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外伝 英雄と呼ばれた男1

ベルトラン王国北方防衛砦。

魔族領に最も近いこの砦にはこの数日の間に最大収容人数の三千人を遥かに超える一万の兵士達が各国から集まって来ていた。

後に『大進攻』と呼ばれる遠征が数日後に迫っていた為、今は各種調整が砦内で行なわれている。

だが、どの国も自国が主導権を握りたいが為に話は纏まらず、各国毎に指揮を取り移動は横並びでと、とても軍隊とは呼べない状態で進む事となった。


出発前夜。北門の西拠りに有る八百人程の部隊のテントに一人の男が浮かない顔をして食事を取っていた。

金髪に黒い瞳、身長は165cmを少し超えた程だろうか、整った顔付きと相まって少し幼く見えた。


「副長、隊長が御呼びです。食事が終わったら来る様にと・・・・・ってどうしたんです?体調でも優れませんか?」


「・・・・・いや・・・気にするな。明日から暫くまともな飯が食えなくなるなと思ってな」


出陣前に「胸騒ぎがする」などと部下に言えば士気に係わると、適当に誤魔化し食事を終え、彼は部隊長の待つテントへと向かうのだった。


彼の名は『レイル』幼い頃に両親を無くし、孤児となった自分を育て、若くして副長に取り立ててくれた隊長と国に忠誠を尽くし、後に『救国の英雄』と呼ばれる事と為る男である。






それは酷い行軍だった。各国は牽制し合い、騎士達は功を焦り我先にと進軍速度を上げた為に隊列は縦に伸びきり、輜重兵の補給が追いつかずに三日目には歩兵達は疲弊しきっていた。

その中でもレイル達の部隊は先を急ぐ部隊に付いて行かず、行軍速度を一定に維持していた為、戴して疲弊する事無く五日目には本隊へと合流していた。


六日目早朝。先頭を行くビブリエ教国聖堂騎士団がオークの群れと遭遇し、戦闘に入るが戴した被害も無く殲滅してそのまま進軍。


そして七日目の昼前に魔王軍らしき一団と遭遇。


それは異様な光景だった。連合軍一万の兵に対し、僅か十名程の集団が行く手を阻んでいるのだ。

しかもその集団の中央には、大将らしき男が椅子に座わり目を閉じ腕を組んだまま身動きすらしていないのである。


連合軍の先頭、聖堂騎士団が突撃を開始し全体がそれに続く。すると椅子に座っていた男が目を開き立ち上がり、周囲の魔族達が彼に対し跪き頭を下げる。

レイルはその時連合軍の左翼後方の馬上に居たのだが、彼の開いた金色の目を見た瞬間戦慄が走った。

息が詰まり全身の毛穴が開いて汗が噴出し、手綱を握る手は振るえ血の気を失い白くなる程強く握られていた。

彼の本能が訴えていたのだ。




 あれには決して手を出してはいけないと



レイルは恐怖に捕らわれていたが、彼が歩き出した事に気が付き我に返り声を上げた。


「・・・・・たっ・・・退避ぃ!全員今直ぐ此処を離れろ!撤退だぁ!!」


いきなり取り乱したかの様なレイルの叫び声に部隊は困惑し、隣に居た隊長がレイルを怒鳴り付ける。


「レイル!貴様勝手な真似をするな!この遠征には国の命運がかかっているのだ、撤退などありえん!行くぞ皆の者、魔族を打ち倒すのだ!!」


隊長の号令で進軍を始める部隊を止めようとレイルは更に声を上げる。


「だめだ!あれに手を出してはいけない!隊長!何故解らないんですか!撤退だ!撤退するんだ!このまま進めば全滅してしまうぞ!!」


「貴様いい加減にしろ!もう良い!貴様は此処で解任する!行くぞ!突撃ぃ!!」


静止の声を上げ続けるレイルを残し、突撃を開始する連合軍の前に立つ男の口元が歪む。

レイルが咄嗟に馬から飛び降り地面に伏せた瞬間、闇の炎が連合軍に向かって放たれた。


男が放った闇の炎は扇状に広範囲に渡り、向かって来た連合軍の2/3近くを焼き尽くした。そしてその余波は最後尾に居たレイルの所まで熱風となって押し寄せる。


 やがて熱風が収まり顔を上げたレイルが見た物は地獄だった。


主力の位置する中央付近は焼けた地面以外何も残っておらず。その両脇に炭化した何かが転がっており、両翼に行く程元の形を残していて嘗て人や馬で有った事が解った。


だが彼らは苦しまずに逝けた分だけましだったのだろう。


両翼から中央に向かって行った者達は、全身を闇の炎の余波で炙られ吹き飛ばされ苦しみ、煙と呻き声を上げていた。

レイル達の部隊は出遅れた事も有り、殆んどが吹き飛ばされただけで先頭集団以外は軽症の者が多かった。


体を起こしたレイルは目の前で起こった事が信じられず、その場に座り込み、更に先を見るとこの地獄を作り出した男と目が合った気がした。


男が手を上げると後ろに控えていた魔族達が左右に分かれて進み、男の横を抜けると男は赤いマントを翻して座っていた椅子へと悠然と歩いて行く。その圧倒的な力と存在感にレイルは彼が『魔王』なのだと理解した。


