第四十五話 ノイズにアンチ!?アン・チウマイ爆裂デビュー!
こんにちは、荒高まっぽです。
今回はノイズに初の本格アンチが登場します。
その名もアン・チウマイ。
ノイズなろう世界では珍しく、
「ノイズを疑う人間」が表に出てくる回です。
ただしこの世界、
普通の炎上では終わりません。
アンチ、信者、マスコミ、
そしていつものカオス。
炎上はさらに燃え広がり、
なぜか音楽業界まで巻き込みます。
そしてもちろん、
ノイズ本人はほぼ何も考えていません。
それでは本編をどうぞ。
前回あらすじ。
ぽかぽかロイド通称ぽかろで詐欺事件発生。
ノイズも引っかかりかける。
それを動画で報告したら神様扱い。
詐欺グループもノイズが500万円も払おうとすることに驚愕。
ノイズはいつも通り何も考えていないのであった。
以上。
はい。
始めます。
ノイズを神と崇める緊急動画に一人アンチコメントがありました。
コメント者名、アン・チウマイ・登録者数1万目指す
「俺は知っているぞ。ノイズ計算で偽善やってるだろ?俺がその化けの皮剥いでやるよ。」
アイコンは黒髪ミディアム、ザグ切り所々紫のメッシュの入った紫の瞳の美少女です。
もちろんコメント欄ではアンはリンチ。
「通報しました。」
「逆張り売名はあなたじゃない?」
「すぐコメントを消してください。」
など。
SNSでアンのアカウントも見つかりフルボッコ。
ノイズ信者の今の鬱憤ばらしはアンで持ちきりになりました。
そんな中アンは緊急動画を自身であげます。
ノイズ信者は固唾を飲んで見つめます。
「ノイズ信者のみなさんごきげんよう。アン・チウマイだ。
これから俺がノイズの信者がなぜアホなのか説明していこう。
理由はシンプル。
盲信だからだ。
詐欺未遂もあれは自作自演だ。
三つ根拠を話していくぞ。
一つ
あんな見え見えの詐欺には普通引っかからない。
〜中略〜
納得いただけたかな?
みんなが早く目が覚めることを祈っているぞ。
では諸君さらばだ。」
ノイズ信者たちは怒り心頭。
この動画は拡散されました。
なお突っ込まれるのですがこの動画の挨拶が某有名YouTuberの挨拶に丸パクリでした。
ネタ動画としてアンは扱って欲しかったみたいです。
アンは歌ってみた動画をたくさんあげていました。
夢見るYouTuberでもあったんです。
炎上商法としてとても上手くいきました。
緊急動画をきっかけにストックしてあった歌ってみた動画の再生数が爆あがり。
登録者も3万人いきました。
ノイズ信者は一部アンのファンに転身する者も出てきたので登録者がこの数になったのでした。
アンは元々貧乏な難民の生まれで22歳。
歌ってみた動画も借金100万円作って数々投稿しても芽が出ず。
借金の理由はスタジオを借りたり機材などです。
そんな中いきなり出てきた新星ノイズ。
凄まじい嫉妬で地道にノイズアンチ活動をしながらYouTuberしていたんですね。
やっとアンチ活動に希望が見えました。
SNSの討論やコメント欄バトルで夜が明けることもしばしば。
それでも誰にも相手にされないよりはずっとマシだったのです。
脳汁ドバドバ。
アンはもう歌うことよりアンチ活動が優先に傾いていましたが、歌ってみたが伸びて収益化できたのでまた歌い出しました。
「疑うより、信じてみる。自分の可能性〜。」
アンの歌ってみた動画より。
このバズっている現象にマスコミは見逃しましせん。
「現代の悲劇の象徴アン・チウマイ」
「国家の象徴を敵に回す女、その悲惨な過去」
「なぜノイズ様は逆恨みされたのか?アン・チウマイ、本名、安千歌は何者なのか?」
など。
その売名成功に音楽業界はアンに手を差し伸べました。
メジャーデビューです。
一躍時の人になるアン・チウマイ。
でも本人の実力よりノイズのアンチとして売れるのは皮肉でした。
バズったのとデビューで借金は返したのです。
それを口コミ動画で出したのがイキモでした。
なんとイキモもYouTubeで解説、口コミ動画を上げる活動をしていたのです。
タイトル、アン・チウマイの軌道。みんなの評判20選。
口コミ1
「あいつはただの売名だ。相手にしないに限る。話題にすればするほどあいつは喜ぶ。無視が一番。」
口コミ2
「いやはや、歌ってみた聴いたけどあれは本物だわ。苦労知らずのノイズ様に嫉妬するのは無理はない。」
など。
解説スキルのため滑舌が良くで聴きやすいと評判でした。
エンディングは生音イキのラップです。
「笑うところに地獄あり〜、観察生きがい楽しいよ〜。」
登録者は生音イキの知名度で1万人ほどいました。
実生活の観察の傍らでやっていたので更新頻度は少なめでした。
本気出したら銀の盾が貰えたでしょう。
ちなみにイキモのチャンネルもアンを扱ったらバズりました。
またここにノイズが絡んできてカオスになります。
ノイズはイツカから基本SNSもコメントも禁止されて騒動に実はうずうずしていました。
話が長くなるからまた次回。
第四十六話に続く。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
アン・チウマイというキャラクターは、
ノイズの世界観の中では少し異色の存在です。
努力型の夢追い人であり、
同時に嫉妬と炎上を燃料にして生きる人間。
結果として、
ノイズのアンチとして売れてしまうという
なんとも皮肉な成功を収めました。
ちなみにこの騒動、
まだ終わりません。
むしろここからさらに
ノイズ本人が絡んでくることで
事態はもっとカオスになります。
次回もお楽しみに。
第四十六話に続きます。




