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unkな会社に殺されて  作者: 印西牧の原終点
3.行商ごっこ
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1.ショバ代

無事ハリコに到着した俺は

商業ギルドに行き、屋台の設置について尋ねた。

最初から行商じゃない理由は、相場や流行の情報収集を行いたいためである。


案の定、商業ギルドでは市場のみに関与しており

屋台については各地区を仕切っている強面のお兄さんたちに許可をもらって

商売することを勧められた。


あれこれ調べた後、俺は雑居ビル(といっても高くて三階建)街の一角に居た。

「すいません。倉庫街南地区を取り仕切っておられる紅蓮狐(レッドフォックス)の事務所はこちらですか?」

「なぁんだテメエ?」

「倉庫街南地区で屋台を設置したいので許可をいただきに来ました。」

「…待ってろ。」

異世界でもハチキューサンの人たちは礼節を守っていれば安全の様だ。



「で?ウチのシマに屋台を出したいって?」

「ええ、食べ物の屋台を30日間だけの期間で。継続的にはできません。」

「…ショバ代取っても俺達に旨味のない話に聞こえるんだがよ、どうなんだいニイチャン?」

「場代を割高にするだけじゃ足りませんか?」

「足りねぇな、出す食い物によって他の屋台も調整してんだ。

こっちの労力考えりゃぜんっぜん足りねぇよ。」

これは困った。仕入れ先の開示とか出来ないし金銭で解決するにも額が大きくなりそうだ。


「そういえばニイチャンよ。食べ物って言ってるが何を出すつもりだ?」

「まだ決めていません。周りの屋台とかぶらないようにするつもりだったので。」

「ハッ、変に気を利かせる奴だ…そういえば最近新入りがトチって余らせた食材があったな。

そいつを仕入れてもらうか。もちろん正規の価格でな。」

出せる返答は1つしかないが、保険をかけておこう。

「わかりましたが、途中の値上げや見回りとかでタダ食いさせないでくださいよ?」

「いいだろう、商談成立だ。」


余らせた食材というのが何かは教えてもらえなかったが

屋台を置く場所は指定されたので次は屋台本体を買いに行くことにした。

AのことをしようとするとBのアイデアが出る症候群

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