第五十六話 芸能界事務所編!!アンの所属するテラリウム事務所とは?
いつも読んでいただきありがとうございます。
今回はアンの所属するテラリウム事務所のお話です。
炎上の裏で、どのように対応が行われているのか。
少し現実的な視点からお楽しみください。
大まかなあらすじ。
アン不眠→
ノイズ家に押しかけて子守唄歌う→
マスコミに見つかる→
炎上→
ノイズは炎上を理解しない→
ノイズスタッフやアンが苦悩する→
今回の話はアンの事務所の対応→
時間が経って解決←この話の次
以上。
アンは炎上只中で所属するテラリウム事務所に呼び出されます。
拾ってくれた社長です。
むげにはできません。
社長はカジリス・ネムリと言う50代男性です。
アンにはカジリスの息子のジャーマがマネージャーをしています。
なぜ息子がマネージャーをしているのかと言うと家庭の事情です。
息子、ジャーマはカジリスの妻でアリガ・ネムリから強烈な教育を受けていました。
母のアリガは夫が自営業で家庭を仕事で顧みないため、一流企業のエリートにするために育てました。
ジャーマは頭は良かったので大学まではアリガの教育は成功したかに見えました。
しかし就職活動でジャーマは挫折を味わいます。
コミュ障で一流企業からの内定が取れなかったのです。
滑り止めの中小企業の内定は母親が勝手に辞退していました。
こうしてジャーマはニートとなってしまったのです。
カジリスが気づいた時はすでに遅し。
カジリスはアリガと離婚。
ジャーマを引き取り自分の事務所で仕事をさせていました。
そこに出てくるのがアンです。
アンはお坊ちゃんなジャーマと正反対ですね。
だからアンは教育係兼しつけ係としてジャーマはマネージャー修行をするのでした。
カジリスはアンがジャーマをこれみよがしにいびっていますが黙認します。
息子の教育のために。
若い時の苦労は買ってでもしろと言うわけです。
さてそんな中で起きた今回の炎上事件。
テラリウム事務所も対応にてんやわんやです。
ジャーマはもちろん頭数に入っていません。
相変わらずアンのパシリでジュースやお菓子を買いに行かされてます。
本題。
カジリス社長はアンに確認します。
「アン、お前ノイズとは何も関係はないんだな?
家に一緒だったと言うことはそんな仲を疑われるとわかっているか?
正直に話してくれ。そうでないと対策が練れない。」
アンは答えます。
「ノイズが出してる釈明動画で言っていることは正しい。
俺とノイズには身体の関係はない。
考えてくれ社長。
俺がもし関係持ったらノイズ転落させるためにまずDNA鑑定で止め刺すって。
あいつは敵だからな。
あっちが俺を友達と勘違いしてもな。
本当に不眠で子守唄を聞いて寝ていただけだ。」
社長はまだ疑っています。
「アン、お前ノイズに惚れてないか?
それなら庇って嘘をついてもおかしくない。
ノイズとはもうそう言う仲じゃないのか?
あくまで確認だが。」
アンは気だるげです。
「まあ、確かにそんな説もありうるわな。
だけど天地神明に誓う。
俺はノイズとは関係はない。
信じてくれとしか言えない。
これで話は終わりか?
ジャーマの面倒は俺はいつまで見させられるんだ?」
カジリスは俯きながら話します。
「わかったその方向で事務所は動こう。
お前たちの関係はないで通す。
ジャーマは社会人として一人前になるまで鍛えてほしい。
頼む。」
アンは苦笑いしながら。
「おー。これは一生達成できないミッション任されちまったな。
ジャーマが社会人として一人前なんて無理だって。
親の目って濁りすぎだろ?
息子としてじゃなくて一人の人材としてみたらこのまま雇ってるか?
なあ、これが答えだよ。
俺は拾ってもらった恩があるからできるだけするが期待するなよ。」
カジリスは直球を投げられて何も言えませんでした。
1ヶ月ほどテラリウム事務所は炎上で忙しかったですが、結局時が過ぎて平常運転に戻りました。
人は本当に飽きっぽい。
ジャーマとアンの関係はどうなるでしょうか?
今回はここまで。
また次回。
第五十七話に続く。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
炎上している時ほど、裏では地道な対応が続いています。
そして結局、時間が解決することも多いのが現実です。
アンとジャーマの関係も、今後どうなるのか見守っていただけたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします。




