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死の恐怖

作者: きんぐ

いつか死んでしまうことが怖い。

 「死ぬ事が怖い」とか「死んだ後の事を考えるとひたすら怖い」とかいう僕のような人たちに、僕の考えたことをシェアしたいと思って書きました。

初めに、これは宗教の勧誘ではありません。僕が今まで勝手に死んだ後の無の恐怖に脅えながら考えたことです。無なんて何も無いんだから別に怖くないと言う人もいますが、僕はそれが認められなくてずっと怯えています。


昔は、かいけつゾロリとか鬼太郎とかを読んで、自分は死ぬと天国か地獄に行くのだと思っていました。地獄には絶対に行きたくないな、悪いことしたらだめだなと思っていました。

しかし成長していくうちに、天国も地獄もあるという証拠がないと思いだしました。悪魔の証明のような感じがして、いつの間にか僕はあの世があるとも思えない。神様がいるとも思えない。という考えになっていきました。

僕がいつも風呂場や寝室など独りきりの時に考え込んでしまうことは「人は死ぬと脳の活動が停止するから、考えることが出来なくなる。すると、今まで自分が努力してきたことも全部思い出すことすらできなくなって、今僕たちが光を感じていたことも、身体を動かすことができたということも、自分という存在があったということも忘れてしまう。本当に、冗談みたいに、初めから何も無かったみたいになるんだ」という感じです。

時間的ななにかがこの世界に流れているとして、僕らの感覚からするとその長い長い歴史の中で、たった数十年間命が与えられた所で、なにをすればいいんだ。死ぬために生まれてきた意味ってなんだ。と悩みました。

しかし、最後の瞬間のことだけ考えててもどうしようもないと思い、考え直しました。

ただでさえ限られている数十年間。もしかしたら明日事故や急病で死んでしまうかもしれない。

今、僕らは当たり前のように光を感じることが出来ている。今、一瞬一瞬命の炎が燃えている。長い時間の流れの中で僕たちが今生きているというのはかなりレアな瞬間だと思っています。

最後はみんな無くなってしまっても、死ぬまで全力疾走してみよう、と思い始めました。今だけ、自分が生きている今だけ、頑張って勉強なりスポーツなりしてみてもいいかもしれない。ひたすらだらだらする休憩は、今するべきではない。死んだ後永遠に出来るから、悔いのないように今をしっかり生き抜きたい。

 

結局死んだら終わりという考えが僕の中で覆ることはありませんでしたが、だからこそ最期に後悔しないように、「あー楽しかったな」と思えるように、今を頑張って生きようと思います。


これが絶対正しいとは自分でも思っていません。色んな考えがある中で少年が頑張って考えたことです。どうか一つの意見だと思って気楽に流してくれたらなと思います。

最後まで見て下さりありがとうございました。

僕たちが生きている今は決して永遠ではないと噛み締めながら、だらしなく過ごしがちな毎日を改善していきたいですね。

僕も...早寝早起きなど、、頑張ります。。

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