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魔法使いと緋い瞳の男

真夜中の理事長室に一つの影が現れる。

白髪混じりの茶髪に、紫の瞳を持った初老の男だ。

「なにか用かい?アドルフ。」

メリルがそう声を掛ける。

アドルフと呼ばれた老人は、ソファーに座ると、重々しく口を開いた。

「魔法使いの小僧はどうしてる?」

「居るけど? 」

「奴を追い詰めたはいいんだが、この街に逃げ込まれた。」

それを聞いたメリルは顔を顰めた。

「下手くそだね。よりにもよって…。もう、ヴィンセント君来てるよ。」

「だから、魔法使いの小僧に駆除を頼みたい。話を聞き出そうとしたのが、間違いだった。」

「それ、セオドアには報告したの?」

「今から行く。」

「分かった。駆除は頼んでおくよ。」

アドルフは立ち上がって、メリルの手にネックレスを渡した。

「なんだい?これ。」

「いざとなれば、これをレイラに視せてくれ。」

「了解。で、孫娘の顔は見ていかないの?」

「さっき見てきた。ノアが知ったら大事だぞ、男と同室なんて。」

「でも、彼なら必ず守ってくれるから。」

「だろうな。」

「もう、視たの?」

「一応、大事な孫娘だからな。周囲は完璧に固めたい。」

また来る、と言い残してアドルフの姿が消える。

「さぁて、しばらくは外出できないようにしないとね。」

夜は更けていく。


◇◆◇


今日も雨が降っている。もう一週間も降り続いている。

街に買い物に行きたいレイラにとっては忌々しい雨だ。

「ああ、俺の休みが全部雨なんて!」

横から、そんなシリルの嘆きが聞こえる。

学院内をシリルに案内してもらった日から、レイラはシリルと良い関係を築いてきた。

ただ、シリルは朝が弱く、寝惚けたまま、レイラの前で平然と着替える事があり、その度にレイラは布団に潜るという事態が発生していた。

(それも、一週間もあれば慣れたわ。)

レイラも男性の着替え程度で、恥じらうほど、お上品な家に産まれたわけではない。

兄が酷い風邪を引いたときは、看病だってした。

「ヴィンセントも災難だな、まだ寝間着あのままだろ?」

あの日は、あんなに動揺していたシリルも今では平然とレイラの例の寝間着姿を直視出来るようになった。

「ええ、早く買い換えたいです。」

「街に出るときは俺か、俺が無理なら誰か連れて行けよ。」

「…。分かってます。」

何日か前から、何度も言われている。いい加減聞き飽きた。

「最後の休みくらい晴れて欲しかった。」

このままじゃ体が鈍る、と言っているわりに、一週間、だらだら過ごしていたのは気のせいだろうか。

「そうですね。」

「明日は晴れるといいな。」

そんなシリルの願いも空しく、それから四日、雨は降り続いた。

ようやく晴れた日、朝起きると既にシリルの姿はなかった。

一人で行くな、と言われてはいたが、頼る者はおろか、友達がいない為、寝間着だけ買ってさっさと帰ることにした。

一応、護身用の短剣をスカートの下に隠しておく。

街に出ると、人でごった返していた。前に来たときも多いと思っていたが、降り続いた雨の所為だろうか。他の人達も買い物が出来なかったのかもしれない。

服屋を探して街を歩く。しかし、中々見つからない。

そんな時、視線を感じた。はっとして振り返る。

しかし、怪しい人はいない。

そのまま、歩いてみると、やはり視線を感じる。そして、一定の速度で付いてくる足音がある。

(跡をつけられてる?)

