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しるし2(詩集)

フライドサマーに

作者: さゆみ


僕が唐あげになった日

にわとりはクククと笑った

八月の雨は迷い子

熱闘 きまぐれ

スチームに塗れる僕を

にわとりはケッコウと去っていく


冷房全開、刹那快感

最初だけさ

体調不良、調節不可

僕は哺乳類


ガラスの外にうな垂れた向日葵

フライドサマー

べたっとした唐あげ

ひねくれてしまった自分史

スパイシーじゃない


ガラスの中にうな垂れた僕がいる

フライドサマー

カラッと笑えよ

サクッと泣けよ

ジューシーって叫べよ


僕が唐あげになった日

セカイはワハハと笑った

ガラスの中にうな垂れた僕がいる

フライドサマー

楽しい思い出だってあったよ

ガラスの外のうな垂れた向日葵

種をあげるよ

太陽が手を挙げる

フライドサマー

夏が揚がる

花火が上がる

鳩が飛び上がり

過去からのメール

ズシンと心に落ちて来た

平和ボケしてる場合じゃない

天の声にシャキッとさせられる、八月






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― 新着の感想 ―
[一言] なかなかに面白い詩ですね。 ノリがいいというか、テンポがいいというか。 そういうセンスある詩って、私は好きですよ。
2015/08/03 21:57 退会済み
管理
[一言] 毎日熱いっすよねー。 僕もからっと上がりそうです。 なお、ガリガリなので食べるとこない模様www
2015/08/03 21:38 退会済み
管理
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