第五十一話 バカのいない対談!やっぱり混乱はない方がいい。
こんにちは。荒高まっぽです。
今回は珍しく、ノイズ不在回です。
果たして平和に進むのか。
それとも別の意味でカオスになるのか。
ゆるくお楽しみください。
前回あらすじ。
カロウとイキモは痛い腹の探り合い。
カロウとイキモがそれぞれのぽかろでデュエットソングを出したら中堅ヒット。
対談実現へ。
ノイズはハブられてますが気が付いてなくてトリオを計画していました。
以上。
はい。
やっていきます。
二人は話し合って対談本編はカロウのチャンネルに、未収録集をイキモのチャンネルに出すことで同意しました。
二人とも有能だし、個人でできるのでマネージャーはいません。
対談の場所は相変わらずカロウの離れです。
二人は凝り性なので他のYouTuberの対談動画を見て研究します。
結論から言うと…。
法則性は見出せないのでした。
知名度があれば当たり前に再生数は多いです。
しかしどんな内容にすればヒットするかまではわかりません。
結局肩の力を抜いて自分たちの活動動機を話し合うことにしました。
ノイズみたいな爆弾はいないので。
そこはお互い信頼してました。
問題が一つあります。
司会進行を誰に任せるかです。
二人は人選に頭を悩ませます。
まずオンちゃん。
頭悪いし二人を食うキャラだからダメだね。
シズカ。
忙しいので断られました。
今はパン工場を計画しているらしいです。
イツカ。
第三王女に司会は申し訳ないと…。
そこで意外な人選。
アヤメです。
元聖女なので話慣れてます。
さらにスキル祈りが対談にどう影響するか二人は興味がありました。
二人ともそこそこお金を持っているので相場より高めで頼み込んでみました。
アヤメ。
「僕が男の格好でも良ければいいですよ。台本を読めばいいですね。
え?スキルを使って欲しいと。良いですが対談にどんな効果があるかはわかりませんよ。」
やっと対談スタート。
ーーまずはお二人のYouTube活動動機をお聞かせください。
カロウ 「もちろんこの世に未練があってね。歌で世界征服の夢は変わっていません。聖騎士時代から根底にある考えです。」
イキモ 「私は元々YouTubeにはあまり興味がなかったのですがぽかろ化で生音イキがヒットしましてね。これを使って何かできないかと思って自分の得意な解説動画を上げました。ぽかろは動画内エンディングに使用しています。解説慣れしているので動画は聴きやすいと好評です。」
ーー行き詰まりはありましたか?
カロウ 「特に困難はなかったですね。正直命落とすほど聖騎士よりYouTubeやってればよかったと後悔しています。聖騎士も良かったですがブラックでしたね。自由度はYouTubeが圧倒的です。」
イキモ 「私、本業が三つ、動物病院、孤児院経営、解説で。あと趣味があるんで動画作成が死ぬほど忙しいですね…。
流石に編集は外注しています。YouTubeを軌道に乗せると言う意味の苦労はしていません。」
ーー最後にこれからYouTuberになる人にメッセージを。
カロウ 「うーん。正直これ一本で食べていくのはお勧めしません。私は運が良かったですが属人性が高いのでよっぽど売りがないならYouTuberは自分に子供がいたらなりたいと言っても止めますね。」
イキモ 「先にカロウさんに言われてしまいましたね。将来AIやテクノロジーの発展があるので職選びにYouTuberを選択するのは賢明とは言えません。まず自分に投資して自分を磨く方向性を間違えないことです。で締めます。」
ーーお二人とも今日はありがとうございました。
対談は無事終わりました。
どこの誰とは言いませんがバカが一人いないだけでこれだけ進行に差が出るんですね。
なおアヤメの祈りスキルで対談動画なのにヒーリング効果があって繰り返し見る視聴者が続出。
なんと100万回再生突破。
コメント欄。
「神対談。癒される。」
「謎の中毒性。」
「子供がYouTuberに成りたがっていたのを止められました。ありがとうございます。」
アヤメに司会業の依頼が殺到するのは別の話。
イキモのメイキング動画は潔くカロウとイキモが重なって寝てカロウが起き上がる、幽体離脱一本のショート動画が300万回再生行きました。
子供たちがこぞって真似したらしいです。
しばらく幽体離脱ネタがソウオンワールドで大人にも流行ったとか。
カロウとイキモはまた対談しようと話しています。
イキモの思惑通りカロウとちょっと距離が近づきました。
動画を見たノイズは思います。
(カロウさんに僕も幽体離脱ネタやってもらおう。ネタは擦れば擦るほど良いよね?)
やっぱりハブにされていることには最後まで気が付かないノイズでした。
次回はスキャンダル回予定しています。
お楽しみに。
ではまた次回。
第五十二話に続く。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
やっぱりバカが一人いないだけで、進行ってスムーズになるんですね。
ただし面白さは別問題です。
そしてアヤメ。
思った以上に有能でした。
対談なのにヒーリング動画になるとは作者も予想外です。
なおノイズは相変わらず空気を読まず、
次回はスキャンダル回の予定です。
引き続きよろしくお願いします。