試しに、角を曲がってみる。やはり付いてくる。

(尾行が下手なのか、わざとこちらに気付かせてるのか。)

おそらく、後者だろう。ほとんど素人であるレイラが気付くくらいだ。

(人の居ない所に行くべきかしら。)

逃げた方がいいのかもしれないが、足音の主に興味が湧いた。最悪、言葉を使って移動すればいい。

しばらく歩き続け、人気のない路地にたどり着いた。

「私になにか用ですか? 」

そう言って振り返るが、先程まで付いてきていた足音が消え、静寂がその場を満たす。

「こんなに純度が高いのに、誰も捕まえてないなんて。」

真後ろから声がした。ばっと振り返ると端正な顔をした男がレイラを見下ろしていた。

その男は、不気味だった。見た目は柔和な貴族の青年だが、緋い目だけが爛々と輝いている。

男と目が合う。唇を三日月型に歪めた男を見て、すぐさま男から距離を取ろうとした、しかし、腕を取られる。

「離してください。」

「それは無理。だって離したら逃げるでしょ?」

周囲を見回すが、人はいない。

それなら、遠慮なく戦える。この男は純度がどうとか言っていた。なんの事なのか聞き出さなければ。

呼吸を整え、男の腕を振り払って距離を取る。それから、短剣を取り出し構える。

男は目を軽く見開いたあと、

「へぇ、やる気? オレそういう気の強い女好みなんだよね。」

屈服させたくなる、そう言ってニタァと笑う。

肌が泡立つ。気味が悪い。

負けるものかと、強く睨めつける。

男が動く、同時に右に短剣を振り上げた。

(速い。)

