間、ハッとなって何かきずいた表情をしたからだ。


そしてこの壁画は不老不死になるレシピなのだと。


そして無理難題の過酷な旅になる事がわかっていたのだ。


だから私は彼に……何も告げなかった。


もし彼に、その事を告げてしまうときっと彼は私の為に、旅に出てしまう。

だから私は絶対に教えたりなんかはしない、だけどもし……もし彼がその事に気付いたら……。


私は、少しだけ期待してみることにした。


私はそんな事を考えながら、教える気は全くなかったのだが、彼が気づくか気づかないかハーフラインのヒントを与えた、さりげなく、できるだけ気づかれないように。


「エルノーラ……不老不死ってなれるのかな?」


彼女は僕にそう言った……とても不自然なタイミングだとは思ったが、とくに気にしなかった……その時は。


そんな彼女に、僕は悲しげな表情で答える。

詰まるような声で……


「なれるよ……きっと。

じゃないと不老不死がいる説明がつかなくなってしまう……

不老不死の一族の先祖は元はただの人間だって、聞いたことあるし……本当の事は知らないけど」


その後僕は、とりあえず壁画をカメラで撮り、そのあと、洞窟から出たのだった。


早くバトルシーンが描きたいなー

この物語に無縁だとおもった?

残念でしたーおもいっきりバトル物でもあります!

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