第三十話 零とゴマ。姉弟の壁を超えて…。
こんにちは。荒高まっぽです。
ついに零とゴマの回です。
姉弟の壁?
倫理?
ノイズ家にそんなものは最初からありません。
猫の亜人ということで強行突破しておりますが、作者は真顔で書いています。
ゴマが思ったより帝王気質でびっくりしました。
書いている本人が一番驚いています。
今回も頭空っぽでお楽しみください。
前回あらすじ。
零とゴマは果物パーティーであんなことに…。
身内でカップルになっても亜人は問題ないと言う強制解説係イキモ。
ゴマの部屋を訪ねる零。
以上。
部屋で二人きりになる零とゴマ。
この話だけ読んでる人はいるのかな?
念の為二人は猫の亜人の姉弟です。
ゴマはずっと零が女の子として好きでした。
二人は成長してもう20歳くらいになってます。
零は茶色い髪をショートに。
瞳は金色。
美少女です。
ゴマは少年っぽさがありますが黒髪の金色の瞳。
弟ポジションです。
ドアは約束通り開けてあります。
二人はそこそこに話し合います。
零は言います。
「ゴマ、やっぱり私はゴマは弟としか見れないよ。
あの時は果物のせいだからノーカウントで。」
ゴマはずっと考えていました。
賭けに出ることを決めます。
「零、分かった。
じゃあ選んで欲しい。
俺は零だけと関係はしていたわけじゃないんだ。
最近家に来た、カレンさん以外と嫁さん候補とは関係を俺は持ってる。
みんなノイズに申し訳なくて言わないけどな。
嘘かどうかは俺を信じろとしか言えない。
二つ選択肢がある。
聞いてほしい。」
零は弟のプレイボーイぶりにびっくりします。
あの可愛いかった黒猫が…?嘘でしょ?
ちょっと呆然としている零に畳み掛けるゴマ。
「一つ。
零以外とは俺はもう関係しない。
でも零はノイズと関係するのは許すから俺ともそうなってほしい。
二つ。
俺は零を諦める。
でも他の嫁さん候補と関係するのは許して欲しい。
これが俺の提示する選択肢だ。
どっちを選んでも構わない。」
零は絶句します。
弟が大人の階段を登っていると。
零もノイズとはいつの間にかそういう関係になってるのに自分のことは棚に上げています。
10分ほど逡巡しましたがどうしてもどちらも選べません。
ゴマは提案します。
「どうしても決められないみたいだね。
じゃあ、こうしよう。
明日俺が夜、零の部屋を訪ねる。
俺を受け入れるなら鍵を開けて待っていてくれ。
ダメなら鍵を掛けて断って欲しい。
一晩時間をやるからそれで決めよう。
どちらでも俺は零に無理強いはしない。
断られたら二度とモーションはかけない。
姉弟として生きるよ。」
ゴマは迷っている零を見て望みがあると考えます。
断るなら迷うことはないのですから。
見抜かれている零は考え込みます。
ゴマは弟だし…。
でも他の女の人と関係されるのは…。
とりあえず二人は解散しました。
どちらも悶々とした一晩を過ごし、寝付いたのは明け方でした。
翌朝零はノイズには今日一晩相手できないと告げました。
ちょっぴり知能が上がったノイズは尋ねます。
「零ちゃん、悩みがあるの?眠れてる?」
零は慌てて誤魔化しました。
「ちょっとこの前の果物パーティーの副作用かも。
そのうち治るよ。大丈夫。」
ノイズは安心しました。
今更補足。
この屋敷元娼館だったから個人の部屋にバストイレ付きです。
大浴場も一応あります。
補足おわり。
夜。
夕飯後しばらくして。
ゴマは零の部屋の前にいます。
5分はドアノブを回せないで固まっていたでしょうか?
思い切ってドアノブを回しました。
ーー開いた。
ドアを開けて部屋に入るとそこにはベッドに腰掛ける零が。
「ゴマ、選択肢がひどいよ。交渉上手くない?ずるいよ。
弟だと思っていたのに。気づきたく無かったよ。こんな感情。
これは嫉妬だね。ゴマ、あなたを受け入れます。」
ゴマは破顔して零を抱きしめました。
「零、零。もう他の女なんていらない。零がいればいい。」
そして夜はふけていきました。
別の話では嫁さん候補がゴマに振られて泣いたとか泣いてないとか。
ノイズ家はノイズ以外でこのカップルを祝福しました。
ノイズは誰も何も教えないので自分の立場が守られたことを全く知らなかったのでした。
正直零が断っていたらゴマが帝王になってノイズが家を追い出される未来もあったわけです。
めでたし。めでたし。
次回。なんか起きます。
第三十一話に続く。
零、選びました。
ゴマの交渉術、ずるくないですか?
作者は「あ、これ逃げ場ないやつだ」と思いながら書いていました。
ちなみに零が断っていた場合、ノイズ家の勢力図はガチで変わっていました。
危なかったですね。
ノイズは何も知らないまま平和です。
平和なのか?
次回、ちゃんと何か起きます(多分)。
毎日21時更新中です。
読んでくださってありがとうございます。
また次回お会いしましょう。