「危ないなぁ、もう。」

「危ないなんて思ってないでしょう。馬鹿にしてるの?」

「あ、バレた?」

いちいち、腹の立つ男だ。 人の神経を逆撫でするのが趣味なのだろうか。

「オレと一緒に来てくれるなら、怪我させずに済むんだけど。」

このまま戦ったところで、勝てる見込みはないだろう。

かといって、ただ捕まるだけなんて性に合わない。

「なぜ、貴方と一緒に行かないといけないの? 理由も分からないのに大人しく付いていくと思う?」

「確かにね。まぁ、理由はいろいろ有るんだけど、一番はやっぱり…。」

そう言って、レイラの顔を指差す。

「その瞳かな? 女神の末裔のお嬢さん?」

「なんのこと?」

「だって、その瞳の色は女神の血が濃い証でしょ? 昔見た、あの女とそっくりだ。」

「そうよ。だからなに?」

神の一族の血を引いているのは知っているが、それになんの意味があるのか。あと、あの女とは誰だ。

「個人的に神の一族の力が欲しいから。だって便利でしょ? 物体の記録が視れるなんて。」

個人的に、とは何に使うつもりなのか。どうせ碌でもないことに使うつもりだろう。

「あっ! ちゃんと報酬は払うよ? オレ情報屋みたいなのやってるんだ。でも最近詰んでてね、やっぱり神の一族が欲しいと思ったんだ。」

子供が、あの玩具が欲しいと言うような軽さで言った。『神の一族』とは一般的に王族を指す名称だ。

なんて不敬な男。捕まってしまえ。

「でも、お嬢さんは何が視れるの? 紙とかその辺にあるやつなら嬉しいんだけど。」

この男、やけに詳しい。思わず更に距離を取る。

「もう、逃げないでよ。」

距離を詰めてくる。更に距離を取る。それを繰り返していると、建物の壁に追い詰められた。

「いやぁ、なにも身体を売れなんて言ってないよ? そんなに怯えないで。」

怯えている? レイラは自分の顔を触る。いつも通り無表情だ。

「怯えてないわ。ただ、貴方が妙に詳しいから、何故なのかと思っているだけ。」

「付いて来たら、それを教えてあげる。あっ、嘘じゃないよ!」

本当だから、ね?と言われても、男の笑顔から滲み出る胡散臭さが信用するなと言っている。

「貴方、胡散臭いもの。嫌よ。」

それを聞いた男はさらに笑みを深め、レイラの頬に触れた。体温の無いその手が気持ち悪くて、顔を背ける。

「そんなに嫌がらなくても、良いんじゃないかな。」

「貴方は不細工ではないと思うけど、好みじゃないの。」

「大体、好きになるのは、好みとは違う人だよ。」

「口説いてるの?」

「もちろん。」

腰を抱き寄せられ、体勢を崩し男に寄りかかる形になる。屈辱だ。思わず唇を噛み締める。

「そんなに、反抗的な瞳をされると好みのど真ん中になるんだけど。」

熱っぽい視線を送ってくるこの男をレイラはどうすればいいのか。

地面を見つめ悶々と考えていると、頤を掴まれ上を向かされる。

「なにを…。」

するつもりなのか?、そう問おうとしたが、徐々に近づいて来る男の顔に気づき、慌てて離れようとした。が、後ろは壁だ。逃げられない。

必死に両腕を突っ張って男の胸を押し返すが、その両腕さえ捕らえられ、頭の上に括られてしまった。

絶体絶命、ということか。どこか、他人事のように考えた。そうでもしないと、この男を吹き飛ばしてしまいそうだった。

……。

(よく考えたら、なんでこの男に遠慮する必要があるの。)

『動かないで。』

瞬間、男の顔が歪む。プルプルと震えているので、少し気分が良くなる。

「動けないんだけど…。」

「貴方、神の一族について詳しいのに知らないのね。」

これが、お預けってやつか、などと呟いている男は放置しておいて、今のうちに拘束を外そうとする。

(外れない。馬鹿力…。)

