表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
unkな会社に殺されて  作者: 印西牧の原終点
5.お店がほしい
59/122

9.メールも携帯もポケベルも無い

店員候補確保。

「それじゃ領都へ免許を取りに行ってもらうんだが…どれで行きたい?」

「は?」

「列車だよ。西(ドネペロフ)経由と(ヘールソ)経由だ。」

「あ、じ、じゃあ、関所の無い(ヘールソ)で。」

「よし。切符を買ってくるから夕方までに身支度をととのえろ。」

「わ、わかりまし…た?」

いまひとつノリが悪いな。

「着替えが買ってこいと言ってるんだ。さっさと行ってこい。」

「は、はひぃ…」

慌てて走るモップ(仮称)を見送って、俺は切符を買いに駅へ向かう。

ちなみにそのまま持ち逃げする可能性があるのでリュックには発信器をつけてある。


夕方、集合場所のモップ(仮称)に切符を渡す。

「そういえば名前を聞いてなかった。俺はハサマだ。行商の真似事をやってる。」

「モールニヤです。見ての通り猫獣人です。」

稲妻(モールニヤ)か。俺が領都に着くのは早くても10日後だ。

名前負けしないよう迅速な免許発行と手続き頼むぞ。」

「わかりました。できるだけの手続きを行っておきます。

それで、あちらでの連絡はどうします?」

電報は打てるが所在がわからないと届けようがないからな。

電話自体もあるけど交換機が手動レベルだし、民間レベルでは置いてるところがほぼ無い。

ここは…

「駅の掲示板でいいだろ。俺が書くから集合は記載された場所で。

だいたい18時頃から1時間の待ち合わせを書いた日から10日間やるんでそれまでに来てくれ。」

「…はい。わかりました。」

「頼むぞ。これが完了したら面白いのを見せてやる。」

「?は、はぁ…。」


そんなこんなでヘールソ経由デッサ方面行き列車を見送り

俺は目的地での行動計画を修正するため、宿へと戻った。



自分の部屋に入り、窓際のテーブルセットに腰掛ける。

倉庫(バックヤード)からメモ帳を取り出し、

ケフでの行動を書き留めていた箇所を取り消し線で潰す。

そして余白部分に新しく書き留めたいのだが、スペースが小さい。

「どうせ覚えられる範囲の事だからいいけどさ。」

と言いつつ無理矢理「仕入れ」と書く。

店員確保で滞在する意味が無くなったがハリコとはまた違った山の幸があるはずだ。


ポケベルを知ってる下限の年代は氷河期世代…のはず

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