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魔王はだれだ!?  作者: かぶきや
第三章 転
17/19

3-04

 

 

 ウカルナではなく、エドラ荒地を挟んでちょうど反対側にあるレオルゴの街に進路を選んだのは、今回の騒動からできるだけ距離をおきたかったからである。


 露営地を南下して海に出ると、海岸線に沿って東へ進む。

 下は砂地なので歩きやすいが、蹴り足が沈んでしまうので徐々に疲労は蓄積していく。剣道をやっていても走り込みが嫌いだった俺にはきつい行軍だった。マサル、そしてシルビアの脳筋コンビはいい鍛錬ぐらいにしか思っていないのだろう。ミリアにいたっては、エスカとのゲームプレイに熱中していて、何も考えずにただ機械的に足を前に動かし続けているようにしか見えない。疲れた兆候もなく、結構な健脚ぶりだ。

 つまり、休憩しようと言い出すのは決まって俺の口からであり、そのたびにエスカの冷たい視線が繊細な心を抉るのである。


 蜂の子のピィは歩くのが得意ではないらしく、自前の二本の足を使うことは早々に放棄していた。ようやく羽の使い方を覚え、パタパタと周囲を飛び回り、疲れると休みを取りに俺の元に戻ってくる。

 臨時の止まり木として勧めたマサルの肩が意外にも好評だった。羽を動かさなくても高い視点で見渡せるのがいいらしい。マサルもまんざらではないようで、伸ばした腕の先にピィを掴まらせてグルグル回して遊んでいる。シルビアはピィをだしにマサルへ話しかけては頬を赤く染めていた。

 うん、平和だ。……じゃなくって!


「マサル、ピィをダンベル代わりにして振り回すな!」

「いや、こいつ喜んでるぜ」

「それは目を回してるんだよ!」


 マサルが振り回すのを止めると、ピィはフラフラしながら俺の方に逃げてくる。こころなしか複眼の目が渦を巻いていた。


「なんと言いますか、お二人ともデレデレです。見るに堪えません」

「……親バカ?」

「お前ら、ゲームはどうした、ゲームは?」

「心配無用です」

「……湧き待ち中」


 自覚している分、他人から声に出されて指摘を受けるとなんとも言えない気恥ずかしさが込み上げてくる。

 かといって、態度を改める気もない。死に瀕した女王蜂の悲痛な声を聞いたのは、あの場では俺だけだ。残された子へその母親の想いを伝えるのは、託された俺の務めだろう。

 体裁など気にせず、心に感じるまま、素直に愛情を注いでやる。これはピィが持っている能力に関係している。


 時間が経過するにつれ、徐々にピィは人の子のような反応を見せるようになってきた。いや正確には、俺の知っているあいつ(・・・)の小さい頃の反応そっくりになってきている、だ。羽化した直後、俺の庇護欲を最も刺激する存在としてあいつの姿を真似たように、記憶を浚ってどう行動すればいいのかを探っているのだ。人の心の機微など理解していないだろう。ただ生きのびるためだけに、本能のままピィは模倣し続けている。嫌われないように、捨てられないように、ただ、それだけのために。そこに打算や駆け引きはない。全力で縋り依存してくるピィに、俺もまた真摯に応じてやるのである。


「また見つめ合ってます。トッシーの目つきが危ないです。耳長娘の時といい、トッシーは人ならざる者により萌えるようです」

「……ドワーフ?」

「訂正します。トッシーは人とは違う部位に心を熱く滾らせるようです。ミリアさんにはウカルナの雑貨店で売っていた猫耳をお勧めします」

「……イヤすぎ」

「お前ら、聞こえてるんだよ! 内緒話ならもっと小さい声でやってくれよ」

「トッシー、申し訳ありません。あなたの愛は重すぎて私たちでは受け止めきれません。どうか私たちの知らない場所で存分に幸せになってください」

「……ごめんなさい」


 俺に優しくないこの世界で、ピィが唯一の癒やしだった。

 キョトンとした目を向けてくるピィに、俺はニッと笑ってみせるのだった。



 昼を間にいれ、海岸線を歩き続ける。

 やがて、切り立った崖が行く手に立ちはだかった。

 大陸南部最大の都市エクバラと最南端ウカルナを結ぶルートの中で、海岸線の道が街道として発展しなかったのはこれが理由である。多少日数が掛かっても、商人達はウカルナからミラルド、レオルゴを経由するより安全な内陸路を利用するのだ。