動くなと言ったからか、この体勢のまま動かなくなっている。

「どうする? このままお嬢さんの顔を眺めるのも良いけど。」

そうニコニコしている男の脛をを思いっきり蹴りつける。

「痛っ! 見た目によらず暴力的だね。」

この男の言動全てが気に入らない。

「まぁ、オレはどっちでも良いよ? このまま二人の世界に浸ってもいいし、オレの拘束を解除してもらって、思う存分、お嬢さんを可愛がるってのも…。!」

それは、突然だった。突然、目の前の男の首に蒼い燐光を纏った鎖が巻かれ、男は地面に叩き付けられた。

レイラは驚きのあまり声が出ない。動けたのか。

静寂の中、靴音が高く響く。

「おかしいな。私が追っていたのは、中級の筈だが。大物が釣れたな。」

やけに落ち着き払った、聞き覚えのある声だった。

「アルヴィンさん?」

「レイラ? 何故こんなところに?」

共に、口を半開きの状態で見つめ合う。

アルヴィンの周りを蒼い光の珠が舞っている。

これは…。

力を使わなくても、見てはいけないものを見てしまうようだ。

「後でゆっくり話し合おう。」

「そうですね。それが良いと思います。」

「それオレも交ぜてよ。」

下から、能天気な声が聞こえるが。気のせいだ。

「さすがに、この程度の呪縛じゃオレは縛れないよ?」

よっこらせ、と男が立ち上がる。首に巻いてあった光る鎖は消えていた。

「かといって、稀代の魔法使いと神の末裔を相手にするのもキツいから、逃げることにするよ。」

「ウィラード・シャルレ。見逃してやるから、二度と顔を見せるなよ。」

「それは無理。だって、お嬢さんを迎えに来ないといけないからね。」

そう言って、レイラの手を取り指先に口付ける。

「じゃあ、またね。お嬢さん。」

目の前で、姿がかき消える。これが本物の化け物か。

あの男は何者なのか、後でアルヴィンに聞こうと思いながら、ふと口付けられた指先を見て、

「これ、消毒した方が良いですかね。」

「汚いからな。」

レイラは大真面目に聞いたのに、アルヴィンは肩を震わせていた。


◇◆◇


「で、なんで私の所に来るのかな。」

目の前には不機嫌顔のメリルがいる。相当お疲れのご様子だ。

アルヴィンとレイラはあの後、すぐに理事長室に向かった。

「私とレイラ、両人の事情を詳しく知っているのは、理事長ですから。」

「分かったよ…。どっちの説明が先がいい?」

「では、私の説明からお願いします。」

アルヴィンが、いつもの仏頂面で言った。それを見たメリルは溜め息を吐きながら、アルヴィンの説明を始める。

「パーシヴァル家は、魔術師の名門でね。パーシヴァル君はそこから家出同然でこの学院に入学したんだ。」

アルヴィンが家出したようには見えないが、姓で呼ばれるのを嫌がったのは家が嫌いだったから、なのだろうか。

「家出の理由がね、パーシヴァル君は魔術師じゃなくて、魔法使いだから、次の当主には相応しくない派と長男だから、家を継ぐべき派で揉めててね。それらが面倒になったパーシヴァル君は家出して、魔法使いとして私の依頼やら、いろんな依頼を受けて、お金を稼いでるってわけだ。」

分かったような、分からないような。なにより、魔術師と魔法使いの違いが分からない。

「あの、魔術師と魔法使いの違いってなんですか?」

アルヴィン本人に聞いてみる。

「魔術師は自分のまわりの自然の魔力、のようなものを繋ぎ合わせて、術を編み上げるんだが、魔法使いは自分の体内で魔力を作っている。魔術師はある程度の条件をクリアしないと術を発動できないが、魔法使いは術を編み上げる必要は無いからな、すぐに術を発動できる。」

魔術師は努力の天才で、魔法使いは元からの天才ということか。

「パーシヴァル家は『魔術師』というのに誇りを持ってるからね。『魔法使い』が家のトップになるのが許せないんだろう。」

私にはよく分からないね、とメリルが嘲ったように言う。

「だから、パーシヴァル君を私の庇護下に置いている。あの魔術師共も私の怒りは買いたくないだろうしね。」

「そうだったんですね。」

メリルの、憎しみのこもった声色も気になったが、気付かなかったことにしよう。余計なことは知らない方がいい。

「で、ヴィンセント君は神の一族の血を引いている。以上だ。」

レイラの説明が短い。これでアルヴィンは分かるのか。

「レイラは鳥と会話できるのか?」

やはり、この国のお伽噺に出てくる神の一族のイメージが根強いようだ。

「いえ、私は、人の手の入ったモノしか視れません。例えば、服とか机とか。この部屋にあるヒト以外なら視れます。」

レイラの説明を補足するようにメリルが続ける。

「神の一族とはね、なんらかの物体の記録を再生できる一族なんだよ。お伽噺のように鳥とか生き物から再生できる者もいれば、ヴィンセント君のように物から再生できる者もいるんだよ。まぁ、ヴィンセント君みたいに幅広い物体から再生できる者なんて、今は彼女のお祖父さんくらいしか居ないんじゃないか?」

「レイラは、王族なんですか?」

「違うよ。どこかで血が混じっただけだろう。」

呆れたように笑いながら、メリルは答える。

「ただ、神の一族の血肉は奴らにとっては強い力を与えるものだから、狙われやすい。今日だって攫われかけてただろう?」

今日、アルヴィンにウィラード・シャルレと呼ばれていた、緋い瞳の男のことだろうか。奴らとはなんだろう。

「今日のあの変な人って、何者なんですか?」

目の前で霧のように姿が消えた。あれが人間とは思えない。

「あれは、天使とも呼ばれるし悪魔とも呼ばれる。私は妖魔と呼んでいるよ。今日、ヴィンセント君に接触した、ウィラード・シャルレはその中でも最上級の妖魔だよ。あいつは、この国が生まれるより、もっと前から居るんじゃないか?」