二手に分かれた魔族達が両翼に辿り着き掃討戦が始まる。


いや、それは最早戦などでは無かった。


元々軍隊と呼べる程に統制が取れていた訳でもなく、主力部隊は全滅した上に周囲は地獄の様な有様で、誰もが混乱していたのだ。


 それは一方的な蹂躙でしかなかった。


身の丈を超える剣や斧や槌を振るい、槍を突き刺して行く魔族達。その一振りで幾人もが破壊されて行く。


「やめろおおおおぉぉぉ!!」


レイルは叫び立ち上がると、震える足を拳で叩き自分の部隊へと向かった。


「皆しっかりしろ!!動ける者は近くの者に手を貸せ!撤退だ!今直ぐに撤退するんだ!急げ!時間が無い!!」


今だ朦朧とする者や混乱する者達へ撤退を呼びかけて行くと次々と我に返って行き、やや覚束無い足取りで撤退を始めた。幸い最後方の物資を載せた馬車が無事だったお陰で僅かだが怪我人も運ぶ事が出来た。


「走れえぇぇ!!今は何も考えるな!とにかく走るんだ!北砦を目指して走れええぇぇぇ!!」


とにかく一人でも多く助けなければと声を掛けて行く。先頭を走る馬車を含めた自分の部隊を指差して「あれを目標に走れ!」と言って回ったが、魔族達の進軍速度が増して、最早一刻の猶予も無いと自分も撤退した。


「・・・すまん・・・・・皆・・・すまん・・・・・俺に力があればこんな事には・・・・・本当にすまん・・・・・」


転がり呻き声を上げる者達の間を泣きながら走った・・・・・出来るだけの事はやったのだと自分に言い聞かせながら唯只管走った。





無我夢中で撤退し、走り疲れ歩き始め、遅れる者の背中を押して南へと向かう。

追撃の恐怖に駆られ後ろを振り返ると、煙の立ち上る戦場が遠くに見えた。

追って来ないのかと安堵の息を漏らすも心の奥底では信じられず、日が落ちる直前まで止まる事を許さなかった。


野営の準備に入るがテントの数はおろか毛布すらも足りず、食料もどう切り詰めても三日が限度だった。

交代で見張りに立ち、魔物と追撃に脅えながらも眠らなければ身体が持たないと眼を瞑るが、瞼に焼き付いたあの地獄の様な光景が眠る事を許さなかった。

深夜になると野営地の彼方此方で錯乱した者が叫び声を上げ暴れ出したりもしたので殴り付けて無理やり落ち着かせた。

睡眠所か休息も碌に取れないまま朝になり移動を開始し南へと進む。


撤退二日目。僅か五匹のゴブリンの襲撃に取り乱し逃げ惑う者が多数いた。彼らはもう兵士所か冒険者としても生きて行けないだろう。


撤退三日目。行きにも立ち寄った林の中の泉に到着。周辺での狩りと採取を行う為にここで一日止まる事にした。


撤退四日目。何とか二日分の食料を確保。運がよければ明日には後発の補給部隊と接触出来る筈だと移動を渋る皆を言い含めた。


撤退五日目の夕刻。前方に煙が昇っているのが見え、足の速い者に向かわせた。暫くすると馬車が数台こちらに向かって来たのが見え、今度こそ助かったのだと皆で涙を流し喜んだ。


その日の夜。補給部隊長のテントに呼ばれ、食事をしながらの報告となった。


「・・・・・そうか・・・生き残ったのは君達だけなのか?」


「右翼の方を気にしている余裕は有りませんでした・・・・・あちらは獣人部隊が多かった筈ですし、運がよければ森や林に身を隠しながら撤退しているかもしれませんが・・・・・此処まで合流出来なかった事から居ても極少数かと・・・・・」


「・・・・・そう・・・だろうな・・・・・何と言う事だ・・・各国の精鋭が成す術もなかったなど陛下に何と報告したら良いと言うのか・・・・・」


「・・・・・その・・・部隊長殿、その役目は私に遣らせて貰えませんか。現状部隊の最高責任者は私ですし、撤退の指示を出したのも私です。あの場で何が起こったのかを陛下に正確に伝える事が出来るのは私だけだと思うのです。それに・・・・・責任を取る者も必要でしょう」