 トンネルを造ればいいと思うのだが、この世界には、地下への道は冥界に通じるという思想があって、わざわざ通行用の穴を掘るという考えに至らないらしい。


 海側に突出した岬の下を伝って回り込む。反対側の砂浜に辿り着いた頃には、潮は満ち始めていて、通ってきた場所の半分以上は海面下に没していた。

 砂浜の先は緩やかな斜面で、登りきったあたりから草原になっている。レオルゴの南側に広がるロベカン平原だ。ここから街まで半日はかかるので、無理をせず野宿を選択した。

 露営地を出発する時に大量に買い込んだ食料で夕食を摂る。翌日、日が昇る前に残り物で朝食とし、空が明るくなってからレオルゴ目指して出発した。


 ロベカン平原では、ひたすら見敵必殺だ。ジャイアント・ビー系やウェアウルフ系などの移動力の高い魔物は、先に発見されるとたちまち距離を詰められる。腰高の草むら、灌木が絡み合ったような藪、あちこちに点在する立木の陰などを、注意深く観察しながら足を進めていく。


 驚いたことに、一番活躍したのはピィだった。

 射程が長く目の良い俺が先頭に立ち、頭のすぐ後ろでピィがパタパタとホバリングする。触覚をピコピコと動かして、獲物を察知すると、あっち、と小さな指で指し示す。

 そっちに向かってブレイズを撃てばほぼ半殺し状態になるので、あとはマサルたちが駆け寄って全殺しにするだけだ。


「はっはは、全方位レーダーを備えた魔砲師は無敵なのだ」

 パタパタピコピコ


 俺とピィは揃ってエッヘンと胸を張るのである。

 命を奪った際に負の感情をぼんやりと感知するのは今までの狩りと同様だ。蜂の谷の時みたいな喪失感を伴う気持ち悪さは一切ない。やはり、あの感応は相手が下位精霊種だったからだろう。


 あと気になった点がもう一つ。

 ダークエルフの封陣石を杖に組み込んでから、魔術の制御力が格段に向上したのだ。杖にマナを流した時の収束率がまるで違った。試しに、回収したダークエルフの短杖(ワンド)をシルビアに持たせ、ジャイアント・ビーにアイスボルトを撃ってもらう。

 違いは明らかだった。


「うそっ!?」


 術を行使した本人が驚愕するほどの劇的な変化だ。それまで動きを鈍化させるぐらいの効果だったのが、行動を停止させるほどになっていた。ポトリと地面に落ちたチルド状態の蜂を、ミリアがハンマーでブチッと潰せばおしまいだ。もともと射出系魔術との相性の悪い剣からの持ち替えだったにせよ、封陣石の性能差は疑う余地がない。


「前々から噂にはありました。エルフは劣化させた魔術を封陣石に込めていると」

「な、なんでそんなことを!?」


 エスカの淡々とした口調に、シルビアが声を荒げる。

 なんとなく、俺には想像できた。


「ヒューマンの弱体化、なんだろうな。そして相対的にエルフの優位性を保つ」


 魔術と技能を支配する神殿、その神殿という組織を事実上支配下におくエルフだからこそ取れる手段だった。

 しかし、どうなんだろう。街の人々は神殿のトップが誰かなんて気にも留めていないし、ましてや自分達が支配されているなんて夢にも思っていないだろう。エルフが支配を完全なものにしようと締め付けを厳しくすれば、両者の意識のずれが余計な軋轢を新たに生む可能性がある。

 ま、異世界から来た俺が心配することでもないか。


「俺達がここで話し合っても何か変わるわけじゃないしな。さっさと先に進もうぜ」


 シルビアは不満そうな表情を浮かべていたが、反論が無意味なのは理解したのだろう。唇をキッと一文字に引き締めて前を向く。

 低く押し殺した声が聞こえた。


「あんたはきっと正しいのよね。でも、そうやって一歩ひいて観察してるみたいな態度、あたしは嫌い」


 一瞬、カッと頭に血が上った。ただ、ここで言い返すと本気の喧嘩になると思い、喉の奥からせり上がってくるものを懸命に押さえつけた。気を落ち着かせるために深呼吸を一つする。

 マサルがポンと肩を叩き、そのまま通り過ぎてシルビアの横に並んだ。

 後ろでパタパタしていたピィが前にきて、顔を覗き込んでくる。

 ピィにも心配かけているようでは、俺もダメダメだな。


「ありがとな。大丈夫だ」


 頭に掌を載せ、黒くてさらさらした髪を二三度撫でてやる。

 その手の甲に自分の小さな手を二つ重ねて、ピィが気持ちよさそうに目を細めた。


「よし、バンバン狩るぞ!」

 パタパタパタパタ


 横顔に突き刺さるミリアの鋭い視線には、俺は気づかない振りをした。



 レオルゴまで一直線のコースを、脇目も振らず突き進む。

 見つけた魔物は容赦なく撃破した。

 ダークエルフのワンドを持ったシルビアはその威力に酔ったのか、それとも単なる鬱憤晴らしだったのか、ガンガン攻撃魔術を連発していた。が、すぐにガス欠になり、そうすると今度は剣を振りかざしてガンガン殴りにいく。隣ではミリアがブンブンとハンマーを回転させていて、さすがのマサルも気圧されて見物に回るほどの迫力だった。殲滅速度があがり、行進速度もアップしたのだから、まあ良しとするべきだろうか。