だからあんなに強かったのか。それにしても、こんな話は初耳だ。昔に誘拐しようとした人の中に妖魔はいたのだろうか。

そういえば、兄は大丈夫だったのだろうか。ノアも神の一族としての力がある。

「だから、ヴィンセント君はしばらく街に出ないでね?」

突然そんな事を言われても、寝間着を買いに行きたい。

「何故ですか?」

「低級の妖魔なら、キミに流れる血には気付かないけどね。今、中級の妖魔が街に紛れてるから。パーシヴァル君がそれを駆除するまでは大人しくしていてね。」

成る程、だからあの時アルヴィンは中級がどうとか言っていたのか。だが、寝間着を買いに行きたい。

「私も手伝うのは駄目ですか? 早く買いに行きたいものがあるので、私が街中を視て回ります。」

すると、アルヴィンが急に肩を掴んできた。

「駄目だ。危ない。」

目線を合わせて諭すように言われた。だが、寝間着を買いに行きたい。妖魔の居場所が分からないならレイラが視た方が早い。それに、今日のような無茶はしないつもりだ。ヒトでないなら逃げなければ。

そう言おうとして、口を開こうとしたとき、

「良いんじゃない? さっさと駆除しないと私が協会からいろいろ言われるし。頼んだよヴィンセント君。」

メリルが先に言った。

「理事長! 彼女は今日も捕まってました。 危ないです。」

アルヴィンが必死な顔で異義を唱えているが、メリルはどこ吹く風だ。

「居場所が分かれば、後はパーシヴァル君一人でやればいい。」

「ですが!」

「話は終わりだ。私はこれから会議がある。」

メリルは話を切り上げ、立ち上がった。

「ヴィンセント君はそれでも一応、総合科の候補生だ。少しは使える筈だよ?」

それだけ言って、メリルは出ていった。

「明日、街を視て回っておくので、明日の夜に報告できると思います。では。」

さっさと約束を取り付けて、部屋に戻ろうとすると肩を掴まれた。

「待て、話は終わっていない。」

冷ややかな眼差しのアルヴィンと目が合う。氷のような蒼い瞳で睨まれると、それなりに迫力がある。

「私は、妖魔の居場所を探すだけです。さすがに私の力では勝てない相手だと分かってます。」

早くあの寝間着から解放されたい。一人で勝手に出てはいけないのなら、友達のいないレイラにとっては大問題だ。お茶も買いに行きたい。

「それに、寝間着を買いに行きたいので。」

「寝間着?」

怪訝な顔をされる。

「街に一人で出るなといわれても、私には一緒に行ってくれる人が先生しか居ないので…。」

「それなら、私が付いていってやるから。」

「良いんですか?」

「ああ、だから手伝うなんて言うな。」

アルヴィンが付いてきてくれるなら、手伝う必要もない。助かった。

「分かりました。よろしくお願いします。」

そう言うと腑に落ちない、という顔をされた。

「あっさり引き下がったな。」

「寝間着さえ買えるなら、どちらでも構わなかったので。」

「そうなのか。」

まだ納得できないのか、しきりに首をひねっている。得体の知れない相手と闘うのは無謀だ。わざわざ危険に飛び込めるほど、レイラは強くない。

「明日買いに行っても良いですか?」

「別に構わないが。」

「それでは、また明日。よろしくお願いします。」

そう言って、頭を下げる。ようやくあの寝間着から解放される。

「…。また明日。今晩中に片付けておく。」

「がんばってください。」

理事長室から出る。本当は、まだ昼下がりなので今すぐ買いに行きたかったが、アルヴィンはこれから妖魔の駆除に出かけるようだった、無理は言えない。

それに、さっきから眠気が襲ってくる。ウィラード・シャルレに言葉を使ったせいだろう。軽く仮眠をとらないと眠気が酷くなる。以前に眠気を我慢して酷い目にあった。あんなのは二度とごめんだ。

部屋にたどり着き、ベッドに倒れこむ。

(夕飯までに起きられるといいけど…。)

結局夜まで眠り続け、夕飯を食べ損ねた。

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