「・・・そ、それは・・・確かにそうかもしれんが、処罰されて死ぬかもしれんのだぞ!それを解っていて送り出せるか!」


「お心遣い有難う御座います。ですが、陛下に捧げたこの身なればこそ適任でしょう。妻と息子には申し訳ないと思いますが、普段より言い聞かせておりますから・・・・・」


「・・・・・解った・・・そこまでの覚悟ならば止めん・・・・・私から陛下に一筆認めて置こう。効果が有るかは解らんがな。疲れただろう今日はもう休むと良い」


「重ね重ね有難う御座います・・・・・ですが・・・眠れないのです・・・・・あの光景が・・・助けを求める兵士達が幻覚となって私を責め続けるのです・・・・・疲れ果てて気絶するまで眠る事などもう出来ないのかも知れません・・・・・では、失礼します」


悲痛な表情を浮かべる部隊長の下を辞去し、疲れ果てるまで周囲の警戒を続け、気絶して倒れる様に眠り悪夢を見て目が覚めた。


翌日からの移動は問題無く進んだ。馬車の台数が増え食料の不安も消えた事と、何より助かったのだと言う安心感から錯乱する者が殆んど居なくなったのが大きかった。


北砦に着き、皆を空いている宿舎に入れて報告をしに北方防衛総隊長に取次ぎを頼んだ。

今日はゆっくり休んで明日の昼前に執務室に来る様にと言われたが、どうせ眠れないのだからと報告書を書き上げ、明け方に机の上に倒れる様に眠った。


翌日、遅めの朝食を取り、総隊長の執務室へ向かった。


「失礼します。王都特別隊副隊長レイル、報告に参りました」


「うむ、ご苦労・・・・・・・酷い顔だな・・・聞いてはいたのだが・・・昨夜も眠れなかったのか?」


「御心遣い感謝いたします。昨夜・・・と言いますか今朝方ですが眠りましたし悪夢を見なかっただけましになりました。では、こちらが報告書になります」


「・・・・・・・・・・はぁ・・・どうした物か・・・・・君はこれを陛下に報告するつもりかね?命令違反に敵前逃亡と取られてもおかしく無いではないか。折角助かった命だ、大事にしたらどうかね」


「ですが、それが真実です。私は魔王の覇気に負けて隊長に背き撤退を呼びかけました。でも・・・それが間違いだったとも思っておりません。幼少よりお育て戴いた恩も返せずにお助けする事も出来ず、遺品すら回収できませんでした・・・・・だから・・・せめて残った者達を自宅へと帰し、責任者として隊長の代わりに陛下へ報告をしなければ為らないのです」


「・・・・・決意は変わらんか・・・まったく真面目すぎる・・・が、だからこそ陛下にも気に入られたと言う訳か・・・あの剣術しか頭に無い男が孤児を引き取ったと聞いた時には耳を疑った物だが・・・・・」


「隊長の事をご存知で?」


「あいつの事を知らん騎士はおらんよ。『剣鬼ハイリアス』と言えば騎士団長に次ぐ実力の持ち主だからな。それに君の事も聞いているよ。何でも奇妙な戦い方をするとか」


「私のは・・・苦肉の策でしかありません。皆より小柄な身体と手先の器用さを生かすしか無かった物ですから・・・・・それで、帰還の許可は戴けるのでしょうか」


「直ぐには無理だな、昨日王都に早馬を送ったので王都の指示を待て。他の者達からも聞き取り調査をしなければ為らんし他国の者も居る。何せ六百人近い数だ、報告書も直ぐには纏まらんだろう」


