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王様のお遊戯(あそび)  作者: 社容尊悟
第四章 電蔵と役目

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任意同行する友青

「好きなようにすればいいんじゃねえのって、俺は言ってんだよ。ぐちぐち言うなよな、鬱陶しいから。いつまで経っても先に進まねえよ」

「……確かにそうだが……」

 鼻息荒くしたこどもにさとされる青年らしき見た目の男、という構図だ。

「お前さんの意見は?」

「だから言ってんじゃねえか……好きにすりゃいいって」

「世界を救うべきか、滅ぼすべきか」

「そんなもん、俺に決めさせんな! 責任重大じゃねえか! 元はと言えば、俺には関係ない話だろ? 巻き込むなよ!」

「……そ、そうか」

「そうだよ! 小学生に世界の命運めいうんたくしてんじゃねえよ、バカ」

「お前さんが小学生だということを忘れていた……すまない」

「俺が賢いからって……」

「誰もそんなことは言ってないんだが」

 電蔵が何とも言えない顔をしている。

「それで、これからどうするんだよ」

「無論だ」

 電蔵は外をついと見据えた。多くを語らず、行動で示す。

 ちょっと男らしい電蔵の仕草の意味を、聡いこどもの友青は察した。

「行くってことだな」

 ずっと話を聞いていた王様が声を発した。

『……話は、ついたのか』

「ああ。オレをそっちへ行かせてくれ」

「俺も行ってやるよ」

「王様が好きなショタとやらも連れていく」

『何っ? ショタだとう?』

 王様の声が裏返る。嬉しそうに、弾むような声色だ。

「見直したか?」

『うむ……嬉しいぞ、電蔵。わしとお主の子じゃな……』

「何か、話がずれてないか?」

『そ、そんなことはないぞ……』

「そうか。王様、頼む」

『わかった……お主らをブラックスフィアに……』

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