 街の南側の壁に到着したのは昼少し前ぐらいだ。街への入り口はミラルドに向かう街道口と、エクバラに通じる街道口の二カ所で、ロベカン平原に面した南側は石壁で完全に塞がれている。

 壁に沿って右回りに進む。

 街の規模はミラルドよりも少し小さい程度だ。壁の周辺には幾らかの穀物畑があるものの、街の人口分の収穫があるようにはとても見えない。エクバラへの中継地点として発展した宿場町といったところか。


 外壁を半周ほどして、ようやく入り口に辿り着いた。エクバラ側の街道口で、道の先で小川が陽光を浴びてキラリと光っている。川は北側の外壁を回り込むようにして流れていた。

 門番の対応はごく普通だった。胡散臭げに見られることもなく、加護を示すとあっさり門を通してくれた。ピィについても俺の召喚獣だと説明したらお咎めなしだ。


 入ってすぐの右側は馬車の駐車場で、向かい側が大きな馬小屋になっていた。そのまま中央通りを歩く。

 街の西側は森林地帯になっているのでそこから切り出したのだろう、平屋の建物はすべてがログハウス風の丸太組で、二階建てのものは柱と梁の軸組工法っぽく、壁は木の板を横張にしている。屋根は切り妻に明るい色の瓦葺きだ。神殿が見当たらないと思ったら、街の外の、北の丘の上に石造りの建物があった。街の基本部分が先に出来、あとから神殿が進出してきた、だろう。


 そのまま進んでいくと、街の南北を貫く通りとの交差点に出た。四つ角の一つに通商会館があり、あとは宿屋と食堂が結構な数で並んでいる。

 適当な店を選び、まず部屋を取って荷物を置いてから、食堂で昼食にする。

 大きいテーブルが空いていたのでそこを占有し、ピィにも椅子を与えて座らせる。小さすぎてテーブルに頭が届いていないが、人の料理には興味を示さないので問題はない。


「あたしたち、ちょっと買いたいものがあるの」

「俺達も付き合ったほうがいいのか?」

「ううん、あたしたちだけで大丈夫よ」

「……女の子の秘密」

「ちょっとミリア!」


 よく判らなかったが、とりあえず午後は別行動をすることになった。

 注文した料理が届いたあとも、食べながら賑やかに会話する。

 ピィは巾着から出したゼリービーンズをゆっくり丁寧に食んでいる。


「オレは鍛冶屋だな。いい加減、本格的に手入れしねぇとな」

「なら、予備を一本買っておくか? 金なら糸を売ればいいし」

「だな」


 シルビアが口を挟みかけたが、別行動なのを思い出したのか、唇をパクパクさせながら言葉を飲み込んでいた。


「……わたしも欲しい」


 ミリアが右手をテーブル越しに掌を上にして伸ばしてきた。視線をシルビアの腰のワンドに送り、足りない言葉の分を補っていた。本当に遠慮のない娘である。

 俺はエスカに言ってインベントリからダークエルフの短剣を取り出させ、それをミリアに渡してやった。

 柄頭に深紅の宝石を填め込んだ、刃長三十センチ近い、鋭い切っ先を持つ片刃のナイフだ。


「吸血の封陣石が組み込まれています」


 いつの間に調べていたのか、エスカが説明を加えていた。


「攻撃のたびに相手のマナを吸収し、溜まると一気に放出して大きなダメージを与える効果があります」

「……ん」


 満足気に頷き、ミリアは早速自分の左腰に短剣を吊り下げる。

 食事を終えると、シルビアとミリアは揃って席を立ち、買い物へと出かけていった。


 俺とマサルは食べ過ぎて膨らんだ胃袋を落ち着かせるために、しばらくその場で時間を潰す。

 食べかけのゼリーを両手で握ったまま、ピィがウトウトしていた。持っているゼリーを取って巾着に入れ、ピィを膝の上に抱き上げる。目を覚ましかけたのか、しばらくモゾモゾしていたが、やがて本格的に睡りに入る。

 まずい、立てなくなった。


「先ほどはミリアさんがいたので言いませんでしたが」


 と、エスカが唐突に話し始めた。


「トッシーはシルビアさんに見透かされています。別れることを前提にしているせいか、冷たく突き放し過ぎです。線を引かれていると判ってしまうから、それがもどかしくて、シルビアさんはあんなことを言ったと思うのです」