「そうですか・・・解りました。では知らせを待つ間、何か仕事を戴けませんか」


「・・・はぁ・・・・・気持ちは解らんでもないが、少しは身体を休めたらどうかね・・・と言っても聞かんか・・・・・そうだな、仕事はやれんが訓練場は解放しよう」


「申し訳有りません。ですが今は何もしていない方が辛い物ですから・・・・・それでは失礼します」


王都からの連絡を待つ間は毎日訓練場へ行き唯ひたすら走り続けた・・・・・あの日の悪夢を振り切る様に。


三日もすると噂になり、俺を見て笑う者が出て来たが気にも留めなかった。

更に数日後には幾つかの集団が現れたが、気にせず走り続けていると十人程の集団が進路を塞いで絡んできた。


「なぁあんた敗残兵なんだろ。何時も走ってんのは逃げ足鍛える為ってのは本当かよ?戦うのが嫌なら兵士なんて辞めて畑でも耕してろよ!」


「何でも闘う前に撤退指示出したって言うじゃないか。そんな奴は邪魔でしかねぇんだよ!兵士辞めて実家に帰れよ臆病者が!」


何も知らない奴らを相手をする気にもなれず放って置いたが、聞き捨てなら無い事を言い始めた。


「これが剣鬼の弟子ってんだから奴も大した事無かったんだろうぜ」


「ああ、きっと一撃当てた後は逃げ回ってたに違げぇねぇ!ははははは!」


「・・・・・おい・・・今何て言った・・・・・俺の事を何と言おうと構わん・・・が・・・隊長の・・・あのお方の事を悪く言うのだけは許さん!今直ぐに訂正しろ!」


「あん?やっと口を開いたと思えばそれかよ・・・・・誰が訂正なんかするか馬鹿。お前も剣鬼もにげあグハァ!」


奴が言い終える前に拳を顔面にめり込ませてやると、後ろに吹き飛びそのまま気絶した。

他の者達は呆気に取られ、倒れた男に目を奪われたまま動けなくなっている。


「ハッ!なんだ一撃で終わりか。お前達も口を動かしている暇があったら体を動かせ、鍛え方が足らんぞ」


「不意打ちしておいて偉そうな事いガハッ!」


「口じゃなくて体を動かせと言ったろうが。死んでから卑怯だ何だと言えると思っているのか!」


二人、三人、四人と倒して行くと、他の集団が参戦して来たが訓練場を走り回り各個撃破していく。

回り込まれ囲まれても薄い所を見つけては突破し数を減らして行った。


「見たか!これがお前達が馬鹿にした逃げ足の威力だ!この程度に付いて来れない貴様達が偉そうな事を言うな!我が師『剣鬼ハイリアス』はこの俺なんぞ足元にも及ばぬ偉大な男だ!覚えておけ!」


「そこまでだ!貴様等何をしておるか!レイル、そなたは私と来い!動ける者は怪我人の手当と報告だ!」


忌々しげに俺を睨む兵士達に鼻を鳴らして総隊長の後に付いて執務室に入ると椅子に座らされた。


「・・・・・そなたが色々言われている事は聞いていたが・・・きちんと釘を刺しておくべきだったか・・・・・何か申し開きは有るか」


「何も有りません。そもそも悪い事をしたと思っておりませんから」


「あれだけの事をしておいて自分は悪くないと・・・もっと潔い男だと思っていたのだがな」


「総隊長殿は何か勘違いをしておられる様ですが、戦において相手を打ち倒すのは当然の事では有りませんか。彼らは私に喧嘩を、戦を仕掛けて来てそして敗北した。無論、手加減はしましたし彼らには良い教訓となったのでは?」


「では、謝罪をする気は無いと」


「勿論です。我が師を馬鹿にしたのです。命が有った事に感謝して欲しい位です」


総隊長が呆れた顔をしていると兵士が報告をしに入って来た。


「失礼します。報告に参りました。今回の乱闘参加者四十三名中三十七名が負傷。何れも打撲や擦過傷で骨折などの重傷者はおりません。一番酷い者でも前歯が三本折れた程度となっております」


「・・・そうか、ご苦労。下がって良い。だそうだが、これについて何か言う事は有るか?」


「無礼を承知で申し上げますが、あの程度では魔族はおろかベア系の魔物でも多数の死者が出るでしょう。早急に訓練内容を見直すか、陛下に上申して入れ替えた方が良いかと」


「ハハハ!そう来たか・・・思い上がるなよ若僧が。今回は偶々素手だったに過ぎん。武器を帯びていればお前も無事では済まなかっただろうが」


「総隊長殿、その認識が間違っていると申し上げているのです。戦場で武器を取り落としたとして相手が待ってくれますか?私が師匠から最初に教わった事は素手で戦い生き残る術です。あの程度なら百人居ても結果は同じです」


「ほう、それだけの自信が有ると?」


「自信では有りません、確実に勝てると断言します。但し、武器を帯びて向かって来る以上は手加減はしません」


「・・・・・お前は味方の兵士であっても殺せると言うのか・・・・・・・・」


「何を言っているのです総隊長殿。武器を持って向かって来るのです、味方で無く敵です。違いますか?」


呆れ顔の総隊長に謹慎を言い渡され、与えられた部屋で五日過ごす間に二度の夜襲が有り撃退。殺しはしなかったが、全裸に剥いて目立つ所に吊るしてやった。


謹慎七日目に王都より帰還命令が出たので部隊を連れて王都へと向かった。

ここまで読んで頂き有難う御座います。

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