第三十二話 予想外の反響!パン屋は続くよどこまでも
こんにちは。荒高まっぽです。
前回パン屋を建てたら、まさかの即営業展開です。
今回は開店前から想定外の事態に。
ノイズは社会復帰できるのか、それとも社会が振り回されるのか。
ゆるくお楽しみください。
前回のあらすじ。
パン屋のお店を建てました。
以上。
はい。
お店を建ててパン焼いただけではお客さんは来ませんね?
ですからノイズはある仕込みをしました。
ノイちゃんねるでパン屋の告知をしたんです。
それは開店三日前。
「ノイちゃんねる、重要なお知らせ」
3分ほどの短い動画でパン屋の告知一本です。
ノイズはなんとかイツカが出したカンペを棒読みながら読みました。
オンちゃんサポートをつけたのでパン屋告知でも感動して泣ける仕様です。
こんなスキル出すオンちゃん怖いな。
ノイズたちは業務用の強力粉やイーストをまとめて仕入れるため、パン屋向けの卸売業者と契約しました。
近隣の業者から週2回、25kg単位で配達してもらっています。
さらに別業者から牛乳を100ℓ、卵を500個、発酵バター10キロを1日の営業日分を仕入れているので巨大冷蔵庫を買いました。
そうしたら困ったことになりました。
二日前からもう数十人店に人が並んでいます。
ちなみに告知動画の再生数は40万ほど行きました。
熱狂的ファンたちは騒がしいです。
みんなでノイズについて熱く語り合っています。
近くに幸い住宅街ではないため近所迷惑にはならないですが、ノイズ家のみんなは落ち着きません。
シズカは呟きます。
「開店前の設備テストも兼ねて、近隣に迷惑かからないよう朝にこっそり…ってつもりだったんだけど…」
結局プレオープン?と言うことでその人数分食パンを焼いて売ってあげました。
時短で騒音スキルやモクモクの枝数本で成形完了など秘密の技は使いましたが。
工房からのパンの焼ける匂いが家中に充満しています。
そうしたらSNSで即拡散。
またお客様が並んでしまいました。
仕方ないので整理券を印刷してお客さんに渡しました。
今はちょっとすぐにパンは焼けないと言って。
整理券があれば翌日すぐパンを渡せると話しました。
ノイズは困惑してます。
「僕よかれと思ってパン売ってあげたのになんでお客さん増えてるの…?」
真のオーナーシズカもびっくりしています。
「ノイズ様、私ネット関連は疎いですが前倒しで売ったら即話が広がってしまうようですね…。」
整理券のおかげでSNSは落ち着きました。
パンの耳を使ったラスクは、イツカが「余ったものでも、きっと誰かが喜んでくれる」と言って作った。
それだけでは可哀想なので試食用のパンの耳をラスクにしたものを並んだ人に食べてもらいました。
お客さんは言います。
「美味しい。食パン早く買いたいな。家族のみんなで食べるんだ。」
ちょっとお客さん不満は残りましたが仕方ありません。
コンビニではないので並んだら即買えると思われたら困るのです。
前日に配った整理券は約350枚。
「ノイズ様、私たちの食べてるパンにこんなにニーズがあるんですね。」
イツカがノイズに話しかけます。
ノイズは明後日の方向に言います。
「みんな米離れしているのかも。」
その分夜中からパンを仕込んで開店当日。
当日は行列が1キロくらいになりました。
住人みんな駆り出されて(もう幽霊とか精霊とか関係ない)
前日の整理券を持ってない人に当日整理券を渡しました。
午前中だけで500人にはパンを売りました。
午後は住人の疲労を考えて店を閉めることに。
みんな労働らしい労働はしてないのでクタクタです。
月曜日と土曜日を定休日にすることに決めました。
ノイズがキツいからと定休日を提案しました。
週7日やるなら従業員を雇わないといけません。
そこまでの事業ではなく、あくまでノイズの社会復帰のためなんでこれでいいのです。
パン屋が思ったより忙しくなりそうですが、そこは日常編。
またネタがあればパン屋報告します。
次回はカレン個人を掘り下げてそろそろラスト八人目のお嫁さん出す予定です。
では次回。
第三十三話に続く。
まさかの大行列回でした。
正直、作者も「そこまで並ぶ?」と思っています。
でもノイズなので仕方ありません。
パン屋編は日常ネタとしてちょこちょこ挟む予定です。
次回はカレンを掘り下げつつ、いよいよ八人目のお嫁さん候補が動きます。
毎日21時更新、読んでくださって本当にありがとうございます。
ではまた次回。