 耳の痛い説教だった。


「まぁ、そう言うな」


 フォローを入れてくれたのはマサルだ。


「そうだな、シルビアは団体競技向けの性格だ。みなと一緒に盛り上がって、熱くなって力を発揮するタイプだ。オレもトシもずっと個人競技しかやってこなかったからな、そういうのは苦手なんだよ、まず先に自分の感情をコントロールすることを覚えちまう」


 ゲームで言うなら、シルビアは固定パーティー向けで、俺とマサルはソロ専、といったところか。


「でもマサルさまはシルビアさんたちと上手くやっています」

「そう見えるだけだぜ。オレは前で何も考えずに斧を振り回してりゃいいだけだからな。シルビアには一緒に盛り上がっているように見えるんだろうよ。だがトシは違う。後ろで全体を見渡す役だからな、余計に冷たく見えるんじゃねぇか?」


 ここで終わってくれればいい相棒なのだが……。


「ま、トシの斜に構えた性格は元からだからな、いくら言っても直らねぇよ」

「マサル、それは言い過ぎだ」

「いえ、わたしもそう思います。トッシーは冷めすぎです」


 腕の中のピィの温もりだけが、俺の傷ついた心を慰めてくれるのだ。


「それで、提案があるのですが。これはシルビアさんに言われる前から考えていたものです」


 それは、ここで一旦別行動をしてみないか、ということだった。

 ダークエルフから位階の高い封魂石を手に入れたことで、今後の最優先は俺達のレベル上げだ。しかし、ゲームと違ってパーティー補正はないのでこのまま大人数で狩りをしていても効率は悪いままだ。特に俺とエスカが経験値的に足を引っ張るため、どうしても寄生されるマサル達の伸びも悪くなる。


「ですから、わたしとトッシー、マサルさまとシルビアさんたちの二手に分かれて狩りをしてみて、結果を比較して今後の行動に活かせればと思いました」


 二分の一と三分の一の分配の違いがあるから、マサル達に追いつく可能性は少なくともある。


「問題は狩り場だな」

「効率を狙ってリスクを抱えちゃしょうがねぇからな」


 ただ、この問題は俺達だけで決めていいものではないので、話はそこで打ち切ることにした。

 ピィが起きるのを待ってから午後の用事を済ませる。

 通商会館に行ってスパイダーシルクを売って金を作り、鍛冶屋でマサルのポールアックスを修理に出す。そして、隣接していた武器屋で予備を一緒に物色した。俺は蜘蛛の杖から替える気はないし、サブウェポンとしては鉈があるので、冷やかし半分でマサルの選択に軽口を叩く。結構長い時間をかけて、結局は似たような長柄の斧を選んでいた。


 夕方、宿の食堂で全員が集まってから、改めてエスカが別行動を提案した。

 シルビアは目を丸くして驚いていた。俺とマサルは二人一組だと頭から思い込んでいて、別行動を容認するとは想像できなかったらしい。

 異を唱えたのはミリアだった。もっとも行動そのものではなく、組み合わせに不満があるらしかった。


「……エスカ、ずるい」

「ず、ずるいとはなんですか。効率を考えた結果、これが一番よいと判断したのです」

「……そっち後衛二人、こっち前衛三人」

「そ、それは……」


 確かに戦力的には随分と偏りがある。それにしても、シルビアは前衛で決まりかよ。


「前衛に治癒できるのが入ったほうが安定はするよな。俺のほうも前衛が一人いれば楽できるし」


 フフフ、とエスカが不敵に笑った。


「大切な前提条件があります。わたしはトッシーと一緒でないと経験値が入らないのです」

「……安定性優先」

「いえ、わたしの経験値が優先です、絶対です、それ以外は認めません」

「な、なら、あたしがマサルと二人で組んで、そっちは三人で……」

「論外です」

「……無意味」


 途中で参戦しようとしたシルビアを蹴散らして、エスカとミリアが視線で火花を散らす。

 俺としてはどっちの組み合わせでも構わない。楽なほうはミリアとのコンビだが、将来的にエスカのレベルが低いことがどう影響するかが不明である。もっとも、エスカのレベルが上がったことによる恩恵は、今のところないんだよなぁ。と考えてしまうあたり、マサルに斜に構えていると言われる所以だろうか。

 決着をつけたのはマサルだった。


「ゴチャゴチャ言ってねぇで、一度やってみればいいだろ。ダメだったらその時また考えりゃいい」


 まぁ、なるようになるだろう。

 ところで、お前ら、ピィを頭数に入れるのを忘れているぞ?




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